JAL「ファーストクラスラウンジ」でそのサービスをフルに受けながら、搭乗までの時間をゆっくり過ごしました。
僕の乗るJAL879便の搭乗ゲートは91番、サテライト側です。
本館とサテライトを結ぶ連絡通路はもうすぐその仕切りが取れて「くつろぎの大空間」(仮称)となりますが、確か去年その空間の名前を募集してましたよね。
あれはどうなったのでしょう。
もうそろそろ発表なのかな?
この時間、JALは出発便が多いです。
羽田とは大違い。
僕は今回はエコノミ―クラスのチケット。
機材は767-300、カウンターの女性から「なるべくお隣をブロックいたします」といわれた最前列窓側15A、これはラッキーとうきうきしながら搭乗します。
搭乗客は圧倒的に中国の人が多く、日本人は少数派、西洋系の顔立ちの人も意外に多かったです。
さて、搭乗してみると・・・
う~~~ん、残念。
何とお隣15Cと通路を隔てた15Dにはかなりよくしゃべる(しかも大声で)中国人ご夫婦が座るではないですか。
(コードシェアしている中国東方航空の上級メンバーのようで、前の方「ビジネスクラス」に座れないかと中国人FAに軽くごねていました)
ま、こういうのは確約ではないのでしょうがないですけど、期待していたからなぁ(泣)。
エコノミーはほとんどの席が埋まり、ちらほら空席がある程度。
僕のところから見えるビジネスクラスは半分くらいの埋まり方でした。
サービスはJALにしてはかなりあっさり系。
アナウンスなども短め、FAの見回りや声掛けなども少なかったです。
機内食はシーフードドリア、ハムやポテトサラダ、野菜スティック、デザートにはハーゲンダッツのアイスクリーム。
ラウンジで1時間前に寿司をたっぷり食べている僕は、これは一口味見して終了。
ま、そういう味ということです。
お隣は大声で通路越しに延々と話し続けているので、僕はヘッドフォンをして音楽を流し、しばしお休みタイムへ。
上海までの飛行時間は往路は3時間20分ほど、浦東空港到着は午後9時50分(日本との時差は1時間)でした。
天気予報では上海は4~17°位くらいの気温、この時は晴れで7°とのことでしたが、どこかすっきりしない曇りっぽい天気に感じに、日本より湿気があるので、それほど寒いとは思いませんでした。
ジャケットだけだと寒いし、コートを着るとちょっと暑い?
イミグレーションはほとんど待たず、しかも係官の愛想の良いこと、これにはびっくり。
ここ、本当に中国?
僕が「ニーハオ」というと、すぐに「コンバンワ」と日本語で。
しかもすべて作業が終わると、何と「アリガト、shackinbabyサン(本当は本名で)」とまで言ってくれるではないですか。
思わず満足のボタン(一番左)2回押しちゃいました。
これが最近の中国?
この人がたまたまそういう人?
両替は多少の中国元の現金は持ち合わせているので、メインの両替はホテルでするつもり。
(中国ではホテルの両替は極端にレートが悪くないのです)
外に出ると白タクの声もかかりますが、TAXIの文字の方向へ・・・。
ここにもほとんど客がおらず、待ち時間なし。
午後9時50分に着陸し、タクシーには同10時10分には乗れてました。
あの広い空港をこんなに短時間で抜けられるなんて・・・。
もちろん時間帯にもよるんでしょうが。
中国では英語は本当に通じませんから、行き先は必ず中国語名を見せます。
僕の行き先は「上海外灘茂悦大酒店」。
日本語で書けば「ハイアット・オン・ザ・バンド」、英語なら「HYATT ON THE BUND」です。
そう、shojiさんが上海で一番お好きとおっしゃっていたホテル。
上海のタクシーの初乗りは14元(深夜は18元?)、ホテルまでは約45分で、値段は185元でした。
(途中渋滞はなく、この運転手は飛ばす人、通常はもう少し時間かかると思います)
最近は日本円が本当に弱く、海外旅行は僕にとってなかなか値段的に辛いのですが、中国も今は決して安く感じません。
最近1元は約20円なんですよ。
僕の頭はまだ12~13円だったころのままなので、すべてが「高ぇなぁ」の一言。
でも日本で45分もタクシーに乗ったらとてもこんな値段じゃすまないでしょうけどね。
とにかくその後も、頭の中で円に換算してあらゆるところで「高い・高い」を連発の旅ではありましたが、こんな風にして僕の上海弾丸は始まりました。