ニューヨーク「お上りさん」旅行 アメリカン航空、アドミラルズ・クラブ

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今回のニューヨーク旅行は、たまりすぎたJALのマイル(相当に「陸」マイルも入ってます)を何とか有効に使いたい・・・ということから、JALのマイルで同じアライアンスのメンバーであるアメリカン航空(AA)の特典旅行をするという、ちょっと「捻った」使い方で実現しました。

当然のことながら、いくら冬でも日本人にとってはピーク中のピーク、JAL便での特典航空券はキャンセル待ちも入らないくらい一杯、あるいは特典が使えないブラックアウト時期に引っかかってしまうので、無理でした。

でも、同じアメリカ往復(ビジネス・クラス利用)でもAAなら、JALのマイルで(JALと同じ)80000マイルで取れる、というのです。
これに乗らない手はありません。

50~60万円以上はするチケットが、ただになるのですから。
マイレージの利用としては最高な使い方でしょう。
しかも最近とみに高いサーチャージがなんと、AAの特典券利用だと無料というではないですか。
これで更に約2万円弱が浮いたことになります。
・・・ということで、この年末年始というド・ピーク・シーズンにビジネスクラスの無料航空券で行ってきたアメリカ旅行記の始まり、始まり~~~(笑)です。

<12月30日>
午前中で仕事を終えて、成田空港に着いたのは午後の3時過ぎ。
昨日で出国ラッシュのピークは終わったらしく、以外にも空いています。
AAのカウンターで搭乗手続き。
アメリカ系の会社のチェックイン担当者とは思えない(笑)親切さ、丁寧さで、ある意味ちょっとビックリ。
往路はロサンジェルスで乗り換えるので、その方法も懇切丁寧に・・・・。
有難うございました<あの時の女性担当者様。
スーツケースの鍵をはずし、念のためガムテープで留めてもらいます。
あまり込んでいないイミグレの後、お馴染みのJALのラウンジへ。
僕はAAもJALも加盟している航空アライアンス「ONE WORLD」のエメラルドというステイタスを持っているので、AA利用なのですが、JALのラウンジも使えるのです。
便利です。
(分かりやすいように、AAとJALという略号を使っていますが、本当は2レターコードと3レターコードがごっちゃになっています)
お昼も雑煮だけで出てきたので、またここでおやつ代わりに(笑)と、いつもの和風カレーとタイ風グリーンカレーの合い盛り(笑)、スープとエビカツ・サンド・・・お腹一杯に(笑)。

マッサージ師によるマッサージはもう予約で一杯で無理とのこと、マッサージチェアとインターネットで時間をつぶします。
搭乗時間近くにAAの「アドミラルズ・クラブ」ラウンジへ。

もうほとんど人はおらず、とりあえず雰囲気を写真にパチリ。
食べ物もお皿にとりましたが、さすがにもう口には入りません(笑)。
数分でこのラウンジを退散、搭乗口に急ぎます。

AA特有の黒いレザー貼りシートがお出迎えです。

でも残念、これは従来型の777-300です。
つまりシートがライフラットになる最近導入され始めた新型ではなかったのです。
(帰路はライフラット・タイプの新型機材でした)
でも、この旧型(笑)も150度位は倒れますし、新型よりシートピッツチは広いので、このタイプも悪くはありませんでした。

機内の雰囲気はいかにもアメリカ系・・・・フランクでフレンドリーといえばそうですが、悪く言えば雑です。
例によって機内食写真です。
暖めたナッツの小皿とドリンクのサービスのあと、前菜として寿司、サラダはバターミルク・ドレッシングかオリーブオイルとバルサミコ酢のドレッシングかが選べます。
僕は後者を。
オリーブオイルがカステッロ・モンテ・ヴィビアーノのオイルだったからです。

各種のパンが配られ、アントレです。
牛ヒレ肉、サーモンのリングイネ・パスタ、オイスターソース味のヌードルの3種類からの選択、僕は野菜の付けあわせとともに牛ヒレにしてみました。

まぁ、いかにもアメリカらしい肉質と味ですね。
アメリカ人は嫌いではないでしょう(笑)。
デザートはこのガラスのコップ入り大容量(笑)のアイスクリーム。
ウォールナッツ・クッキーのクランブルがトッピングされています。
解けかかり頃が食べごろでした。
アイスクリームの代わりにフルーツも選べます。

でも、AAのデザートって、ほとんどこのタイプのアイスクリームみたいですよ。
ロサンジェルス(LAX)からニューヨーク(JFK)までの国内線も、トッピングとフレイヴァーがちょっと変わってただけです。
僕はこの洋食のコースを取りましたが、和食も選択できます。
ただこの和食、外人さんにもファンが多いらしく、確実にGETするには事前予約が必要です。
(僕は帰りは和食をネットから事前予約しておきました)
さて、これが2度目の食事。
朝食になります。
AA(アメリカン航空)らしく、典型的な「アメリカン」ブレックファストですな。
オムレツはチーズとほうれん草入り。
ポテトは日本のより美味しいです、パプリカ味。

