千疋屋のマンゴタルト

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マンゴのタルトは、どこのケーキ屋でも売っていますが、たいていは値段高め。
1ピース1000円台なんてのもざらです。
となると、こういうホール(17センチ)は一体いくらしてしまうんでしょう。
(つまり・・・いただきものです)
しかもエメラルトグリーンに薔薇の花の箱からしてもうブランド感一杯・・・そう、これ、「千疋屋」のマンゴタルトなのです。
出来はマンゴに関しては最高、ほんの少しの酸味とそれを上回る濃厚でいてさわやかなマンゴの芳味が本当にてんこ盛り。
味もさることながら、大きく切られ、隙間なく盛られた贅沢感も格別です。
マンゴの下はマンゴ・クリーム、その下にライム味のクリーム、そして一番下がもちろんタルト台。
「千疋屋」のケーキ全体に言えますが、タルト台のようなケーキの基本がやや弱いのは、モンブランの時も感じました。
ま、でもそんなことはどうでも良いでしょう。
うちの奥さん、これを一気に半分(4等分にカットしたのを2ピース)、食べちゃったんですよ。
彼女にしては珍しい・・・「マンゴが本当に美味しい、もう一切れ食べちゃっていい?」と。
「どうぞ、俺は明日までお楽しみは取っとくもんね」。

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