那覇で食べたもの (1) あやぐ食堂

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沖縄には「食堂」はたくさんあって、そこは沖縄ローカルの飯どころ、「安い、早い、旨い」の3拍子が揃っていることろが多いです。

僕が行ったのは「あやぐ食堂」という食堂。
この店はゆいレール「首里」駅から歩いて約5分、刺すような厳しい日差しの中では意外に遠く感じます.
交差点の手前まで来ると、もうそこだけ人だかりや人の出入りの激しいこの店が容易に見えてきます。
(看板もあります)

時はちょうど昼時、店内はもちろん満席、それに次々に持ち帰り(弁当?)を注文する人も・・・で、入り口周辺は押し合いへし合い状態。
この辺でぐずぐずしていると、いつまでたっても食事にありつけないので、わずかに空いている席に突撃です(相席御免)。

お茶と水はセルフで。
注文も、とにかく店全体が沸き立つように忙しいので、こちらから大きくアピールしないと・・・。
料理は多岐に渡っていて、日本中どこの食堂にもあるような定番ものから、沖縄らしいものまで。
特筆すべきはその値段です。
何年か前に来た時よりは上がっていますが、ここでは600円も出せば大抵のものが食べられます。
料理は注文さえ通してしまうと、かなり早く出てきます。
僕の注文は「ゆし豆腐定食」。
すごいなあ、このボリューム、これで600円なんですよ。
「ゆし豆腐」の量も丼一杯、それにチキンカツに、鮪の刺身まで付いてます。
「ゆし豆腐」とは沖縄の「おぼろ豆腐」、豆乳ににがりを入れただけで枠に入れて固める前のやわらかいおぼろ状の豆腐のこと。
そのまましょうゆをかけて食べるほか、みそ汁などの具にしたり、沖縄そばにのせたりして食べます。
何故これにしたかというと、店内の張り紙に豆腐は自家製とあったからです。
この「ゆし豆腐」、とにかく優しい味、豆腐も美味しいし、素朴なだし汁もイケてました。
この分量に更に刺身とチキンカツ。
刺身は普通に刺身だし、チキンカツは、ま、チキンカツ(笑)。
その下にはいかにも自家製のマカロニサラダも・・・。
汁の量もあるので、これでお腹いっぱい。
あっという間に食べて、あっという間に「ご馳走さん」。
味もですが、ここは沖縄ローカルの日常の外食が分かる、絶好の店だと思いました。

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