荘士敦道のトラムでほんの少し、金鐘(アドミラルティー)方向に移動します。
叔母様方、初めてのトラムに「狭~い」「景色が下から見るのと違う」「風が気持ち良い」などと、大興奮です(笑)。「
湾仔には古い建物も多く、高層建築の間にこんなお寺もあったりします。
で、目指すのは湾仔の金鐘寄りというか、金鐘の湾仔寄りの「永豊街」。
そこにあるのがこの「?宴 甜・乞」というデザート専門店。
名前からもわかるとおり、予約が取りにくいことで有名な私房菜「?宴」の系列店、つまりあのジャッキー・ユー氏のお店なのです。
モダンで明るいインテリアの中に席が約50、ランチ時なので、スイーツの他にもカジュアルなランチ類がメニューに載っていました。
ここも相当な込み方、マネージャーに頼んで、食べてすぐに出るということで、予約なしで席を作ってもらいました。
ここのスイーツは日本人旅行者が良く食べる香港の伝統的なスイーツでも、マンゴなどのフルーツを沢山使ったスイーツでもありません。
しいて言えば、新しいアイデアのアジアン・スイーツです。
フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポールなどの影響を強く受けています。
だから僕らが思う「香港スイーツ」というイメージのものは出てきません。
僕らのオーダーはデザート・プラッターというもの、この4種盛りでたったの88ドル+です。
見ためにもきれい、そして一つ一つが日本の標準より大きめです。
まずは、バナナ・ムースのブリュレ。
カラメルの部分が最高です!
次もバナナを使ったアイスクリーム。
冷たくても濃厚なバナナが香りたちます。
3つ目は小豆を載せたチーズケーキ。
小豆は甘くなく、全体にヘルシー感たっぷりのデザートです。
最後のが僕の最高の好み。
たぶんこのタピオカはマラッカ産のでしょう、下にはパーム・シュガーで味付けられたココナツ・シロップが張られていて、上から黒蜜をかけていただきます。
色合い的にも本当にきれいで、食べた食感も味も最高でした。
僕と叔母様方、全員で全種類を味見したのですが、このタピオカが一番早くなくなってしまったほどです。
あぁ、全員満腹。
タクシーで金鐘まで出て、あとはMTR、僕のホテル・チェックアウトです。