56時間の香港・マカオ (15) ザ・ヴェネチアン・マカオ・リゾート・ホテル

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マカオの街歩きから部屋に帰ると、こんなウェルカム・フルーツが。
でもこれ、全く食べることを考えていないフルーツの盛り合わせなんです。
日持ちの良いものだけを取り合わせた観賞用ですな。
僕、こういうの嫌いです(笑)。
形だけのウェルカム・アメニティーなんて要りません。
ゆっくり入浴して、今夜は橋を渡ったコタイ地区にある「ザ・ヴェネチアン・マカオ・リゾート・ホテル」にシルク・ドゥ・ソレイユの公演を見に行くのです。
舞浜で「ZED」やってるじゃないって?
そうなんですけど、マカオのほうが安いかと思って・・・(笑)。
でも大違いでした(爆)。
マカオのシルク・ドゥ・ソレイユの公演は、「ZAIA」という出し物。
日本をたつ2日前にオンラインで決済したのですが、2番目に高い席で(前から4列目。舞台全体を見たいのでもう少し後ろで見たかったのですが、コンピューターで席の配置が指定され、セカンド・チョイスが出来ない仕組みなのです)788パタカ、日本円にして9200円、全然安くありません。
この値段でマカオで人が集まるのでしょうか?
夜目にも豪華、まさに巨大と言ってもいいこのホテルまで、橋を渡って隣の島まで行くのですが、タクシーで約10分、値段は40パタカという近さでした。
エントランスを入るとすぐ右にホテル・アトラクションのレセプションがって、ここで実際のチケットを受け取れます。

ホテルの作りはまさにラスヴェガスの「ザ・ヴェネチアン」とクリソツ。
何もここまで似せなくても・・・(笑)。

「ウィン」に見られた「コケ脅かし」感はここでも大健在で、質感は低いけど至るところとりあえず人をビックリさせるような仕掛けに溢れています。

この回廊もそう。
ラスヴェガスのほうがまだお金がかかっていそうな、何か安っぽい胡散臭さがぬぐえません。

目指すシルク・ドゥ・ソレイユの専用劇場までは・・・歩きます、相当。
ここは「ウィン」より更に更に面積の広いカジノ&ホテルです。

しかも世界最大規模の免税店DFS(DUTY FREE SHOPPERS)も隣接していますし、その先には今のところマカオ一の格を誇るホテル「フォーシーズンズ・マカオ」まであります。
もうメガ・リゾートと言うか、メガ・メガ・リゾートです(笑)。
さて、これが「ZAIA」のエントランスです。
もちろんこれ以降はカメラはご法度。
純粋にショーを楽しむことにします。

専用劇場は実に巨大、でも予想したように客の入りは1/3もありません。
後ろの方はがらがらです。
つまりほとんどの人が、僕の座った2番目に高い席か3番目の席に集中しているのです。
(そして、西洋人の団体が多かったです)
2人のピエロの客いじりから始まって、だんだんと空中ブランドを中心にした舞台一杯に展開されるスピーディーなステージはさすがさすがでした。
昼間目一杯行動したせいでちょっと眠くなる時もありましたが、まずは満足です。
でも今考えてみて、何でマカオまで行ってシルク・ドゥ・ソレイユ?(笑)
ドッグ・レースのほうがマカオっぽくなかった?という反省もあります。
ショーの後はカナル・ショップスというベニスの運河沿いを見立てたショッピング・モールを見てみます。

ここもラスヴェガスと全く同じ作り。
でもやはりラスヴェガスよりハリボテ感が強いです。
モール自体は閑散としていて、店にもあまり人はいませんでした。
これが先週の中国の旧正月時期だったら、大変な騒ぎだったでしょうね。
ラスヴェガスではゴンドリエがカンツォーネなどを声高らかに歌ってイタリア情緒を盛り上げるのですが、ここマカオではどうなのでしょう。
やはりイタリア語で歌うのでしょうか?
そんな変なところに興味があっただけで(笑)、何一つ欲しいものはありませんでした。
この後DFSも覗きましたが、著名ブランドにももう何の感動もなし。
マカオにはあまりにもモノが溢れていて、かえって物欲が沸かないようです。
あと、香港とマカオでは、わずかですがマカオのほうが値段が高い気がしました。
ある値段を良く知っている商品数点で比較した結果です。
この後更に「フォーシーズンズ」をうろつき(ショウ・ルームは「もう夜遅いので・・・」とやんわり断られました)、タクシーでまた僕のホテルへ。
ここのタクシー代をケチりたい人(笑)は、「ザ・ヴェネチアン」から出ている送迎バスでフェリー・ターミナルへ、そこで「ウィン」のバスに乗り換え、これで無料でホテルまで戻れますが、タクシー代の安いマカオではそれは時間の無駄。
早く帰って、今度はカジノじゃ、カジノ!(笑)

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