思い立ってバンコク (6) アナンタサマーコム宮殿

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バンコクに着いた翌朝は、泊まったホテル「コンラッドバンコク」で朝食。
その後は今回の僕の渡泰の目的の一つである「アナンタサマーコム宮殿」で開かれている「王国の芸術」展を見に行きます。

この交差点、懐かしいです。
今を遡ること20年位前、バンコクをバックパックでほっつき歩いていた頃に、この辺には何度も来たはずです。
ワット・ベンチャマボーピット、ヴィマンメーク宮殿、チトラダー宮殿そしてアナンタサマーコム宮殿。
バンコク観光の初歩的な場所ですが、その後はここに来た覚えがありません。
早速アユタヤ通りをラマV世の像の方に(ここも「ラーチャダムヌン・ノーク通り」と言っても良いのでしょうか?)曲がります。

像の向こうに「アナンタサマーコム宮殿」が見えています。

久しぶりにこの宮殿を見ましたが、その壮麗な美しさは昔の印象のままです。

この宮殿は、1907年、ラーマV世の時代に西洋列強の植民地拡大の圧力の中、タイの国力を誇示するために莫大な金額をかけて建設が始まり、10年近くの歳月をかけてラーマVI世の時代に完成した大理石の建物。

以来ここはタイの歴史上本当に大切な舞台となり、今でも数々の王室行事が催されています。
今回の「王国の芸術」展の入り口はこちらの側から、めちゃ込ではありませんが、地元中学生の団体見学もあり、それなりには人がいます。
入場料は150バーツ。
荷物はすべてロッカー(無料)に預けるシステムで、カメラは厳禁です。
階段を上がって会場に入ると周囲にはタイ・フレイヴァもわずかに感じさせるヴェルサイユ宮殿も真っ青の、それはそれはゴージャスな世界が広がっていました。
その中に展示されているキンキンキラキラの、これはもう実に「タイ」している王座や装飾品の数々や、精巧というしかない木彫品、精緻なタイシルクの絨毯など・・・どれも驚くほど豪華です。
やや展示品の数が少なめかもしれませんが、とにかく目の保養にはなります。
今後行かれる方は月曜日はお休みですので、ご注意を。
さ、ここまで来たのですから、近くも見ていきましょうか。
どこに行こう。
標識に従って、これも見るとしたら20年ぶりになる「ワット・ベンチャマボーピット」にでも行きましょうか。
「大理石寺院」と言われているところです。
ここから歩いて5分くらいなもののはずです。

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