思い立ったらすぐパタヤ (20) それなら方針変更、「リンパラピン」へ

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無償でアップグレードしてくれることになった「ヒルトンパタヤ」。
ただ部屋の準備にあと1時間は欲しいと、「それまでラウンジでお休みください」と言われますが、弾丸旅行の僕、1時間だって無駄に出来ません(笑)。
そこで急遽、予定を変更。
すぐに出かけることにしました。
どこに?
前から行きたいと思っていたパタヤ郊外、ジョムティエン・ビーチの南に位置する「リンパラピン」(Rimpa-Lapin、 ???????? ????? ?????)というレストランです。
(日本のサイトでは「リンパラパン」と書く人が多いですが、現地の発音では明らかに「リンパラピンです)

シーニック・バー&レストランと銘打っているだけあって、シー・ビュー、特に夕暮れの景色が素晴らしいというレストラン。

     http://www.rimpa-lapin.com/

オウナーはタイでは名の知られた女優、リンダ・クロス。
もともと、この場所はご家族の土地だったそうで、仕事の合間に度々訪れては「ここにレストランを開きたい」と考えていたと、その思いが叶ったのがこのお店なんだとのことです。
2007年末のオープン以来、タイ・メディアにも頻繁に登場。地元パタヤだけでなくはるばるバンコクからもタイ人富裕層や少数ながらも外国人も来店。
僕はパタヤを訪れるたびにここに来たいと思っていたのですが、とにかく場所がネック、車が絶対要りますし、帰りもタクシーというわけにもいかない場所なんです。
しかも僕の行った週末などは予約不可、first come first serveのポリシーなんだとか・・・。

僕は午後4時20分、部屋の用意にあと1時間かかると言われた時に行くのに時間のかかるこの店のことをとっさに思いうかべ、急きょ当初予定していた行動を変更したのです。
ラウンジのレセプショニストにこの店の予約はやはり無理なのか?これから行って席はあるか?などの電話をしてもらい、車の手配もしてもらいます。
彼女たちの手配は素早く、結局は週末は予約不可、座れるか座れないかは不明という当たり前といえば当たり前、素っ気ないと言えば素っ気ないという店側の対応ではありましたが・・・。
でも僕の感でこの時間からなら一般的なディナーには早いので大丈夫だろうと踏んで、決断です、GO!
僕の荷物は部屋に入れておいてもらうことにして、するともう「下に車が来ております」と・・・。

車といっても、ホテル・カーなら往復で2000バーツ(高い!)、ホテル手配の車チャーターなら往復1000バーツ、町を走っているタクシーなら(最近はパタヤにもタクシーが走り始めています)値段交渉と・・・。
僕はホテル手配の車をお願いしました。
車はまだ新しくとても良い車、女性ドライバーは若い人で、きれいな英語を話します。
パタヤでの移動はビーチロードとかセカンドロードの決まったルートならソンテオで10バーツですが、少し遠くなるとソンテオの乗換えとか多少難しくなりますし、それが嫌だとこういう車チャーターや数少ないタクシー、そうなると値段は急に↑↑なんです。
パタヤ中心部から「リンパラピン」までは実際かなり遠く、往復1000バーツも仕方ないかなって感じです。
(ドライバーの待機時間代も入ってるわけだし)
「リンパラピン」はパタヤを南の方に、ジョムティエン・ビーチを越していきます。
元々行く予定にしていたらパタヤ一のレストラン「ブルーノズ」(Bruno’s)を過ぎ、「パタヤ・フローティン・グマーケット」(Pattaya Floating Market、観光用水上マーケット)も過ぎ、ジョムティエンの巨大コンドミニアムやホテルも過ぎ、30分以上はかかる感じのところです。
駐車場からお店の敷地に入ると正面にレストランの母屋、そして右手には芝生の上にクッションとテーブルを置いた開放感溢れるスペースが・・・。
午後5時過ぎというディナーにはまだ早い時間にもかかわらず店内はほぼ満席、お客が多いときの順番待ち用の待合席と聞いていた野外席もかなりな混みよう。
もうここでのドリンクだけで満足しちゃう人もこの日は、この時間は多いようです。
何という混みよう、もしかしたら座れないかも・・・。
いや、座れたとしても良い席が確保出来ないかも(心配)。

席決めをするマネージャーに必死のアピール。
でも一人で来たのがアピールにもなり、また不利でもあったようです。
テーブルは主に4人掛けなので、どうしてもグループが優先される様子。
「何とかするから・・・」のマネージャーの言葉にほっとして、まずはバーのようになっている席に席を確保、ドリンクを注文し、メニューを見始めます。
スイカのシェイク(75バーツ)。
タイはこれ、どこでも本当に美味しいです。

メインの店内は一段高く、ここに入ると一気に景色が開け、一面の海が目に入ります。
テーブルは全部で200席弱、どのテーブルのどの席にいても海がよ~く見えるように、客席は崖の斜面に段差をつけて設置されていて、どこに座っても死角なく海が見えるようになっています、
デッキへの移動はかなり急な階段、従業人はさっさと上り下りしますが、日も暮れてくるとかなり危なくなります。

まずは英語名でフィッシュドーナッツという、魚のすり身揚げ。
これだけあって200バーツ、ここはお洒落な店にも関わらず、値段はタイ人向け。
そこもこのレストランの嬉しいところです。

味は最高、弾力と旨味充分のすり身に、油っぽ過ぎない揚げ方。
付けだれもタイ~~~です。
この辺りがウェイティング中心の野外席。
僕のテーブルにはこの日のメイン、ロック・ロブスターのグリルが運ばれてきます。


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