「バンコク・マリオット・ホテル・スクンビット」の45階、ルーフトップに広がるバー&ラウンジ「オクターブ」に行く予定にしてたところ、あまりに厚い雲、雨もぽつぽつ・・・で急遽中止に。
なので泊まっている「ヒルトン・スクンビット・バンコク」のラウンジやルーフトップのプールサイドで、バンコクの夜を迎えます。
暗闇が迫ってきてもここはバンコク、まだまだプールは無人にはなりません。
周りのビルに明かりが一つ、また一つと点き初めます。
ホテル内もだんだん夜の装いに・・・。
僕の今夜の予定は「メトロポリタン・バンコク」内の「ナーム」(Nahm)レストラン。
去年はアジアのベスト・レストランに選ばれた超人気の高級タイ料理店です。
「オクターブ」の後に行こうと考えていたので、予約は遅めの午後8時半。
ロビーに置いてある誰でも使えるPCで「ナーム」の予約状況を見てみますが、当日どころか、向こう2週間ネット上では空きがありません。
すごい人気のレストランです。
ネットからはリコンファームが出来ないので、ホテル入口に常駐しているコンシェルジュに頼みます。
すぐに電話を入れてくれてリコンファーム出来たのですが、コンシェルジュ氏曰く
「私はこのホテルに1年半勤めていますが、『ナーム』に予約が取れたことは一度もありません」
と。
僕らの会話に通りががった日本人スタッフも
「私ももう何十回もお客様のご希望で電話を入れましたが、一度も予約は取れませんでした」
と。
二人とも
「ぜひ楽しんできてください。そしてどんなレストランだったか教えてくださいね」
とにっこり。
更にコンシェルジュ氏
「どうしたら予約が取れるか教えてください」
とも・・・。
答は簡単、早い時期からネット予約入れておくか、レストランのある「メトロポリタン・バンコク」のスイートに泊まることです。
で、この「ナーム」、予約の時間から15分以上遅れると予約が取り消されるとの噂なので、早めに「ザ・スコータイ・バンコク」、「バニヤンツリー・バンコク」の並びにある「メトロポリタン・バンコク」に向かいます。
「コモ・ホテルズ」に属するこのホテル、ロンドンの「メトロポリタン・ロンドン」や「ザ・ハルキン」、マイアミの「メトロポリタン・マイアミ」、バリの「コモ・シャンバラ・エステート」などの高級ホテルとお仲間です。
ここバンコクは2003年のオープン、オープン時当時一度泊まりましたが、このホテルに来るのはそれ以来。
(当時は「ナーム」はなく、別のレストランが入っていました)
スタイリッシュでお洒落なデザインは、夜の照明にも良く映えます。
(ここから「ナーム」レストランのアウトドア席が少し見えています)
茶、白、黒を基調とした、モダンなデザインのロビーはとても静かでリラックス出来る上質な空間。
大人のホテルって感じです。
スタッフの制服は「コム・デ・ギャルソン」デザイン。
予定より20分ほど前に着いた僕にベルは、「メット・バー」(Met Bar)で食前ドリンクはいかがですか?」と勧めてくれます。
確かに「メット・バー」は良い雰囲気、ただお値段高めなので、肝心の「ナーム」の方も相当お値段張りそうだったので、ここはレストランに直行を・・・(笑)。
ここが有名な「ナーム」のエントランス。