ニューヨークの夜も更けてきています。
今夜は僕のアメリカ旅行最後の夜、もちろんその最後を飾るべく、僕の好きなR&B系のライブを「BBキング・ブルースクラブ&グリル」(B.B. King Blues Club & Grill)に見に行く予定にしています。
場所は42丁目、そう、「ヒルトン・タイムズスクエア」(Hilton Times Square)の真向かい辺り、マンハッタンでも一番賑やかな場所の一つにそのライブ・クラブはあります。
雨にもかかわらず、「タイムズスクエア」は大勢の人、そしてネオンの洪水。
同じネオンの洪水でも、どこかニューヨークのは違います。
実はここでも僕の不幸はあって、当初予定されていた「ネクスト」(Next)というグループの「RL」と、「702」というグループの「メーラ」(Meelah)がゲストで出演するはずの「R&Bナイト」が突如キャンセル、別の出し物に代わっていたのです。
ただ唯一の救いは同じジャンルからの代演アーティストで、「グルーブバフェ」(Groove Buffet)というオールドスクールR&Bのバンドだったことです。
チケットを買いに地下に降りてゆくと、階段には最近出演したアーティストのフライヤーが・・・。
これがこの日の代替えアーティスト。
R&Bというジャンルの中でも、60年代から70年代初期にかけての「ソウル・ミュージック」や「ジェイムス・ブラウン」タイプのファンキー全盛だったころの音を目指すバンド&シンガーです。
客はそこそこの入り、観光客半分強に、以外にもバンドそのものの地元ファンも駆け付けたようで、一番前の席で終始興奮状態、熱狂的な応援を送っていました。
バンドは白人、リード・シンガーのみ黒人で、どうやら彼の名前は「Sean Jenness」というようです。
ここは最低消費額が確か$20と決まっているので、お腹は一杯なのですが飲み物の他に「Panko Crusted Fried Chicken 」というものも頼みました。
予想とおり「Panko」はパン粉でしたよ(笑)。
あとポーク・チョップには「Kurobuta」なんてメニューにありました。
日本語の浸食、おそるべしです。
で、チキンの方はアメリカにしては美味しくなく、満腹ということもあってほとんど残すことに・・・。
バンドは昔懐かしいヒット曲を連発、客をあおりにあおります。
バンドの雰囲気を「YOU TUBE」の画像でどうぞ。
女性シンガーがいないだけで、雰囲気はまさにこんなものです。
客席の後ろの長~~いバーカウンターも雰囲気あります。
ライブが終わって外に出ても、まだ雨。
さぁ、これからどうしよう。