午後8時に香港到着、午後9時過ぎには「コンラッド香港」にチェックイン、そしてもちろん飲茶です(笑)。
何しろ今回の目的は飲茶ですから・・・。
えっ、飲茶って夜もやってるの?
確かに以前は夜はハッピーバレーの「譽満坊」くらいしかやっていませんでしたが、最近はもっとリーズナブルな値段で深夜まで開いているている店がいくつか出来ています。
そんな中で僕が選んだのは香港にもう数店ある「點點心點心專門店」というところ。
その旺角にある店に、MTR金鐘駅からトラベルパスで旺角駅へ・・・。
トラベルパスはオクトパスカードと同じで、改札機はタッチ式です。
金鐘のある香港島から海峡を渡って九龍まで行くので、MTR料金も高め。
こういう時、使い放題のトラベルパスはお得です。
旺角でMTRを降りて、久しぶりに女人街なども覗いてみましたが、昔以上に観光化されていて、日本人はもう行く必要もない感じです。
庶民の町、旺角はこの時間でもすごい賑わい、むっと来る湿気の中、これが香港だぁ!とばかり旺角のあちこちを歩き回ります。
で、これが通菜街にある「點點心點心專門店」。
店のつくりは超シンプル、広くもないし、でも午後11時というのに香港人で満席。
こんなに人気のある店なら味も値段も〇なはずです。
とにかく混んでいるので相席御免、従業員はほとんど英語を解しません。
でも周りのお客の方が英語に堪能で、何かと僕にアドバイスをしてくれます。
香港人、親切!(有難うございました)
この店のポリシーは「即叫即蒸」、つまり注文を受けてから蒸すというもの、点心はこれでなくちゃです。
だから、出てくるまでちょっと時間がかかります。
注文のシステムは簡単、テーブルに置かれるメニュー表に欲しいものを記入するだけ、お茶は注文しなくてもHK$3でスタッフがいくらでも継ぎ足してくれます。
まず、これが山竹牛肉球(HK$16)。
ま、ミートボールですが、これがうまい。
運んでくるオバちゃんが片手にウスターソースの瓶を持っていて「掛ける?」と目で聞いてきます。
「う・うん」と曖昧にうなずくと、オバちゃん、ソースをドバドバ~ッと・・・。
え、それって掛け過ぎじゃない?
ところがこれが本当に美味しい。
ミートボールのB級な大きさと、実に合う(笑)。
香菜も良い具合に効いてるし、下には湯葉も敷かれています。
次は脆皮鮮蝦腸(HK$26)というもの。
プルプルの腸粉の中に、何と海老フライが!
そのフライがサクサクで、外側との食感の違いも楽しく、これも高級広東料理店のランチ時には出ないタイプの点心。
僕はこういうの好きですね。
そしてデザートには真係菠蘿包($18)という焼き立てのパイナップル・パン。
この店のスペシャリティだそうです。
サクサク・ホクホクの中からはカスタードとパイナップルが・・・。
ま、1人で3個は多過ぎですけどね。
この店深夜2時までやってますし、注文方法も簡単、味も値段も〇、場所も実に分かりやすいところにあるので、お勧めだと思います。