コーヒーはいつでもこのマグカップで、です。
シンプルなAAのロゴがかっこ良いですね。

映画は「DADDY DAY CAMP」を。
「星の王子様ニューヨークに行く」「ボーイズン・ザ・フッド」「ア・フュー・グッドメン」、最近では「ファイティング・テンプテイションズ」でおなじみのキューバ・グッディング・ジュニアの主演映画です。
分類としてはKIDSとなっていたので、まず日本語ヴァージョンを、ついで英語ヴァージョンで見ましたが・・・・トホホ、英語ヴァージョンの途中で爆睡してしまいました(恥)。
キューバのお父さんは、僕ら黒人音楽ファンには有名な人。
メイン・イングリディエントという70年代に活躍したグループのリード・シンガーでした(後にソロでもアルバムをリリース)。

やっぱり親子ですね、雰囲気と面影がそっくり。
機内のエンタメ系ファシリティーは、日本人にはちょっと貧弱。
長時間フライトなら、その点ではやっぱり日系エアラインかなぁ?
アメリカの大地が見えてきました。
本当に広大です。

AAのアメニティーキットはこんな折りたたみの布製バッグに入っています。
歯ブラシ、ボディーバーム、ティッシュペイパー、耳栓・・・・。

8時間強のフライトで、ほぼ定刻にロス到着。
AA専用のターミナル4に着くので、イミグレも空いていたし、要所要所に片言の日本語をしゃべる人がいて、通関以降もスムーズなコネクションでした。
ニューヨークのJFK空港行きに荷物を預け直して、1つ上の階に。
そこでセキュリティーチェックがあり、あとはもうニュヨーク行きの出発を待つだけです。
免税店や売店もありますが、ごく普通。
で、こういう時は、AAの「アドミラルズ・クラブ」のラウンジでしょう・・・ということで行ってみると、あなたは「ファーストクラス・ラウンジね」と特別なアクセス・キーをくれます。
やっぱりステイタスがエメラルドだから?
当然ビジネスクラス・ラウンジより空いていて、サービスも丁重なようです。
まだ新しそうで、天井も高く、とても開放的な空間でした。

アメリカの空港のラウンジにしては食べ物も豊富です。
日本や、香港、シンガポール、ソウル、フランクフルト、ロンドン、ドバイなんかと比べちゃダメですよ(笑)。

もちろんシャワー施設もあるので、汗を流します。
歯ブラシやシェイバーなどはおいてなく、ラウンジのレセプションでシャワー室の鍵とともに借ります。

ロスからの国内線。
満席です。
国内線といえども約5時間のフライト、サービスは海外路線に順じた内容でした。
ただビジネス・クラス以上はこうした食事もドリンク類もDVD貸し出しもすべて無料ですが、エコノミーはすべて有料だそうです。
AAのヘッドフォンはBOSE製で、良い音してました。
(JALのファーストのとは同じBOSEのでも違う種類みたいです)

昼食です。
アントレは僕の選んだROASTED CHICKEN AND SWISS SANDWICHか、GRILLED SALMONか、からです。
量は多いです。
味はそこそこです。
後者のほうはロスまでの機内食で出た「サーモンのリングイネ・パスタ」と同じものようです。
サーモンの下に敷いてあるパスタが実にまずそうで、となりのお金持ちそうな中年女性は、一口食べてため息ついてました。

デザートは例のコップ入りのアイスクリーム。最後にGHIRARDELLIのチョコレートが配られます。
ところで、アメリカ人、GHIRARDELLIって好きですねぇ。
僕にはかなり「安っぽい」味に感じられますけどね。
そしてまた少し寝ると、もうニューヨーク。
ロスとはアメリカ国内でも3時間時差がありますので、ジョン・F・ケネディー空港に着いたのはニューヨーク時間で午後8時半頃。
プライオリティータグのおかげで荷物も早めにピック出来、タクシーの列に並びます。
列は長いですがタクシーはどんどん来るので、待ち時間は比較的短いです。
ただこのAA専用のターミナル8前はごらんのような大喧騒で、日本語の「ニ」の字も無い英語とスペイン語の世界なので、人によっては圧倒されてしまうかもしれない雰囲気はあります。
客引きの声にもめげず、タクシーに乗ります。
市内まではUS$45のフラットレート。
高速代とチップ込みで$55支払うと「苦い顔」、$60払うとニコッとされるようです。
タクシーは小雨のニューヨークを一路マンハッタンへ。
40分弱の道のりでした。

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