弾丸ハノイ~もうこれ以上は食べられません (7) ハノイの朝、フォーガーマイアイン

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早起きしてしまったshackinbaby。
「ヒルトンハノイオペラ」のエグゼクティブラウンジの朝食を覗き、フルーツだけをちょっと摘まんだ後、ホテルの外に出てみます。

そう、朝の散歩です。

時は日曜日の朝6時過ぎ、きっとウィークデイよりは、バイクも人もまだ少なめなんでしょう。
これならいつもはバイクが一杯でなかなか渡れない通りも(信号のあるところは多くない)、全然大丈夫です。

ホテル前には公園があったり(僕の部屋はこの公園ビューです)、通りには大きな木々が茂り、町の中にも緑がとても豊か。

「ヒルトンハノイオペラ」を出て、ファンチューチン通りを南下していきます。
こんな表示があちこちに・・・。
「PHO」とあるので初めはフォー(麺)の店の看板かと思ってたら(そんな馬鹿な!ですよね)、たぶんこれ、〇〇通りの「通り」という意味なんでしょう。
ベトナム・コロニアルな建物が新旧続きます。
あ、これが第2のヒルトンだ、「ヒルトンガーデンイン・ハノイ」。
「ヒルトンハノイオペラ」から歩いて10分以内です。
僕は今日ここに移るのです。
別にホテルを替えなくても良かったのですが、一つでも多くのヒルトン系ホテルを試したいのと、ここの方が更に値段が安かったというのが、その理由です。
「ガーデンイン」ブランドなのでそれほど期待はしていなかったのですが、どうしてどうしてそこそこきれいそうです。
ハムロン通りに近づいてくると、通りは活気を帯びて、物売りのおばさんたち、そしてそれを買うお客が増えてきます

これは美味しいんですよね、ベビーパイナップル。
オバさんは試食させてくれますが、最高の甘さ、これは芯まで食べられちゃうんです。
あ、そうそう、昔はタクシーの中にパイナップルが置いてあったんですよ(8年前の記憶)。
芳香剤というか消臭剤代わりだったんでしょうね。
でも僕はライチを買いたくて、この小ぶりなパイナップルはパスしちゃったんです。
あぁ、この親切なオバさんから買っておけば良かった・・・。
実は僕はこの後ライチで思いっきりぼられるんです(笑)。

野菜とかいろいろなものが売りに出ています。
でもその近くにこういう店も・・・.
野菜と肉がくっついて売られているのは、僕にはどうしても違和感があります。
フォーの人気店もどんどん出てきます。
「フォーティンボーホー」。

「フォータイランティン」。
フォーボー(牛肉のフォー)の名店です。
ここでも良かったんですが、フォーボーならどうしても他に行きたいところがあったんです。
その名は「フォーザートゥイン」(Pho Gia Truyen)、誰に聞いてもハノイ・ナンバー1の店と・・・。
後でこの店に行こうとこの時は思っていたので、「フォータイランティン」は玄関を見るだけ。
でも、でも・・・午後に「フォーザートゥイン」まで行ったら、もう店仕舞い。
スープがなくなってしまったんだそうです。
これは今回返す返すも残念だったことの1つです。

で、僕が選んだのがここ、「フォーガーマイアイン」。

フォーガー(鶏肉のフォー)のこれまた超有名店で、僕が8年前にフォーを食べ歩いた中で一番美味しいと思った店です。
店は、多分同じ場所ですが、すっかりきれいになってしまっています。

壁に「フォーガー・カフェ」なんて書いてあって、観光客は当たり前、外国人も当り前の店になってしまったのでしょうか。
店員は僕ら非ベトナム人にも慣れていて、フォーを出すとき「チキン・フォー・スープ」というほどです。

味の方はどうでしょうか?

注文後1分でフォーガー登場。
おぉ、見た感じは以前のままです。
時間をかけてとられたであろうスープは、 透明感がありつつも鶏の旨みをたっぷり含んでいて、 スープだけでも十分満足できるほど、フォーもちょうど良い茹で方、口触り。
化学調味料味もしないし、これは昔のままと思いましたね、美味しい!
これはフォー中のフォー、僕の中でのフォーの標準と考えています。

テーブルの上に置かれたライムやチリソース、大蒜などで好みの味に調えれば、これまた最高。
僕はライムをたっぷり過ぎるほど絞るのが好きです。

で、本当に美味しいのはこの細長い棒状の揚げパン、クァイ。
これを入れると、これがまた旨い、クァイもスープも・・・。
良かったぁ、ホテルのラウンジでありきたりの朝食を食べなくて!

ただここのフォーは高いです。
50000ドン(約250円)もします。
揚げパンは1本5000ドン(約25円)のようですが、僕の時はどういう訳か請求されませんでした。
朝の散歩は続きます。
フォーだって2軒目にトライです。

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