56時間の香港・マカオ (9) ウィン・マカオ、外観・エントランス・レセプション

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僕がマカオで泊まるのは「ウィン・マカオ」、その黄金に輝く雄姿(笑)です。
2002年でしたか、マカオ政府が、これまでスタンレー・ホーが経営する「Sociedade de Turismo e Diversoes de Macau,S.A.(STDM/澳門旅遊?樂股?有限公司)」が独占してきたギャンブルを含むマカオのカジノ経営権の国際入札を実施したことから、このホテル&カジノは生まれました。
入札の結果、アメリカの「ウィン・リゾーツ(永利渡暇村)」社はオーナーである「ラスベガスを変えた男」と呼ばれるスティーブ・ウィンがプロデュース、ラスベガスにある「ウィン・ラスベガス」のマカオ版として2006年9月にオープンしたカジノ・ホテルです。

もちろんご存知のようにマカオは空前のホテル・ブーム、世界中のホテル・チェーンが次々に巨大なホテルを建築中ですが、このホテルはそれら新設(あるいは新設予定)のホテルに比べて圧倒的に観光に便利な場所に位置しています。
つまりマカオの中心部のAVENIDA DA AMIZADE(友誼大馬路)に位置していて、地下道を抜ければリスボアやグランド・リスボアという巨大ホテル&カジノが目の前、さらに5分歩けばマカオ観光の中心地「セナド広場」・・・というグッド・ロケーションなのです。

ここがエントランス。
ラスベガスの「ウィン」に、外観もこの辺りもとても良く似ていますね。

でも、ここは「普通の」エントランス。
ここは何しろカジノという超格差世界ですからね、ゲストのクラスにあわせて、何通りものエントランスというかチェックイン方法があります。
ちょっとだけ差別化されたい人は、このエントランスの手前に「ウィン・クラブ」という(通常のホテルのエグゼクティブ・フロアみたいなものです)特別なエントランス・レセプションもあります。
ここを使える人はホテル内ではVIP扱いで、正式な特典のほか、どこでも多少の優遇がある、「大目に見てくれる」、対応に笑顔が付く(笑)・・・などの利点(?)もあります。
「ウィン・クラブ」のエントランスのほうには、ロールスロイスの「ファントム」がずらりと並び、それはそれは壮観です。
世界の超高級車は中国へ中国へ・・・でしょうか。
さて、ここが「普通の」エントランスを入ったところのロビー。

う~~ん豪華!と一瞬考えますよね。
奥にカバナが並んだプールも見えて、ゴージャス感をあおります。
でも、このレセプションを見てください。

どうですか?
TOO MUCHじゃありません?
良く見ると置いてある調度品も、そう質が高くありません。
「こけ脅かし」っぽいイメージ(笑)・・・このホテル、この感覚がどうしても最後までぬぐえなかったんです。
マカオに入るとホテル内も含めて、英語能力が極端に落ちます。
香港の高級ホテルでのスピーディーで完璧なチェックイン作業から考えると、恐ろしくまだるっこしいです。
数分のPCとのにらめっこの末、僕のチェックインはここではない・・・と。
案内されたのはこっち、後で聞くとここはVIPラウンジと呼ばれるところだそうです。
(でも何故僕がVIP???)

座りながら、飲み物とクッキーをいただきながらのチェックイン。
超美女軍団の接遇ですが、彼女達がまたとんでもなく英語が下手、やはり香港とマカオは全然違いますね。
マカオ観光のメイン・ターゲットは中華圏の人たちだということを思い知らされます。

部屋へのアテンドは無し。
エレベーター周りも一見豪華です。

でもこの辺り、質感が相当に低いですよね~。
さぁ、次は「ウィン」の客室をご案内します。

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