僕の今回の台北旅行のメイン・エベントは国際線LCCへの初搭乗。
それでも美味しいものが溢れている台北、食べ歩きも外すわけにはいきません。
そこで今回はMRT松江南京駅周辺をあちこち。
まずは「梁記嘉義鶏肉飯」で嘉義名物の鶏肉飯を食べ、まだまだ十分お腹に余裕のある状態で次の店に移動です。
そうそう、その前にMRT(地下鉄)の話を・・・。
はっきりいって値段も安いし、乗り方は分かりやすいし、路線は複雑過ぎないし、表示も漢字が分かる僕らには、とても乗りやすい市内交通機関です。
http://m.metro.taipei/jp/
どの駅にも自動券売機があり、券売機に表示されている番号順で操作すれば、切符は簡単に買えます。
まず、目的地までの運賃を券売機上の運賃表からチェック。
次いで画面にタッチして、購入する切符の金額を指定します。
そしてお金を入れます。
すると黒い丸いプラスチック製のトークン(切符)が出てきます。
これだけ、です。
日本と違って子供料金はなく、身長が115cm以下なら無料とのことです。
もちろん長く台北にいる人は台北観光パスポート、MRT一日乗車券、台北MRT24時間チケット、EASY CARD(悠遊?)などのパスをご検討してください。
僕の乗った台北101駅と松江南京駅の移動(25台湾ドル)では2回MRTを乗換えます。
共にかなり長い連絡通路を歩きますが、表示はしっかりしているので迷うことはありません。
(東門を経由して行けば、1回の乗り換えで、しかも移動距離も短いそうです)
乗るときにはトークンをセンサーにかざし、降りる時は投入口に落とす、一度やればすぐに慣れます。
さて、僕の2軒目のランチの店は松江南京駅の今度は⑦番出口を出たところにある店。
この盤谷銀行(バンコク銀行)が目印のところです。
出口⑦をまっすぐ進み、次の角を右折。
そしてひとつ目の角を左折。
50mほど進むと左手に見えてくるのが、目指す「富覇王豬脚極品餐庁」という店です。
たいていは人だかり、あるいは行列が出来ているので、すぐに分かります。
ここは確かたにともさんにお教えいただいていた店のはず。
創業26年という歴史があり、店名のように豚足の専門店です。
メニューはかなり限られていて、霸王腿扣、霸王腿節、霸王腿蹄といった部位が異なる3種類の豚足がメイン。
それに小菜という形で、爽口筍絲(たけのこを茹でたもの)、潤油豆腐、?青菜(ゆで青菜)、魯肉飯などがあるだけです。
システムは入口のオジさん(オウナー?)に注文し、あるいは渡されるメニュー表に印を入れて、会計を済ませてから、奥の食堂部分に進みます。
(午前11時から店はオープン。店内で食べる時の行列は↑の所に並びます。弁当だけの人は別の列に)
オジさんは日本語の単語もいくつか知っていて、「タクノコ?」とか聞いてくれます。
店内は数年前にリニューアルしたそうで、黒を基調としたチープなモダン・シノワ(?)。
机などはよく拭いてはいるようですが、全体に油っぽかったのも事実です。
僕のオーダーは霸王腿扣、爽口筍絲と白飯。
周囲の人は魯肉飯を頼んでいる人が多かったですが、メインの豚足と味が被ってしまうと思って・・・。
豚足の中でも一番人気という霸王腿扣は豚の太ももの部分と・・・。
なので脂身だけでなく、肉も付いています。
口に入れると、噛まなくてもほろほろ・とろとろした身がとろけ、肉の甘みがじわっと口の中に広がります。
色から分かる通り煮込まれているのは醤油ベースのスープ。
相当濃い味かと思いきや以外にもあっさり、これだけの豚足が一人で食べられてしまいます。
この辺りもこの店の豚足の人気の秘密なんでしょう。
この脂身の白さを見てください!箸でつまむだけで、とろけて落ちてしまいそうなほろほろ加減。
なおこの腿扣という部分は希少部位だそうで、一頭の豚から2斤(1.2㎏)くらいしか取れず、すぐに依売り切れになってしまうのには要注意です。
筍は台湾どこで食べても美味しいですね。
ものすごい数の豚足が次々に捌かれていきます。
↑に見えているのが人気の弁当。
これ目的だけに行列も出来たりしています。
美味しい豚足を食べたい時には、この店は良いです。
皆さんが推薦されるのも理解出来ます。
コラーゲン・マニアの女性もぜひどうぞ。
富覇王豬脚極品餐庁
住所 台北市南京東路二段115巷20号
電話番号 (02)2507-1918
営業時間 11:00~20:00
休業日 日曜、第2・4月曜
クレジットカード 不可
日本語 不可
最後にもう一度MRTの様子を。
すべてが地下ではなくこういう地上を走る部分もあります。
駅もきれいで、清潔なところがほとんどです。
車内の電光掲示板も分かりやすく、タクシーもそれほど高くなく使いやすいですが、地下鉄を乗りこなせるようになると、台北の街を安価に自由自在行き来出来ますね。