NRT-ORD-BOS-LGA-JFK-NRT (44) チカリシャス・デザートバー

スポンサーリンク

この画像(プレス・リリース・フォトでしょう)、最近良く見ません?
ニューヨークで人気のデザートバー「チカリシャス」(ChikaLicious」)の日本店が9月16日、ついに表参道「ジャイル・ビル」 4階に「チカリシャス・ニューヨーク・アマリージュ」(ChikaLicious NY amarige)としてオープン、その店内写真です。

[#PARTS|USER|47383#]

僕はこの表参道店、まだ未体験ですが、ぜひとも行ってみたい店、僕はこの「チカリシャス」というスイート・ショップに長い間興味を持ち続けていたのです。
2009年6月7日付でも、この店への想いを書きました。
それが今回のアメリカ旅行でやっとのことで実現したのです。

この店も「モモフク・ヌードルバー」と同じに、ほとんど何の目立つ看板もなし。
しかも鍵までかかっています。
ドアには小さなロゴだけ、大きな一面のガラス窓はありますが、気が付かないと通り過ぎちゃいそう、通りの向かい側にある「チカリシャス・デザートクラブ」(ChikaLicious Dessert Club)の方が圧倒的に目立つくらいです。
「モモフク」から歩いて数分、近くにニューヨーク風チーズケーキの名店「ヴェニーロズ」(Veniero’s)があるのに、そこにも寄らず、ここへです。
で、ここ、何故にそんなに魅力的?
それはこの店がレストラン・ガイド「ZAGAT」のニューヨークのデザート部門で毎年トップの座にいるからということと、オーナー・パティシエ(パティシエール)が「チカ・ティルマン」さんという日本人女性だからです。
寿司カウンターのようなカウンターで、プレデザート、メインデザート、プティフールのスイーツ・コースを楽しむ「デザートバー」という斬新なコンセプトが大ブレイク、店の前にはいつも長い行列。
予約は受け付けず「first come first serve」、店のHPには待ち時間の目安まで入っているほどです。
遅い時間ほど混むので、僕は雨の日という客の少なさと夕方という時間を見越して、ステーキ・ラーメンと食べた後でも(笑)、今回のチャンスを逃したくなかったのです。
僕の予想通り、この日は店の前に誰もいない・・・思わず安心してドアを開けようとすると、前に書いたように鍵がかかっている。
本当です。
もちろん席さえ空いていれば、(客の風体を見定めたうえで?)すぐに鍵は開けてくれますが・・・。
値段は3コースで$16、ワインを合わせるとプラス$8です。
まずプレデザートは、アーモンド・パンナコッタにピーチティ・シャーベット乗せ。

うん、美味しいけど、普通の美味しさかな。
食器はいろいろなデザインの物を使用、頼んだ紅茶(アールグレイ)はこうして出されます。

たぶんチカさんのご主人と思われる方が、とても親切に微笑み一杯で運んでくれます。
メインはプリフィックス・スタイルで、数種類のデザートの中から選びます。
僕のオーダーは温かいチョコレート・タルト、付け合せはピンクシャンパンのアイスクリームと赤ワインソース。

中央の存在感あるオープン・カウンターで、パティシエールの盛り付けと臨場感を楽しんだり、オープンキッチンならではの作りたてスイーツの美味しさを楽しむのも魅力の一つですがここはデザートバー、まず出されるスイーツが美味しくなければいけません。
出来れば抜群と思わせるほどに・・・。
そういう意味から言うと、本当に普通の美味しさなんです、何度いま思いだしても・・・。
この3皿めのプティフールもそう、どれも上質に作られていて、アメリカで一般的に食べられるスイーツとは一線も二線も画しているけれど、日本やヨーロッパで沢山の上質なケーキを食べていると・・・です。
僕の長年の想いが強すぎたのでしょうか、でもとても心和む、そう、幸せ感のあるデザートバーでしたよ。
それに見てください、このチカさんの優しい笑顔。
これだけでも癒されちゃいますよね。
とても厳しいと言われるニューヨーク・レストラン・ビジネス界を生き抜いてきたとは思えないほどです。
個人的には抜群と思えるほどではなかったですが、行列さえなければ、また足を運んでみたい魅力に満ちたお店でした。

★http://www.chikalicious.com/

タイトルとURLをコピーしました