サンフランシスコに行ってきました (6) 「マイケル・ミナ」でランチ

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僕のサンフランシスコ報告、これ以降は経時的ではありません。
テーマ別に順番に書いていきます。
まずは「サンフランシスコで食べたもの」です。
その最初に取り上げるのはマイケル・ミナ(Michael Mina)の店、今回の仕事場のすぐそば(エンバカデーロ、カリフォリニア通りに面しています)にあったので、会議の参加者でいわゆる「パワー・ランチ」をここで取りました。

マイケル・ミナ、そう、あのエジプト生まれの天才シェフのレストラン。
ここで気の合った仲間でランチを食べられるなんて・・・さすがグルメも多い集まりというか・・・良く予約が取れたものです。
ただこの店はランチにはバー・カウンターしか使わせません。
それがこの店のスタイルなので、文句はありませんが、6~7人が横にというのは、やや話ずらかったです。

日本料理に多大な影響を受けたマイケル・ミナ、彼なりのスタイルなのでしょう。
これがカウンターです。
(上の写真2枚はディナータイム用のスペース)
マイケル・ミナはまだ42歳、アンドレ・アガシと興した彼のグループ・レストランもサンフランシスコだけで相当数あります。
全国チェーン展開している「バーボン・ステーキ」、「RN74」など、人気の店ばかりです。
彼の名前を一躍有名にしたユニオンスクエアの「ウェスティン・セント・フランシス」の店はもうありませんが・・・(「バーボン・ステーキ」になっちゃいました)。
サンフランシスコ以上に彼の名前に後光がさしているのはラスヴェガスでしょうか。
「MGMグランド」の「ノブヒル・タバーン」(Nobhill Tavern)、「ベラージオ」の「マイケル・ミナ」(Michael Mina Bellagio)(ここは旧「アクア」です)、「アトランティックシティ」にも店がある「シーブルー」(Sea Blue)など、彼をセレブリティ・シェフ(スター・シェフ)と言わずして何と呼びましょう、です。
ここサンフランシスコの「マイケル・ミナ」(Michael Mina San Francisco)のランチは場所柄金融街で働く実入りの良い人たちの情報交換場所、料理的には和食、アジア料理、フレンチの要素が入ったモダンなカリフォルニア料理を出す店です。
フレンドリーなアメリカン・ガールとカウンター越しにジョークを飛ばしながらとるランチ、アラカルトもありますが、ほとんどの人はお昼のコース(テイスティング・コース、US$36++)にしているようです。
僕らもそうしました。

3種類の牡蠣は新鮮さ抜群、さすがサンフランシスコです。
2皿目は鮪のタルタル。
アメリカ人にはまだ珍しい料理らしいですが、ウェイターが手際良く混ぜてトーストの上に乗せてくれるのを一口頬張ると、ミナ(そこにいる皆と「ミナ」をかけています、笑)絶賛の嵐。
「日本人はこんな旨いものをいつも食べているのか?」と。
いつもは食べていませんが・・・時々は・・・(笑)。
スープはポテトとリーク(リーキ)。
それにチーズとプロシュートのホット・サンドが付いています。
これもしみじみ美味しい料理、どれも少量ですがパンが付いているのでボリューム的にもアメリカ人好みです。
次の料理は見るからに和風ですね(笑)。
ロブスターなどのすり身揚げ、串を刺して持ちやすくフンガーフード風にしてあるのも好評でした。
黒いのは海苔です。
今度はいわゆるブイヤベース、薄切りでややカリカリにさせたパン・ド・カンパーニュとアイオリ・ソースが付いています。

これは美味しい、特にシーフードのエキスが十分に出切ったソースが最高でした。
もちろん材料も新鮮で、それによる身のプリプリさも料理の美味しさに輪をかけています。

最後はタイ風の香草・香料でマリネした上質のビーフ。
これがまた日本人には堪らない味、ご飯と一緒に食べても合うような甘辛タレと柔らかい肉でした。
添えているタイ風のサラダも、肉との相性が抜群です。
デザートは2皿。

右がブラウニー、濃厚過ぎるほど濃厚な(笑)チョコレートケーキです。
左がフルーツを乗せたパンナコッタ。
共にちゃんとパティシエのいるレストラン・デザートになっています。
この内容でUS$36は、ドル安の今で考えると、日本の同等のレストランと比べて、恐ろしく割安に感じます。
美味しかったぁ!
ご馳走様でした。

レセプションにいる黒人女性はかなりな美人、愛想も抜群、彼女に気に入られないとディナーは良い席が取れないかも・・・そのくらい人気の店、かつかなりな権力を持つ女性がいました。

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