4時間石垣
沖縄に行くのに、人気の石垣便が取れたので、お昼過ぎまでレンタカーで石垣をめぐったあと、昼過ぎに沖縄へ移動、夕方那覇で短い用事を済ませ、最終の一つ前の便で羽田に戻るという強行軍の一日でした。
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ここからは11月27日に書いています。
羽田・石垣の直行便はなかなかチケットが取れないので有名ですが、バーゲンフェアを利用、18600円でGETできたのは幸いでした。
しかも席がバルクヘッドの1Kだったので、席を詰め込みすぎの感がある737-400(通称「734」)では、最高に楽な3時間半でした。
搭乗したJTA便です。
降機すると、そこはまさに「南国」、羽田と石垣の温度差は20度近くもありました。
小さな石垣空港、隣にはこれまた小さな小さなRAC(琉球エアコミューター)機が。
多少の遠近はあるにしてもバスの大きさと比べてください。
このRAC機はこれからどこに飛び立つのでしょう。
レンタカーを借り、名所めぐりへ。
まずは鍾乳洞。
フラッシュをたくとこんな感じ。
とにかく人(客)がいなくて、独占状態。
「怖い」というほどではありませんが、なんかちょっと・・・・。
これは「やりすぎ」でしょう。
全体の印象としては、沖縄の玉泉洞より小さいじゃん・・・って感じで、フツーのショーニュウドウ(笑)。
ブーゲンビリアは一年中咲いているようです。
景勝地の川平(かびら)湾へ。
観光バスとも出会わないし、ジモティーの車もあまり通らないので、スムースに予定時間通り到着しました。
グラスボート屋さんが並んでいるので、すぐに出発できる店で。
1000円。
朝まで大雨だったとのことで、やや水がにごっている感じ。
でもこのキレイさ。
大きなシャコ貝もたくさん。
グラスボートが出向してしまうと、この静けさ。
波の音だけが聞こえてきます。
川平湾のあと、車を米原ビーチへ。
浜辺は一面の珊瑚のかけらで埋め尽くされていました。
人もほとんどいません。
米原ビーチの後は、「米原ヤエヤマヤシ群落」を見に行きました。
石垣市米原に群生するヤエヤマヤシ。
八重山諸島にのみ自生する一種一属の珍種のヤシだそうで、国の天然記念物に指定されています。
亜熱帯のジャングルを思わせる景観と森の静けさが神秘的な場所でした。
ヤシ群落に行く途中に、クロトンの栽培畑を通りかかりましたので、車を降りて一枚。
クロトンは本当にいろいろなカラーがありますね。
実際にはもっと良い感じの色合いのクロトンでした。
クロトンのむこうは扇芭蕉。
タビビトノキってやつですね。
ずいぶんの水が蓄えられていると聞いています。
なんと自生のヒカゲヘゴも見つけちゃいました!
石垣って、植物好きにはたまらないところですね、もっと時間がほしかった・・・。
ヒカゲヘゴはシダ類に属してて、ヘビのようなというかトロピカルな文様が人気の植物です。
道端に車を止めてても、すれ違う車もありません。
遅めの昼食は車を返す空港のすぐ近くにある「石垣屋」で。
内装もおしゃれだし、堀コタツ式のテーブルから庭を見ると、ここでもブーゲンビリアが。
炭焼きの石垣牛150グラム。
う~~ん、僕の舌が肥えすぎかな。(それとも味音痴?)
そう「特別」とは思えませんでした。
でも、塩で食べるのは以外に美味しかったです。
たった4時間の石垣島、今回も短時間で「濃~~く」楽しむことができました。
沖縄そば 御殿山
那覇で短い用事のあと簡単な夕食をと思い、沖縄三越の裏にできた「沖縄そば博物館」なる、いま流行のフード・テーマ・パークにいってみました。
全体的にはイマイチ、果たして将来も営業できるでしょうか?という印象です。
理由は
★いままで別の用途で使っていたことが丸わかりの簡単な改装。
★閑散として活気のない、だだっ広い客席。
★ターゲットは観光客?ジモティ?双方?
★6(~8)軒の「沖縄そば」屋が並ぶが、見た目どう見ても子供の手書きみたいな看板の店があったり、全体的にかなり素人くさい
★サービス・スタッフも素直といえば素直、基本的に相当素人
首里の儀保交差点から丘をあがったところにある、古い沖縄の雰囲気がよくでた店(本店?)に行ったことのある「御殿山」(これで「うどぅんやま」と読むそうです)を選んでみました。
そこの「リブステーキすば」です。
沖縄では「そば」といわず「すば」というらしいです。
透明感のあるわずかに白濁したスープは豚骨と鰹節、味付けは醤油と塩でしょうか。
麺はボソっとした食感の太い平打ちのいわゆる沖縄麺です。
解説によると、ここの麺は、かん水のかわりにガジュマルの灰(木灰「もっかい」というらしい)の上澄みを利用した、沖縄古来の作り方を伝承した自家製麺だそうです。
普通の「すば」でもいいかと思ったのですが、夕食代わりにしたかったので、肉三昧のこのメニューにしました。
油気が少なめでいて十分ジューシーな三枚肉と、本当は手で持ってかぶりつきたいリブの組み合わせは、素朴な「すば」をより若者向きにして、悪くないと思いました。