シカゴとは1時間の時差があっても、午前11時にはボストン・ローガン空港に着いていた僕。
でもバゲージカルーセルから出てきた僕の愛用の「リモワ」を見てびっくり。
ぼっこぼこで穴まで開いている状態。
「アメリカン航空」の「バゲージサービス・カウンター」に駆け込み、交渉すること2時間以上、何と同型の「リモワ」の新品をホテルまで届けてくれるというところまで話が進み、この件は取りあえず一件落着。
タクシーでボストンのダウンタウン、「バックベイ」地区にある「ヒルトン・ボストン・バックベイ」(Hilton Boston Back Bay)まで行ってもらいます。
ボストンは空港からダウンタウンまでが近く、時間にして15分もかかりません。
ただ空港を出るタクシー料金には空港使用料とトンネル代が計$7.5プラスされるので、丁度$30くらいにはなります。
それに当然プラス・チップです。
「ヒルトン」はもちろん誰でも知っていますが、ここボストンの「バックベイ」地区ではお向かいにある「シェラトン・ボストン・ホテル」(Sheraton Boston Hotel)の方が知名度、規模などすべてが上。
しかもあちらは52階建てというボストン第2の高さを誇り、巨大なショッピング・センターともなっている「プルーデンシャル・センター」(Prudential Center)と直結、「コプリー・プレイス」(Copley Place)までも遊歩道でつながっている便利さです。
こちらは道を隔ててその隣に立つ「ヒルトン」、26階建てで威風堂々としていますが、前述の意味でちょっと旗色は悪いホテルです。
ドアマンは時間によっていたりいなかったり、全体的には大衆路線。
ホテルは3角形の形。
ロビーはさほど広くなく、レセプション・スタッフもコンシェルジュもすべてカジュアルでフレンドリーな人たちばかり。
(・・・ってことは、取りあえずの当たりは良くても、最終的には頼りにならないってこと・・・このことが後で良~く分かる事態もおきます、それはまた後ほど・・・)
チェックインはスムーズ、ここでは部屋のアップグレードとかはなく(エグゼクティブ・フロアのあるホテルでもありません)しいて言えば高層階になったくらいです。
レートは朝食込みの事前支払い料金$263.2++($301.23)。
(実際には僕が予約したこのレートの後に、これより値下がりしたレートがしばらく出ていました)
こんなエレベーターホールを抜けて、僕のアサインされた25階の部屋へと急ぎます。
もちろん部屋へのアテンドが付くようなホテルではありません。
で、ドアを開けると・・・
面白い形の部屋。
3角形のホテル構造の角の部分の部屋のようで、窓が半円形にかなりな広さで広がっています。
部屋のカテゴリー名が「superior panoramic」というのもうなずける作りです。
ホテル自体はそう新しくない感じ、でも近年リノヴェーションが入ったような部屋。
取りあえずの質感はまずまずです。
これは「アメリカン航空」が貸してくれたソフト・スーツケース。
しょぼいでしょ。
僕のようなケースに何回使われたのか、明らかに新品ではありません。
デスクは窓に向いています。
ボストン中心部を流れる「チャールズ・リヴァー」(Charles River)は一部見えますが、川と「ビーコン・ヒル」両方が見える一番ボストンらしい方向ではありません。
その方向の部屋も後で見せてもらいましたが、窓が小さくせっかくの景色もほどほど。
なので景色的にはこの部屋が取りあえず一番良かったことは事実です。
「川+ビーコンヒル」ビューは、後で別の場所から見てみましょう。