新・サクッと香港 (7) 2度目の朝食@湾仔、檀島珈?餅店で菠蘿飽と鴛鴦茶

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僕の香港弾丸旅行は本当に弾丸で、この日の夜にはもう帰国の途に就く予定です。
夜とはいっても、ま、深夜。
日付の変わった午前1時発のキャセイパシフィック航空CX524便がその便です。
なので香港にいられるのは実質この1日だけ、目いっぱい動き、食べなくちゃぁ(笑)。
宿泊した「ハイアット リージェンシー香港尖沙咀」のエントランスを出ると、目の前すぐにMTRの駅に下りられるN出口があります。

前夜は夜の太子(プリンスエドワーズ)を探索、この日の午前中の街歩きは香港島の湾仔(ワンチャイ)とし、HK$10で海峡を渡ります。
ここでもあちこち歩き回り、写真もいろいろ撮りましたが、相変わらずトピックスといえるようなこともなくフツーの写真ばかりなので、それらは省略。
一休みした湾仔の香港式コーヒーショップというか茶餐庁である「檀島珈?餅店」(ホノルルコーヒーショップ)のことでも詳しく取り上げましょうか。

入り口脇にはテイクアウト用のパン売り場が・・・。
日本のガイドブックにはエッグタルトが有名なんて書いてあるかもしれません。
でも僕はここの菠蘿飽(パイナップルパン)が好きで、テイクアウトでも良かったのですが店の中を見るとあまり混んでいない、確かここはパンだけでも良いはずと、思い切って店の中に入ってみます。

おぉ、僕が前に来た時よりずいぶんきれいになっているじゃないですか。
それでも古き良き香港を思わせる味のあるレトロさはそこかしこに健在でした。
ウェイターなんてみんな60歳以上?って感じ。
それがまた実に香港ぽくハマっているんですよ、ここ。

周囲の香港人たちは数種類用意されているモーニング・セット・メニューから選んでいる人が多いようですが、僕は初心貫徹(笑)、菠蘿飽とドリンクとして鴛鴦茶の温かいのを注文。
僕が思う一番香港らしい朝食セットです。

鴛鴦茶(えんおうちゃ、広東語だと「ユンヨンチャー」)はコーヒーと紅茶を混ぜた飲み物。
無糖練乳がたっぷり入って出てくるので、それに砂糖壺から砂糖をこれまたたっぷり入れます。
コーヒーのヘビーさに、紅茶のさわやかさが混じり、それに練乳、これがまた美味しいんですよ、僕はこれを飲むと香港~~という気分になります。
(マレーシアでも同様のチャムを飲んだのは、クアラルンプールの旅行記で書きました)
香港の菠蘿飽(パイナップルパン)はパイナップルが中に入っているわけではなく、黄色い見た目から付いた名前のよう。
通常さくさくしたクッキー生地としっとりとしたパン生地の2層構造になっています。
玉子、小麦粉、砂糖、ラードを主材料にしたクッキー生地の部分に店の特徴が現れていて、皆さんそれぞれの好みがあるのですが、ここのはサイズが大きめ、パンがふわふわ、それとパンの間にバターが挟んである菠蘿油なところが個人的に好みなのです。

これです、間のパター。

すごく安っぽいバターなのですが、これがまた合っているんですよ。
美味しかったなぁ、この第2の朝食。
鴛鴦茶はHK$20(冷たいのにするとHK$22)、菠蘿油はHK$12でした。

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