今回はまだ僕が泊まったホテルのことを書いていませんが、初日はとにかく立地が最高の「ヒルトン・タイムズスクエア」に泊まるました。
到着時間の関係で、通常より早いチェックインを可能にするには、上級会員になっているホテルのほうが我侭がきくからです。
その「ヒルトン・タイムズスクエア」があるのは、7番街と8番街の間の42丁目。
つまりポート・オーソリティーのすぐ近く。
だから、これから紹介する店々のある9番街は、すぐそこなのです。
で、この9番街、今やかつての風俗街がヒップなレストラン街へと大変身していて、食い倒れの街として知られるようになっています。
現地では「HELL’S KITCHEN」なんて呼ばれる地区です。
この辺りをぶらぶらして、美味しそうな店に立ち寄るのは、B級グルマンとしては最高の楽しみです。
超高級店は少ない所ですから。
「チェルシー・マーケット」にも店のある大人気パン屋「AMY’S BREAD」からは人が溢れて行列になっていました。
こちらの店にはイートイン・スペースはないようです。
タイ料理屋も以外に多くて、値段のリーズナブルそうな「YUM YUM BANGKOK」にも入れるのを待っている人が数人並んでいました。
で、僕が選んだのがZAGATでも随分評判になっていた「「ISLAND BURGERS & SHAKES」です。
51丁目と52丁目の間にあります。
う~ん、外見は大衆店。
でも色々な種類のあるバーガー類は大体10ドルから12ドルで、ランチタイムはドリンクが付いて10ドルにディスカウントされていますが、この「ランチタイム・スペシャル」ではこの店のもう一つの「売り」のオールド・ファッションなシェイクが選べないので、僕はバーガーの単品とシェイクで注文です。
チュラスコというチキン・サンドイッチも評価が高いものの、やはりこの店には「お初」ですからね、ここは定番のハンバーガーで行くべきでしょう。
「SHAKE SHACK」で高級とはいえスタンドのハンバーガーを昨日食べたので、今日はハンバーガー屋のハンバーガーを、という訳です。
注文は「バンコク」と言う名前のバーガーを。
何故って、オウナーの一人がタイ人だったからです。
注文するときに簡単なタイ語を混ぜてみると、彼、超びっくり。
その時はどういうわけか僕のタイ語が滑らかで(定型句ばかりを続けたからですが・・・)、彼にめちゃくちゃ気に入られてしまったようで(商売上のお愛想かも?)、半ば押し付けられるようにこのタイ・フレイヴァーのバーガーのオーダーになってしまったのです。
出てきたパテの厚さは2センチくらいはあるのではないかという厚さで、ミディアムで頼むと中が多少赤い良い感じで出ています。
パンが少し固めですが、バーガーとの相性は抜群です。
ピーナッツやタイのチリなどで出来たソースも美味しく、決して異国情緒のハンバーガーではなくて、ちょっといつもと違うフレイヴァーのハンバーガーになっているところが、さすがです。
美味しいハンバーガーだと思いました。
で、このチョコレート・シェイクも相当にアメリカ~~ンで悪くないです。
グラスもオールド・ファッションなものを使っていて、古き良きアメリカのダイナーの味です。
正式にはこれで14.3ドルだそうですが、タイ人のオウナーは僕に10ドル札以外を返してくれながら、ウィンクして「ありがとごぜました」と日本語で・・・(笑)。
僕は思わずワイをして「コップンカップ!」と言ってしまいました(笑)。
ここはどこ、バンコク?(笑)
いえいえ、ニューヨークの9番街ですよぉ。
あ、あとこの店、近所へのバーガー類のデリヴァリーもやっているそうです。