行列は嫌い・・・六厘舎

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僕は最近あまりラーメンを食べませんが、決して嫌いなわけではありません。
数年前にダイエットを決意した時、第一に考え実行したのが「禁ラーメン」だったくらいですから・・・。
で、そんな僕ですから、時々無性にラーメンが食べたくなる(というより「食いたくなる」と言う表現のほうがぴったり?)ことがあります。
そんな時に、近くに人気のラーメン屋があったとしたら?
多少の行列なんで絶対気になりませんよね、すぐ並んじゃいます(笑)。
しかもこの日のように、いつもなら1時間以上並ぶこともあるというのに、行列的に見て15分くらいで入れそうとなると、いくら行列の嫌いな僕でも、もうふらふらと吸い寄せられるように、です(笑)。
ラーメンに1時間も待つ?本当?と思われる方は東京駅の「東京ラーメンストリート」の「六厘舎」の行列を見てみてください。
いつ行っても長蛇の列、皆さん修行僧のように、ただひたすら並んで待っています。
僕は過去2回もあの行列の長さに諦めて帰った経験がありますも。
今日こそは・・・です(笑)。
「六厘舎」は本当に有名ですよね。
最近の東京の人気ラーメン店はというと
「麺屋吉左右」
「TETSU」
「こうかいぼう」
「風雲児」
辺りが思い浮かびますが、おそらくこの「六厘舎」はそれらの店をしのぐ人気ぶりでしょう。
本店は大崎、それも駅から歩きますし、駐車場はなく、路駐も厳禁の場所。
11時半からスープがなくなるまでの数時間という営業しかしていないし、席も12席しかない、しかも総入れ替え制という独特の着席システムもあったりして、本店はもう僕には「幻」でした。
それはどの人にとっても同じらしくて、この東京店が出来るや、本店をしのぐ混雑振りになってしまったのです。
さぁ、前口上はこれで終わり、これが「六厘舎」の名物、「つけめん」です(基本は850円)。

「つけめん」はラーメンとは違って、茹で上げた麺を一度冷水で締めて、麺の「こし」を充分出して、別皿で出されるスープに付けて食べるものです。
ここの「つけめん」の麺は極太麺、ちょっとぷるっとした感じすらする「こし」のある麺。
これに超濃厚な魚介系のスープが絡みます。
もちろん豚骨、鶏がらのような動物系もたっぷりでしょうが、煮干、鯖節、鰹節などの魚系の風味がすごいスープです。
のりの筏の上に鰹節ベースの魚粉がたっぷり盛られて出てくることからも、ここのスープは「魚・サカナ・さかな」しています。
魚介系のスープがあまり好きではない僕は、実はこれがここの「つけめん」のネックかと考えていましたが、食べてみると、これが以外や気にならなくなってくるのです。
それはさすがにこの人気店、麺とスープの相性がとても良いからでしょう。
特に麺は美味しく良く出来ていると思います。
スープもお好きなら、スープ割りと言って、少し柚子の香りの付いた魚出汁で割ってもらって(無料)、飲むことも出来ます。
この店では他に
「あつもり」(冷やした麺をもう一度暖めたもの)
「辛つけ」
「辛あつ」
などのメニューがありますし、
「豚ほぐし」
「味玉」(出汁に漬けた半熟玉子)
などの美味しいトッピングもあります。
個人的には「最高の」ラーメンではありませんでしたが、それでもかなりの満足感はありました。
今度またあまり人が並んでいなければ、別メニューでも再挑戦してみたい気がしました。
ま、僕は行列は嫌い、あと値段が高いラーメンも嫌い(笑)・・・贅沢ですけどね。

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