天気は相変わらずどんより雲。
時々雲の切れ目からお日様が顔を出しますが、さほど暑くもなく、また寒くもなく、香港といいマカオといい,冬の旅行はかなり快適です。
「ウィン」を出るとすぐ左にこの風景。
タイパ島に続く橋と、マカオ・タワーです。
噴水のショーもやっていれば,それを横目でにらみながら(笑)・・・地下道に入ります。
地下道をくぐると、もう目の前は古くからマカオにあるカジノ・ホテルの「リスボア」。
その新館に当たる「グランド・リスボア」は、何回見てもビックリするような形と大きさです。
「リスボア」の前には、このような通称ペディキャブが沢山待機しています。
天気が良ければ、これで湾の周りを回ってもらうのも気持ちが良いでしょうね。
マカオのいわゆる繁華街に入っても、中国のほかの都市よりアルファベットの広告が多い気がします。
マカオ観光の中心地「セナド広場」に行く途中、エッグタルトの名店「マーガレット・カフェ・ナタ」に寄ってみます。
でも何とこの日(水曜日)はお休みと!
あぁ、ガックリ(泣)。
仕方がないのでここは明日再挑戦するとして、すぐ近くにあるポルトガル・カフェの「カラベラ」で一休みします。
確か中国名は「金船餅屋」。
いや~、ここはまさにポルトガルっぽいです。
お客も明らかにポルトガル系の人たちばかり、ポルトガル系のマカオ銘菓のセラドゥーラが売り切れだとのことなので、レテ・クレーム(クリーム・ブリュレ)とガラオ(ミルク入りのコーヒー)を注文します。
ポルトガル風と言っても味にそう特徴があるわけではないのですが、甘さもクリーム味も牛乳成分も実に濃厚な気がしました。
お米のプディングのアローシュ・ドースも美味しそうでした。
さ、ここがマカオ観光の中心地「セナド広場」です。
中央に噴水があり、広場を囲むようにコロニアルな建物が立ち並んでいます。
この広場には白とグレーの波模様の石畳が敷き詰められていて、それがパステル色の建物にも良くマッチ、、中国とは違う独特の異国情緒、そう、まさにマカオといった雰囲気をかもし出しています。
この石畳(カルサーダス)はポルトガルのベテラン職人の手によるものだそうです。
僕には中華正月の飾り付けが目障りでした(苦笑)。
セナド広場に立ち並ぶどの建物から見ていきましょうか?
まずは、新馬路をはさんでセナド広場の真向かいにある民政総署に入ってみます(見学無料)。
1700年代の建物で、今でも地方自治局として使われています。
ここのタイル(アズレージョ)使いは本当に素晴らしいです。
マカオっぽいです。
藍色で花のデザイン、マカオのアズレージョの代表的なデザイン・パターンのようです。