MEGさんの「ヒルトンモリノスタッキーヴェネツィア」

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このブログに良くいらしていただけるMEGさんはヴェネツィアからお帰りになったばかりとのこと。
実は僕はまだヴェネツィアに行ったことがないので、MEGさんにヴェネツィアのホテルについていろいろお尋ねしたところ、僕がヴェネツィアに行ったら絶対に泊まるであろう「ヒルトン・モリノスタッキー・ヴェネツィア」(理由は「ヒルトン」だから・・・笑)にMEGさんもご宿泊とのこと、お忙しい中、このホテルについていろいろな情報を教えていただきました。
撮ってこられたお写真も素敵なので、MEGさんのご賛同を得て、ここに掲載をさせていただきます。
皆様の参考になるとうれしいです。
キャプションはMEGさんによるもの、その一部を僕が編集・切り貼りしてあります。


まず「ヒルトン・モリノスタッキー・ヴェネツィア」はご存じのように場所が(中心地から)離れています。
ジューデッカ島のカフェやレストランは、船着き場(palanca)周辺に少しあるくらいで全般的に静かな住宅街でした。
ヒルトン専用の黄色い船が、ヒルトンの対岸、造船所のあるザッテレに30分に1本、サンマルコのもう少し向こう側にあるサンザッカリアには、ザッテレ経由で1時間に1本のペースで出ています。
モリノスタッキーのHPから時刻表がダウンロードできます。
私たちの滞在中は満室のようでしたが、乗れないことはありませんでした。
深夜まで運行していますので、ゆっくり夜も楽しめます。


空港からはアリラグーナ社のブルーラインが、あちこち経由しながらではありますがヒルトンに直接つけてくれますので便利でした。
HPから事前に購入するとチケットは少々安くなります。
が、到着ロビーから船乗り場までが徒歩10分ほどありあれはどうにかならないのかと。。。
船は30分に1本くらいなのに、待合所は狭くてスーツケースを持った人で大混雑してました。
しかも桟橋ではなく、フロートなので揺れる揺れる。
乗り物酔いしやすい人は要注意かもしれません。
係の人による整列も何もないので、我先に乗り込む人であふれ、お子さん連れの方は大変そうでしたわ。
値段は高いけど、やはりタクシーかホテルからの送迎がよさそうです。

製粉工場をそのままホテルにしただけあって、中は迷宮のようなつくりです。
何棟にも別れた構造なのに、案内板が不親切で迷ってしまって。。。
巨大すぎて、増築に増築を重ねた日本の観光ホテルみたいになっちゃってました。
建物の木の梁をそのまま生かしたり、壁紙を貼るのでなく、手作業で塗られた壁など随所にお金はかかっているのですが。。。


黙っていても観光客が押し寄せるベネツィアですから、お値段が高いのは仕方ないとしても、フロントの人は、いささかホスピタリティに欠ける気がします。
夏季期間は正規のラウンジをクローズさせていますが、チェックイン時にはその案内もなくて、ラウンジを探し回るはめになったり、お部屋にたどり着けなくて「B棟に行けないんだけど」とフロントに帰ってきた時も、案内は一切なく、「行けば分かるから」の一点張りでした。
ふたたび4階にあがり、エレベーター前で途方にくれていましたら、たまたま通りかかったハウスキーピングのおばさまが親切に助けて下さって。
お部屋に入っても、娘のエキストラベッドが入っていないのを見るやいなや、すぐに電話して手配して下さったり。
コンシェルジェさんも、レストランの方も親切でしたので、フロントだけの問題なのでしょうかしら。
ただ、モリノスタッキーの朝ご飯はかなりよかったです。
ハム類とチーズの種類の品揃えは、今まで見たことがないほど素晴らしいです!
主人も娘も、朝からプロシュートを山のように平らげてましたもん。
私はフレッシュなモッツアレラがこの上なく気に入りました。
バルサミコやオリーブオイルも添えてあるので、いくらでも入る感じ。
空輸しないとここまで美味しい。
新鮮なチーズは現地で一番の楽しみですね~。

ラウンジですが、上から4枚目の写真がフロントからラウンジ方向を見たところ。
右奥の一部が区切って、宿泊者用の夏季限定ラウンジにしてあります。
入口は低い柵があって、カードキーを入れて入る仕組みでした。
運河を見渡せる窓に面しているのはいいですが、ケーキとナッツ、チーズ、オリーブがほんの少々。
昼間でもビールとワインは飲めます。アルコール類も冷蔵庫から出してのセルフサービスなのはいいとしても、使用済みの食器類もテーブルに乗ったままで、片づけも滞っているようでした。
ラウンジに常駐の方がいないのです。あまりくつろげる感じではありませんでした。

次にベネツィアに滞在する時は、モリノスタッキーはもう泊まらないねと主人と話してました。
あまり出かけず、ホテル滞在で過ごす方にはいいのでしょうが、街に繰り出してがんがん歩きたい私たちには、いささか不便だったかもです。
船を逃すと、次は1時間後ですから、結構行動に制限が出てしまって。

どうですか、皆様。
実際に最近泊まられてきた方のレポートだけに、とてもホテルとホテルを取り巻く状況が良く分かる情報提供ですよね。
無理なことをお願いして本当に失礼いたしました。
そして、本当に有難うございました、MEGさん。
とても参考になりました、心から感謝しています。
MEGさんは「もう泊まらないね」とお書きになられたこの「ヒルトン・モリノスタッキー・ヴェネツィア」、それでも僕はここに泊まってしまうかもしれません。
(これって「ヒルトン愛」?笑)
ここの写真はすべてMEGさん撮影によるものです、コピーはご容赦ください。

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