夏休み旅行 (23) 「ハンプトンイン」~メンフィスのホテルは意外に上質

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メンフィス空港からはタクシーで20分弱、運転手は地元の黒人運転手でしたが、運転も丁寧、とても親切な人でした。
ついつい僕らは「南部=荒れている」と考えがちで、実際メンフィスは全米でも犯罪率はそう低いほうではありませんが、僕が接したメンフィスの人達は、白人も黒人も、みんなみんなkind heartedな人ばかりでした。
素朴と言うか・・・。
で、メンフィスでの僕の宿泊ホテルはヒルトン・ファミリーの廉価ホテル「ハンプトン・イン&スイーツ・メンフィス・ビール・ストリート」(Hampton Inn & Suites Memphis – Beale Street)というところ。
ビール・ストリートというのはメンフィス一の、いやアメリカ南部でもニューオーリンズのバーボン・ストリートと並ぶ、音楽中心のエンターテイメント・エリアです。
そこにあるホテルなら、深夜でも安心して南部の音楽に浸れるだろうというところから、ここを選んだのです。
もちろんメンフィスにも沢山のホテルがありますが、高級ホテルは少ないのです。
「ヒルトン・メンフィス」などのもう少し高級めのホテルはビジネス・エリアのほうにありますしね。
値段も「エルビス・ウィーク」の真っ最中のウィークエンドなのにそう高くはありません(165ドル++)。
南部の知らない街で「安かろう悪かろう」のホテルだと心細いなと思っていたら、以外にも・・・だったんですよ。
これも今回の嬉しい誤算の一つでした。

もちろんベルはいませんし、フロントも一人だけ。
部屋への案内もありませんが、すべてがそれなりに充分です。
エレベーターはカードキーで操作しないと動きませんし、セキュリティー対策もまずまずです。
部屋までの廊下の感じは想像以上、これは意外に良いホテルかもしれません。
どこもきれいで、ここは最近のホテルなのでしょうか?
ここの部屋の種類はたったの3つ。
一番上のホテルの写真で言うと、中央の湾曲しているところがスイート、次がバルコニーの付いている部屋、そしてそれ以外の3種類です。
さぁ、僕の部屋は・・・。

あ、意外に部屋、広いですねぇ。
「ハンプトン・イン」らしく、キッチン付きです。
部屋はスイートのようになっています。
ベッドルームもきれい。
ベッドもまずまずの感触です。
ベッドの上の台はベッドの中でコーヒーを飲んだり食事をする時に使います。
家具は質感はないですが、とにかくきれいで傷がありません。
本当にこれは嬉しい誤算です。
テレビも計2台ありますし。

ただ浴槽は浅く、これはアメリカのホテルでは仕方ないことかもしれません。
セイフティー・ボックス完備です。
タオル類も数が置いてあります。
ドライヤーもあります。

キッチン用品はかなり揃っていますよ。
これはヒルトン・メンバーへのアメニティーです。
いかにも廉価ホテルって感じのギフト(笑)で、これも面白かったです。
あ、バルコニーがある・・・。
と言うことはバルコニー・ルームへのアップグレードがあったようです。
上の写真で言うと裏側の部屋、すぐ下がビール・ストリートですので、多少のうるささは夜まで続きます。
でも窓を開けてバルコニーでボーっとしていると、もれ聞こえてくる音楽と街の喧騒は、休暇で来ている人間にはそう苦になるものではありません。

ホテルのロビーです。

南部の豪邸みたいなインテリアです。

「ハンプトン・イン」ですから、宿泊料金に朝食や日中のコーヒー代などは含まれています。

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