パリ・ビギナーズ・ノート (10) ホテルの周りを日が暮れるまで、ただひたすら、足が疲れても・・・

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日が沈んでからも、ホテルの周囲、徒歩20分以内位のところを、「地球の歩き方」片手に、まだまだ歩き回ります。
一部実際に歩いた順番とは違うかもしれませんが・・・。
「ルーヴル美術館」の見学は明日にするとして、ガラスのピラミッドの中にだけは入ってみました。
新旧の対比がすごいです。
良くこんな思い切った設計にしたものですね。

ライトアップも上手、夜のパリも相当に良さそうです。
(期待に胸わくわく・・・超お上りさん気分、笑)

でももう足も相当疲れてきて・・・。
何気ない食料品屋にも心惹かれますが、まだまだ行きたいところが・・・「パレ・ガルニエ」(オペラ座)にも行きたいし、「マドレーヌ広場」も未だだった・・・。
(足、痛いよ~、笑)
途中で出くわしたパリの「マクドナルド」。
ここは何と石作りの古い建物の中での店でした。
色合いも抑えていて、日本の「マクドナルド」とは全然違う印象・・・でも売っている商品は世界共通なんでしょうけどね。

で、やっと着きました。
「パレ・ガルニエ」です。
う~~ん、やっぱり壮麗な建物・・・歌舞伎座よりすごい(笑)。
通りがかりのショコラティエの店頭ディスプレイ。
「ジャン・ポール・エヴァン」の店だったでしょうか・・・詳しくは忘れちゃいました(すみません)。
日本と同じで、とても季節をあらわしたディスプレイです。
まず、復活祭に向けての「玉子」のショコラでしょう。
それから、魚にもご注目を。
これは「ポワソン・ダブリル」(4月の魚)というものらしくて、4月1日(エイプリル・フール)用なんだそうです。
何でもフランスでは、この日、子供達が魚の形に切った紙切れを他人の背中にこっそり貼り付けるという風習があるそうで、それにちなんだショコラとのことです。
これは確か「ホテル・レジナ」のところにあった像です。

何が何だか良く分かりませんが、こういう物にやたら出くわします。
さすが歴史都市です。
歩きに歩いて3時間、ホテルに着いた頃には足の疲労もピークに・・・普段の運動不足がバレバレです(笑)。
部屋はもうターンダウンが済み、夜の化粧が施されています。
夜になってますますライティングの妙が冴え渡ります。

枕元のエヴィアンは瓶詰めでした。
ほんの数歩分でも床暖房が嬉しいし、大きくはないけど充分くつろげる風呂にゆっくりつかると、また元気が出てくるから不思議です。

部屋にはコンシェルジュからの手紙が入っていて、今晩のブルースのライブ・コンサートの件が詳しく書かれていました。
とりあえず僕の名前で予約を入れてあるとのこと・・・えっ、ブルースなんか聞くのに予約が要るの?
ま、とりあえず優秀なコンシェルジュがしてくれたことですから、それがパリの流儀なのでしょう、従うしかありません。
でも、本当に彼らは優秀で、素晴らしい仕事をしてくれます。
(それは、後でそのクラブに行ってみて分かりました)
で、そのライブは午後10時半ごろから深夜2時ごろまで数回繰り返されるという情報なので、まだまだ充分過ぎるほど時間があります・・・風呂の後はどうしよう・・・お腹は一杯だし・・・。
風呂に入りながら、頭を働かせます(笑)。
そうだ、ライブを見に行く前に、パリ観光の基本中の基本、凱旋門とエッフェル塔を真近で見なくちゃ・・・よし、市バスに乗ってみよう・・・確か42番のバスが「パレ・ガルニエ」、「シャンゼリゼ」そして「エッフェル塔」を見るのに最適な「シャン・ド・マルス公園」というルートだったはず・・・バスに乗って、夜の市内観光(?)をしてしまおうと考えたのです。
(相変わらず節約家の僕です、笑)
そのバスは凱旋門は通らないですが、ブルースのライブのクラブがその近くらしい・・・じゃ、夜の凱旋門はその時に見れば良いや・・・取り合えず頭の中だけでは、どんどん計画が膨らんでいきます(笑)。
果たして実行できるでしょうか・・・ということで、次に続きます(笑)。

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