「桝一客殿」にチェックイン。
素敵なロビーのチェアでウェルカム・栗和菓子をいただいて、スタッフは僕らを部屋に案内してくれようとしますが、僕らにはどうしても午後4時までに行きたいところがあったのです。
それは同じ「桝一」、「小布施堂」グループの「えんとつ」というカフェ。
そこで午後4時まで出されているという「モンブラン朱雀」というモンブランをぜひ味わいたいと・・・。
この地図を見ても「桝一客殿」から歩いてすぐ、というより広いですが同じ敷地内です。
メタセコイアの大きな木の所を通り・・・
「蔵部」という酒蔵・和食レストランの脇を通り・・・
「天明蔵」辺りもどんどん進んで行くと・・・
この「本宅」のあるところに出ます。
小布施の紅葉は今頃が本番でしょうが、10月下旬でももうきれいに色づいている木々がいくつも見えました。
その横にあるのがこのカフェ「えんとつ」。
本来ならば、今年は16日まで出されていたという栗餡の上に裏ごしした新栗を素麺状に掛けた「栗の点心・朱雀」という超季節限定の栗生菓子を何としてもいただきたかったのですが、日にちがずれてしまい、めちゃくちゃ残念。
http://www.obusedo.com/store/event/2016/suzaku/index.html
そこでセカンド・ベストとして「モンブラン朱雀」というこれも人気の栗スイーツをどうしても、ここでいただきたかったのです。
そのことをチェックイン時に話すと、スタッフが「もしかすると本日はもう売り切れているかもしれません」というではないですか。
何でも営業は午後4時まででも、早い人は開店前から行列、その日用意した個数を終了すると、営業終了時間前でももう入店不可になるんだとか・・・。
落胆する僕らを見て、スタッフはすぐに電話を入れてくれ、「特別に何とかしてくれるそうです」と。
ほっとする僕ら。
店の前には相当前に順番というか予約を取ったらしい人が何人もたむろしています。
そして入口には「本日終了」の札が・・・。
そんな彼らには申し訳なかったのですが、スタッフに一言声をかけると、すぐに席に案内されます。
系列ホテルに泊まっているという特権でしょうか、有難かったです。
カフェの中は外観と違いモダンな感じ。
メニューはただ一つ、「モンブラン朱雀」とドリンクのセットのみ、これで1250円です。
もちろん系列店なので、支払いは部屋付けに出来ます。
あ、運ばれてきました。
僕は長野にいるので気分を出してりんごジュースと一緒に。
かなり大きなサイズのモンブランです。
口に入れると広がる和栗の味が濃くて芳醇、とにかくその栗感が圧倒的で、滑らかさもクリームなどで延ばされた感じではなく、とにかく丁寧に丁寧に裏ごしして作られている気がしました。
美味しい・・・。
奥さんも超同意の様子。
オリジナルの「栗の点心・朱雀」がとにかく栗・栗・栗というスイーツ(多分)なのに対し、このモンブランの方は中にアイスクリームが入っています。
つまりこれはモンブラン・セミフレッド?
その間にはスポンジ、生クリーム、大粒栗、細かい栗も入っていて、これはやはり味的にも量的にも満足出来る栗スイーツですね。
これを並ばないで食べさせてくれたホテルのスタッフ、「えんとつ」のスタッフには大感謝です。
http://www.kyakuden.jp/info/?p=445
参考までに僕らが本当は食べたかった「栗の点心・朱雀」はこんな感じだそう。
(ちなみにいま色々なブログを見ていたら、これを食べるには期間中でも朝から整理券をもらわなくちゃで、GETするには相当な努力がいるようです)