2泊4日のニューヨーク (2) 成田からニューヨークへ、JL006便

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春休みに入りかけの成田空港は、小さい子供達を連れたご家族が目立ちました。
それも2世代で・・・というのを、随分見かけましたよ。
どの人たちも、旅行に出かけるうれしさ全開の高揚感にあふれた顔をしている気がします。
良いな、こういうの、僕には久しく忘れていた(泣)感情です。

いつものように空き空きのJALファーストクラス・カウンターでチェックイン。
スタッフは、年配のベテランそうな男性陣も含めて、どの人も親切丁寧です。
5Aというバルクヘッド窓際の席をゲットして、両替の後、セキュリティ-・チェック、イミグレと進み、その後はもう恒例のファーストクラス・ラウンジに。
相変わらずここは快適空間でした。
午後10時過ぎのアジア線があらかた出てしまうと、ラウンジは徐々に人の数も少なくなってきます。
例によって、朝食はここで(笑)。

なまじのホテルの朝食より美味しいかもしれません。
スープは「スープストックトーキョー」のですし・・・。
その後はPCでメールなどの最終チェックを・・・そして10分間に短縮されてしまいましたが相変わらずこれを受けると機内が快適なマッサージも・・・。
(10時前の予約は取りにくいですが、11時頃には余裕で予約できます)
3つあるコースの中から、僕はいつも「足」を選んでいます。
マッサージ師は前に何度もやってもらったオニーさんで、お世辞かもしれませんが「お久しぶりです」なんて声を掛けられてしまいました。
今日のニューヨーク行きJAL006便は、11時30分発。
機材は最新のボーイング777-300ER、通称773です。

だから機内にまだ新しさも感じられますし、ビジネス・クラスのシートは「JAL SHELL FLAT NEO」です。
もちろん取れれば最高だったファーストクラスは評判の「JAL SUITE」、僕の席5Aのすぐ前はファースト・クラスですから、うらやましさもダイレクトです(苦笑)。
この日のファーストは満席でした。
JALさん、ニューヨーク線は儲かってまんな(笑)。
で、「JAL SHELL FLAT NEO」の特徴をJALのHPから拝借すると、こんな感じです。
「JAL SUITE」ほどは激的に変わっていませんが、1世代前の「JAL SHELL FLAT」よりいくつかの改善点があり、より快適になっていました。

デザインは「JAL SHELL FLAT」時代からの「包み込むような」シェル・デザイン。
大きめのプライバシー・パーテイションが付きましたので、お隣への配慮も充分です。
完全フル・フラットではありませんが、以前より随分寝やすくなった電動フラット・シート。
センターのコンソールには小物入れも新設されています。

15インチの大型モニターは解像度も良く、迫力ある画面が楽しめます。
が、僕の選んだバルクヘッドの席はモニターがシート内蔵型。
だから、宣伝ほどでもありません。
帰りは足元はやや狭くなりますが、バルクヘッドじゃない席を選ばせてもらいましょう。

でも、人気のバルクヘッド席はさすがに広め、お隣に人がいる窓側にいても、通路に出るのに何の支障もありません。
これは有難いことです。
飛行時間にして12時間を越える長旅、ウェルカム・ドリンクの後は、食事のサービスが始まります。
まずは、ディップとスティック、ガラスのコップ状の容器に入った野菜・ハム・チーズ・オリーブなどのマリネがアミューズとして・・・。
食事は洋食、和食から選べますが、今日は気分で洋食を。
日本発の和食は京都の料亭特製なので、ほとんどの日本人は和食を選ぶそうです。

オードブルには、フォアグラ “トルション” プルーンソース添え、海の幸のお菓子仕立て ビーツのゼリー寄せ、フレッシュサラダ ビネグレットドレッシング添えが。
メイン・ディッシュは、国産牛フィレステーキ トリュフ風味の赤ワインソース添えか、ヒメ鯛の蒸煮リークとポテトのクリームソース添えから選べるので、僕は前者を。
パンは、JALの低温本練り製法のもの。
日系エアラインらしく、機内で炊き立ての魚沼産こしひかりのご飯もいただけます。

ステーキをお箸で、振りかけを振ったご飯で食べるなんて、ちょっと面白かったです。
でも、最近の長距離路線のビジネス・クラスの食事も、ずいぶん簡単になりましたね。
以前はもう少し悪く言えばゴテゴテしていた感じでした。
デザートは最近のJALのスタイルで、バニラアイスクリームとフルーツコンポート・赤ワインベリーのソースを添えて、です。

12時間以上の長旅ですから、2食め以上のメニューも用意されていて、和定食、洋定食のほか、カレー、かた焼きそば、山菜うどん、押し寿司、サンドイッチ、ポタージュ・スープ、サラダ、などのアラカルト・メニューもあります。

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