奥さんのシンガポール (4) 真夜中の「ムスタファセンター」でカレーを食らう

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今回の奥さん達の「シンガポール女性二人旅」、写真の整理が出来次第のアップなので、いつもの僕の旅行記のように時系列にはなっていません。
そこのところはどうぞお許しを・・・。
で、シンガポールに女性が旅行したのですから、オーチャード通りなどの高級ショッピングセンターでは相当な散財もしたようですが、その辺は僕の興味の範囲外。
なので、僕が「お薦めリスト」に入れておいた「深夜にチープ・ショッピング」の「ムスタファ・センター」潜入記を、ここでは取り上げてみることにします。
出かけたのは日付の変わる頃、宿泊先の「マンダリンオリエンタル・シンガポール」のこんな高級感溢れるタクシー乗り場から、シンガポール唯一の24時間営業の超巨大インド系激安スーパーマーケットまでお出かけ・・・何とも両極端な組み合わせですが、これもシンガポールならではでしょう。

シンガポールはタクシーがいつでも簡単に捕まるので、とても便利。
ただ料金だけは各種の付加料金が付くので、最後の清算まで一体いくらなのか良く分からなかった、それでも日本に比べてとても安かった、取りあえずお釣りはしっかりくれるし、どの運転手もとてもフレンドリー・・・というのが、奥さん達のシンガポールのタクシーに関しての感想。
「ムスタファ・センター」の場所はインド人街の「リトル・インディア」、MRTで行くとすれば「ファーラーパーク」駅が一番近いはずですが、彼女達はもちろんタクシーで・・・。
日付の変わった深夜0時過ぎでも「ムスタファ・センター」に近づくと、人の列、車の列がすごくて、建物の真ん前ではタクシーが停められなかった程だとのこと。
ビルはとにかく巨大、とても写真に収まる感じではない・・・。
それに見るからに自分たちは「異邦人」、そういう意味でもとてもデジカメは出せなかった、とも言っていました。
入口には両替商、大きめの荷物は荷物預けに、手荷物にはパチンと口に封をされている人も・・・彼女達の小さなバッグは何も言われなかったし、何もされなかったそうです。
中は「ドンキホーテ」状態(笑)、入ってすぐの時計売り場から始まって、地下2階から地上4階までもう物、もの、モノ・・・(笑)。
そして館内あらゆる所に人、ひと、ヒトだそうで、オーチャード通りやホテルでは絶対そんなことはありえない人口構成(90%以上がインド系の方?)で、実にディープなシンガポールに最初ドキドキ、でも慣れれば全く何てこともなかった、とも・・・。
スタッフはちゃんと英語も通じるし、多少面倒くさそうらしかったですが、商品探しもしてくれるとか・・・案ずるより産むが易しだったそうです。

1階ではチープなアクセサリーや、この「MEDIMIX」というインドの石鹸などを買い込んだようです。
値段は本当に激安だと・・・。

2階には食料品、もうあまりにもいろいろな種類があって・・・というくらい、ここはすごかったようです。
でも現実にはカレー粉やカレーのレトルト製品が、興味の中心だったと・・・。
あと、いろいろな種類のチャイ。

実は「ムスタファ・センター」は奥に行くと、明らかに新しい建物になって、どうやら新館が建て増しになった構造のよう。
そちらのルーフトップには深夜2時まで営業している「ケバブズ・ン・カレー」(Kebabs’n Curry)というレストランがあると聞いていました。
インド系スーパーの中のインド料理のレストランなら間違いあるまいと、ここも僕の「お薦めリスト」の中に入れておいたので、彼女達、もうずいぶん図々しくなって(笑)、ここにも行ってみたそうです。
冷房の効いたスーパーから行くと、ここはルーフトップなので相当に蒸し暑い、でもカレーのスパイシーな匂いが食欲を刺激して、深夜なのにどうしてもカレーを食べてみたい欲望を抑えきれなかった、と・・・。
でも心配なので(何が?)オーダーは1人前。
バターチキンとガーリック・ナンで9ドルちょっとだったそう。
ホーカーズよりはちょっと高いでしょうか?
でも味は抜群だったそうで、「もっとお腹の空いているときに食べた~い」とのこと。
ただナンの方が焼きたてではなかったようで、タンドールで焼いたふんわりしたものを期待していた彼女達には、こちらはちょっと・・・だったようです。
僕が見る限りこれはナンというよりは、チャパティのように見えますが・・・。
いずれにしても結果的には「とても楽しかった」ミッドナイト・ショッピングだったようです。
やはり友人と2人だから行けた「ムスタファ・センター」、インド系以外の物も多く置いてあって、奥さんのご友人はトルコのロクムなども買っていたとのことです。
タクシーは深夜2時前でもたくさん並んでいて、それも安心。
「マンダリンオリエンタル・シンガポール」でタクシーから降りる時に、この時間でも常駐しているドアマンが思わずベルボーイを呼んだほどの大荷物で帰ったとのことでした。

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