GWはカンボジア (17) アンコール・ワット

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「ホテル・ドゥラペ」の「メリック・レストラン」でクメール料理のランチ。
その後シヴォタ通りの向かい側のマッサージ屋で30分US$3しかしない足マッサージで足の疲れを取り、更に10分ほど歩いて午後の「アンコールワット・プノンバケン半日ツアー」の集合場所である「アンコール・ホリデー・ホテル」に到着。
時間は午後2時20分、午前中「アンコール・ワット」と「タ・プローム」を丁寧に案内してくれたカンボジア人ガイドが時間通りに再登場、僕は再びミニバスの人となりました。
午前午後通しでツアーに参加した人は、僕が食事とマッサージしている間、(無料のクメール料理)ランチとお土産物屋めぐりだったそうです。
どっちが良いか楽しめるかは人それぞれですが、僕は・・・です。
またもほぼ満員のミニバスに乗ること約20分、恒例の検問の後、ついに「アンコール・ワット」に辿り着くことが出来ました。

ここが創られたのは12世紀の初頭(つまり「アンコール・トム」より前ということです)、ヒンドゥー教三大神のなかのヴィシュヌ神に捧げられたヒンドゥー教の寺院で、創建者のスールヤヴァルマン二世を埋葬した墓も兼ねている所です。
僕らのように車で行くと実感しにくいですが、空からの写真を見ると、本当に密林の中に忽然と現れるといった感じの大寺院です。
観光客が入場する西参道にはシンハ(獅子)やナーガ(蛇)の像が・・・。
そしてその向こうに「アンコール・ワット」の周壁(南北約1300メートル、東西は約1500メートルと・・・)が見えています。

時間は午後2時半過ぎ、シェムリアップのこの時間の暑さには容赦がありません。
本当に暑い、太陽はギラギラしています。
ところでこの「アンコール・ワット」の正面は西を向いているので、午前中は超逆光。
つまりとてもこんな写真は撮れないんだそうです。
(皆、真っ黒な写真になってしまう?)
だから、たいていのアンコール遺跡観光は、午前中が「アンコール・トム」、「アンコール・トム」は午後からということになっていると聞きました。
午前中の「アンコール・トム」ほどの混雑はありませんが、どこにカメラを向けても、絶対人が映り込んでしまいます。

ここが西塔門。

中に入ると・・・修復されたヴィシュヌ神。

そして薄暗い西塔門を抜けると・・・

眩しいばかりの日の光の中に三重の回廊で囲まれ、両脇に副祠堂を従えた「アンコール・ワット」の中央伽藍がついにその姿を現します。
この写真だけは、ちゃんとしたものを撮りたかった・・・。
でも駄目、失敗(泣)。
狭いところに人が多すぎて、皆、写真を撮りたがって停まるので、収拾がつかない・・・押し合いへし合いでやっと撮った写真。
フォトフレームに入れたような、ちゃんとシンメトリーな写真を撮りたかった・・・こんな人の多い時に来た僕が悪いんだけどね、残念。
でも、僕の心の目にはしっかり焼き付けましたよ、この姿。

壁面に浮かび上がるレリーフは、西塔門を入ってすぐの南側からもう傑作揃いです。

何百年も時を経ているとは思えない微笑みを浮かべるデバター(女神)達・・・もうここからちょっと感動かもしれません。
左右に経蔵を見ながら中央祠堂まで参道を進みます。
このナーガ(蛇)は船を表しているんだそうです。
だいぶ近づいてきました。
でも何だ、この緑のシート。
見たくないものが目に入ってしまった(泣)。
修復中ということでしょうが、無粋な色のシートですね、これ。
参道の両側に位置する聖池に沿って、少し左側に回り込んでみましょうか。
記念撮影用の馬も木陰にいました。
聖池に写る「アンコール・ワット」も素敵です。
もっと寄ってみましょう。
何度も言いますが、緑のシートが何とも余計です。
同じような写真をもう一回。
さぁ、それでは第一回廊から見せてもらいましょう。

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