NRT-ORD-BOS-LGA-JFK-NRT (18) 「サマーシャック」で巨大ロブスター

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僕の今回のアメリカ旅行はボストンがメインと言いながら、シカゴもニューヨークも楽しみたいと欲張ったために、ボストンの実質滞在時間は2日弱と超短いものになってしまいました。
なので一瞬でも無駄にしたくない、そんなスケジュールの中で起こったスーツケース破損事件、当然僕のボストン観光にもそれなりの影響が出てしまいました。
まずは昼飯、その時の空腹具合に応じて「ボストン・ハーバー・ホテル」内の「ローズワーフ・シーグリル」(Rowes Wharf Sea Grill)や「ウェスティン・ボストン・コプレイプレイス」内の「ターナー・フィッシュリーズ」(Turner Fisheries of Boston)のようなボストンらしい高級(シーフード)レストランから、「世界一のサンドイッチ」を売り物にしている「サム・ラグラッサズ」(Sam LaGrassa’s)まで僕の頭の中ではいろいろオプションを用意をしておいたのですが、残念、選択肢は時間の関係でこの「サマーシャック」(Summer Shack)という店しかない状況になってしまいました。

ここは何と位置的に「ヒルトン」のほぼ隣、ホテル・ロビーから歩いて30秒で行けるというシーフード・レストランなのです。
シェフはこの地区のセレブリティ・シェフの一人、ジャスパー・ホワイト(Jasper White)。
評判もそこそこなので、シーフードの街「ボストン」の最初の食事はこの店とならざるをえませんでした。
お腹が空いてない時用と考えていた「サム・ラグラッサズ」は月曜から金曜の11時から15時半までしか営業をしないという店、この日が金曜日だったのでこの日に行かなければ僕のボストン滞在中に食べることは出来ない、実に名残惜しい店。
そこで有名なのがこれです。

ルーマニアン・パストラミ・・・美味しそうですよね。
これを食べた人によるとニューヨークの「カッツ・デリカテッセン」(Katz’s Delicatessen)のパストラミ・サンドより上だったとか・・・食べたかったなぁ(泣)。
じゃ、「サマー・シャック」に戻りましょうか。
ここ、ステーキやパスタなどもメニューにはありますが、基本はバリバリのシーフード・レストラン。
店内には、オイスター・バーや生簀もあります。

雰囲気はちょっと高級めのファミレス、殻入れのバケツが子供が砂遊びで使うような安っぽいものなのがなごめるというか・・・。

まずはオイスターの盛り合わせから。
ウェイトレスに今日のお薦めを聞きながら、2種類でハーフ・ダズンでお願いします。
12種類くらいのオイスターがこの日はあるそうですが、ここはボストン、ボストンらしい「チャタム」(chatham)と「ウェアハム」(wareham)を選んでみました。
共にミーティで後味にかすかな甘さも残る素晴らしいもの、さすがボストン、出だし好調です。
一個2ドルの後半、税込みで3ドルくらいだったでしょうか。
で、メインはやはりロブスター、何と言ってもここはボストンですから。
この店にはシェフの名前を関した「ジャスパーズ・パンローステッド・ロブスター」(Jasper’s pan roasted lobster)というシグネチャー・ディッシュもありますが、まずはスティーム・ロブスターをシンプルにバター・ソースで食べてみたい ・・・それも巨大なやつを(笑)。
実はこの店、そうした僕の希望にはピッタリな店だったのです。
というのはここのロブスターは一番小さいもので1ポンド半という大きさ、僕のオーダーしたミディアムは2ポンドという巨大さなんです。

見てください、このド迫力!
殻付きの重さとはいえ2ポンドって900グラム以上、僕の隣のテーブルのオジさんが食べていた3ポンド(1.4キロ)のやつなんてもう不気味な大きさです。
丸ごと1本付いているトウモロコシの大きさと比べると、そのサイズの信じられない大きさがお分かりでしょう。

ロブスターの味は最高、身の締まり具合といい、甘味の具合といい文句なし。
さすがロブスターのほぼ専門店、最小限の殻の割具合で、実に良く身が出てくるようになっています。
ただあまりにも巨大で、バター・ソースだけでは味が単調になり過ぎ、日本なら3~4種類のいろいろなソースとか付けるところでしょう。

この大きさで$46(約3500円)です。
高いっちゃあ高いですが、こんなの日本で3500円で食べられます?
まずは大満足のうちに、ボストン最初の食事を終えることが出来ました。
腹が満たされれば、次は目の保養。
ホテル近くの「ボストン美術館」に急行の予定です。

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