関空は来年4月からオリックスなどの運営に

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新関西国際空港(以下、関空)は関空と伊丹の空港運営権売却の優先交渉権者として、オリックスやフランスの空港運営大手ヴァンシ・エアポート社などからなるコンソーシアムを選定したとのことです。
来年年3月末に運営権を移管し、4月から同コンソーシアムが両空港を運営する見通しで。契約期間は44年間。
この「オリックス・ヴァンシ・エアポートコンソーシアム」にはオリックスとヴァンシ社の他、関西に拠点を置く銀行、建設会社、鉄道会社、インフラ関連企業など30社が名前を連ね、旅行業界からはJTBが参画しているそうです。
運営権の移管後、同コンソーシアムは関空への対価として、44年間にわたり毎年490億円超を支払うほか、収益が1500億円を超過した場合にその3%分を株主に還元可能な資金の一定範囲内で支払うとのこと。
同コンソーシアムは約1兆円の設備投資を予定し、LCCの誘致やホテルの建設などを進めるようです。
ますます使いやすい空港になると良いですね。
ちなみにヴァンシ・エアポート社ですが、フランスの建設大手のヴァンシのグループ会社。
1995年にカンボジアのプノンペン、シェムリアップ空港の運営権を得てから、現在では、フランス・ポルトガル・カンボジア・チリ国内で25空港を運営している空港運営会社の大手です。

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