コロンボ&香港 (19) 「ヒルトン・コロンボ」の朝食

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僕のコロンボ2日目の朝。

前日は「ピンナワラ象の孤児院」、「ペーラーデニヤ植物園」、そして古都「キャンディ」(KANDY)の「ダラダー・マーリガーワ寺院」、通称「仏歯寺」を観光、泊まっている「ヒルトン・コロンボ」に帰ってきたのは午後8時もちょっと前でした。
相変わらず食欲はほとんどなく、気力も本当に乏しかったのですが、それでもホテル近くのコロンボ最新のショッピングモール「オールド・ダッチ・ホスピタル」(OLD DUTCH HOSPITAL)に、その後出かけたりもしました。
ここは元々1656年から1796年まで続いたオランダ統治時代にオランダ・東インド会社の職員の医療を提供するために作られた病院で、そのコロンボに現存する最古の建物をリニューアルしたこのモールには、夜の早いコロンボでは遅い時間まで開いている店が多めでした。
特に気になったのはスリランカ・クラブで有名な蟹専門店「ミニストリー・オブ・クラブ」(MINSTREY OF CRAB)、取り合えず入ってテーブルには付いてみたのですがどうしても食欲が出ず、ドリンクだけで出てきてしまうという恥ずかしい状態。
グルメの皆さんに、スリランカの蟹体験をお話しできずにすみません。
僕自身もがっくりでした。

で、翌日、相変わらず朝方はやや曇りがちの天気でしたが、高層階の部屋の窓からはインド洋の海岸線が一望のもとに見え、その開放的な景色は窓を開けるのが楽しみだったほど・・・。
「ヒルトン・コロンボ」はとても大きなホテル、ドアの裏に貼ってあるホテル地図を見ても、あるいは窓からの景色を見ても分かるように、一般道路を渡り廊下で渡った向こうに広大なスポーツ・センター、屋外プール、テニスコート等があり、別にホテルの客室棟より広いボールルームが有ったりします。

レストランも多数あって、コンテンポラリー・キュイジーヌの「スプーンズ」(SPOONS)、スリランカ料理とシーフードの「カレーリーフ」(CURRY LEAF)、中華の「エンペラーズ・ウォク」(EMPEROR’S WOK)、和食の「ギンザホーセン」(GINZA HOHSEN)、イタリアンの「イルポンテ」(IL PONTE)・・・まだまだあって、そのどれもがコロンボでは一流の店と言われているところばかり。
前日の朝食はラウンジで取ったので、この日の朝食はロビー奥にあるオールデイ・ダイニングの「スパイス」(SPICE)でのフル・バフェにしてみました。

「スパイス」は140~50人は入れる大きなレストラン、一面の大きなガラス窓からたっぷり入る外光が眩しいほど。
雰囲気は明るく、朝食にはうってつけのロケーションと言えます。
出されている料理の種類はかなりなもので、これだけ揃っているのはさすがに高級ホテルのそれ、ラウンジの朝食もまずまずでしたがスケールが全然違います。
ここではブース毎に、インド料理、スリランカ料理、西洋料理など・・・。
やはりここはスリランカ、まず試してみるべきはスリランカ料理の朝食でしょうか。
お椀型のクレープのアーッパ、別名ホッパーや、米粉を練って型から出し蒸したインディ・アーッパ(ストリング・ホッパー)はスリランカの朝食の定番。
これにおかず(カレー)を付けて食べます。
これはキリバット、ミルクライスと言われているもの。
日本の赤飯のように、お目出度い時の朝食によく食べるココナツミルクで炊いたご飯です。
西洋風なものも各種揃っています。
フルーツは美味しく・・・

パンはヒルトン・レシピでほぼ世界共通、前日のキャンディのレストランなどよりずっと美味しいものが揃っています。

料理のメンテナンスもご覧のようにさすが、いつでも超きれいになっています。

これで一体いくらくらいするバフェなのでしょう?
僕はヒルトンのメンバーシップのおかげで無料でここの朝食を頂いていますが、後で見たルームサービスでのアメリカン・ブレックファストは1800ルピー+とありましたから、そのくらいはきっとするのでしょうね
この日はいよいよバワの建築を見て歩く日です。

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