GW香港・三亜旅行 (50) 香港最後の食事は「九龍廳」(カオルン・タン)で

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もう香港のことはだいぶ書きました、旅行最終日に付いては少し端折りましょう。
この日は「ザ・リッツカールトン香港」を午後2時に(レイト)チェックアウト、午後4時15分発の羽田行きのキャセイパシフィック航空CX542便に乗る予定。
遅めのランチまではホテルのリムジンを自由に使って、近場をあちこち・・・この辺は本当に省略で良いでしょう。
で、ランチ、今回の旅行での最後の食事になります(除く、機内食)。
昨夜はあまりお腹が空かず、たいしたものを食べていないので、今日こそは香港らしいものを・・・どこで何を食べよう。
この辺りはもうレストランの林立、カジュアルな店から高級店までより取り見取りです。
そこで「はっ」と思いついたのが、この店の支店。
これは香港島はセントラル(中環)にある「アイランド・タン」(港島廳)。
お馴染み「上海灘」グループのレストランですが、その九龍店が確かホテル直結のショッピングモール「エレメンツ」のルーフトップ階(R階)にあったはずです。
こちらの名前は「カオルン・タン」(九龍廳)。

「上海灘」は1990年代に香港の実業家であるデヴィッド・タン氏が設立した1930年代の上海租界をイメージした服、バッグ、フレグランスなどのブランド。
現在は「カルティエ」などの高級ブランドを中心としたブランド・コングロマリットである「リシュモン・グループ」傘下となって、こうしたインテリアを重視した高級レストランもオープンさせています。
「港島廳」よりわずかにモダンさが加わった感じ、上品なチャイニーズ・コロニアルにまとめられた店内は快適そのもの。
客層もお金持ち風な人が多いですが、そこは香港、服装などは至ってカジュアルで大丈夫なようです。

店内サービスは高級店のそれ、どのスタッフとも英語で充分意思疎通出来ます。
使われている食器、茶器、カトラリーなどもスタイリッシュなもの。
辛さの効いた突き出しの後は、香港でのランチと言うことで点心のセクションからお馴染みの「蜂巣芋角」を・・・。
タロイモのコロッケです。

これが素晴らしい出来、この衣のサクサク感は最高。
店によって中身は肉だったり海老だったり入っている野菜も色々ですが、ここの「蜂巣芋角」は僕のパーソナル・ベストかもです。
次は最近一部のホテルではメニューから消えているふかひれを・・・。
出来は良好、ふかひれの下処理が丁寧なのと、その上湯の美味しいこと。

ふかひれの姿煮風スープのfine exampleとでもいうべき一皿でした。
僕はこれでもうお腹一杯になってしまったので、最後の一皿はキャンセル。
お茶代、サービス料・税金も含めてすべてでちょうどHK$1000位でした。
安くはないですが、たまにはこれくらい良いでしょう(笑)。
さぁ、ホテルもそろそろチェックアウトです。

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