「サイアム・ケンピンスキー・ホテル」の「スラブア」で美しく美味しいモダン・タイ料理を食べた後はホテルに戻り、午後2時チェックアウト。
(スターウッドに年に1回しか泊まらない僕のような平会員でも、レイトチェックアウトは可能でした)
本当に素晴らしいスイートにアップグレード、有難うございました<「セントレジス・バンコク」様。
最高の景色を充分に堪能させていただきました。
チェックアウトをしていると、滞在中親切にしてくれたコンシェルジュも駆けつけてきて、彼の役目ではないでしょうに、1階まで見送りに来てくれます。
こんなに親切なコンシェルジュには滅多に会ったことがありません。
(レストラン予約や買い物を頼んだ時のチップが効いているのかな、そう、この人には買い物まで頼んじゃったんですよ)
午後2時15分、用意されていた例の黒塗りベントレーで次のホテルまで送ってもらいます。
本来なら空港とホテルの往復送迎が僕のパッケージには付いているのですが、残念、僕の行き先は空港ではなくて今回の旅行最後のホテル、スターウッドのポイントで無料で泊まる「アロフト・バンコク・スクンヴィット11」(Aloft Bangkok Sukhumvit 11)へ、です。
スクンヴィットのソイ11奥に新築、12月に(ソフト)オープンしたばかりのこのホテル、この辺りの中規模ホテル同様、本当にビルの谷間という感じのところにニョキっとそびえたっています。
32階建て、全296室と言う陣容のようです。
BTSの「ナナ」駅からソイ11を歩くこと約6分、タイ初の「アロフト」ブランドのスターウッド系ホテル。
向かい側はかの有名な「ベッドサパークラブ」(Bed Supper Club)です。
(「アロフト」と言ってもタクシーの運転手はなかなか分ってくれませんが、「ベッドサパークラブ」と言えば知らぬ運転手はいないという便利な場所にあります)
「アロフト」は「スターウッド・ホテルズ」の各ブランドの中では歴史が浅いですが、3年間ですでにアメリカを中心にもう55軒以上を開業。
日本語サイトでは「お手頃な価格で贅沢なスタイルを」をキーワードとして紹介されていて、ホテル内はポップで現代的なインテリアでまとめられています。
カジュアルな「W」ブランドって感じでしょうか?
値段もタイ人向けのオープニング・レートが2012バーツnetだったのでもお分かりのように、とてもリーズナブルな値段。
僕はスターウッドのポイントを4000ポイント使っての無料宿泊です。
カジュアルなホテルとは言ってもそこはホテル天国のタイ、エントランスには愛想の良い複数のスタッフが控えていて、ゲストの誘導も潤滑に・・・。
英語力もまずまずのスタッフ、あ、そうだ、ここはどういう訳か男性スタッフが多いです。
カジュアルな服装の若いレセプショニスト達も何の失点もない接遇振り。
とてもフランクで明るく、これは予想以上。
結構良いホテルかもしれません、ここ。
全体に「お金をかけていない感」は良く分かりますが、出来たばかりの新しさときれいさですべてを補っています。
クラブ・カルチャーの影響も受けたヒップな雰囲気が、いかにも今のホテルです。
こんなインテリア、いかにもでしょう?
レセプション奥はレストラン。
ここもちょっと一味違う現代的な作り。
「リフューエル」(re:fuel by Aloft)と言う名前で24時間営業、手前はこうしたコンビニ・スタイルのデリになっています。
2階は主に共用スペース、そこからロビーを見下ろすと・・・
こんな感じ。
リラックス用のいろいろなタイプの椅子が置いてありますが、デザイナー・ホテルらしくこんなのも・・・。
2階奥にはバー、「WXYZ」と言う名前のようです。
このいろいろな椅子に夜は主に若者が一杯、バーからの酒を飲んだり、ネットを繋げたり・・・思い思いのスタイルでくつろぐことの出来るスペースです。
バーの酒瓶の置き方なんかも何となく今っぽいですね。
PCコーナーもあります
が、有料です。
このホテル、第一印象は「おっ、悪く無いじゃん」ですが、肝心なのは客室。
さぁ、どんな客室なんでしょう、興味津々です。