快晴のシカゴの街を、B級グルメを中心にうろつきまわるshackinbabyです。
前回も書いた「オンタリオ・ストリート」と「ウェルズ・ストリート」(N. Wells Street)の交差点付近に集まる沢山の名店、もう一度見てみましょうか。
まずは50~60年代風なインテリアとウェイターやウェイトレスのショーでお馴染みの「エド・ディビヴィックス」。
シカゴを代表するBBQリブの「カーソンズ」。
ここのレポートは2007年10月15日のここをご覧ください。
で、この日は残るシカゴの名店中の名店、地元民には「ジョルダーノズ」(Giordano’s)をしのぐ人気の「ジノス・イースト」(Gino’s East)というピザ屋に挑戦です。
え~~、1日に2回ピザ?(笑)。
それはそうなんですが、この時はもちろんそのほとんどをテイクアウトするつもりでの入店です。
いくら大食漢の僕だって・・・です。
さ、これがドア・・・でもこれ、中を透かして見ると、一見落書きだらけの廃墟のようで、人の姿が見えないとなかなかに入りづらい入口なんです。
内部は何ともすごいデザイン、独特のグラフィティ・スタイルですべてが覆い尽くされています。
徹底してます。
他にこんなデザインの店を、僕は見たことありません。
ここが「キャリーアウト」(テイクアウト)のライン。
電話で予約したりして取りに行くことも出来ます。
作り置きなど全くしない店なので、注文を受けてから出来上がるまでにたっぷり40分以上はかかるんです。
なのでジモティは電話注文で、キャリーアウトなのです。
店内はかなり広くいろいろなテーブルがあります。
照明は暗め。
僕が行った時はアジア系のツリーストらしき人が多くて、広東語の若い男女のグループ、韓国語の年配ご夫婦2組などが近くにいました。
どうして分かったのか?
アジア人顔だから?
それもありますが、主には彼らの声の大きさの故です。
近くの白人客が(アメリカ人?)思わず眼を向けるほど、大きな声でのおしゃべりでした。
ピザ屋はたいてい時間は通しで営業していますが、いわゆるランチタイムはもう終了。
(この時で午後4時くらいです)
午後2時までであれば「ミニ・ディープ・ディッシュ・ピザ」とドリンクでUS$6.25++というお得値段も、残念ながら普通のメニューに戻っているので、3サイズあるディープ・ディッシュ・ピザの一番小さいスモールでもUS$14.95~となっています。
(もちろんこの店にもサラダ、パスタ、サンドイッチ、薄いクラストのピザなどもあります)
オーダー後、本当に40分、やってきました、僕のオーダー「ジノスc・イースト・シュプリーム」(Gino’s East supreme)のスモール(US$21.75)。
ソーセージかパペロニ、グリーン・ペッパー、マッシュルーム、トマト・ソースのピザです。
焼いた厚底鍋のままテーブルに運ばれ、ウェイトレスが手早く4つにカットしてくれます。
それにしてもここのは厚みがすごい、「ジョルダーノス」より更に厚い、6~7センチは深さがあるでしょうか。
笑っちゃうようなヴォリュームですが、ま、これを一人で注文する僕が馬鹿なのでしょう。
それに数時間前にも同じものを食べているし(笑)・・・今回のこの店は経験、体験。
食べられないのは承知での入店なので、3/4は箱に入れてホテルに持ち帰り、前に書いたように、ホテルの親切にしてくれたレセプショニストにプレゼント。
(予想以上に喜んでくれたようです、そのくらい地元民には人気の店)
味の比較では「ジョルダーノズ」の方が僕は好き、でも「ジノズ・イースト」の濃厚さも捨てがたく、もしかしたらその差は僕の空腹具合の差程度かもしれません。
これからは一日に2回ピザを食べるなんて無謀なことは絶対にしません(笑)。