・・・って聞かれたので、ちょっと説明を。
雲南省は中国西南端にある省で、省都が昆明です。
ベトナム、ミャンマー、ラオスと接し、また四川省、貴州省、広西省と接しています。
ベトナム、ミャンマー、ラオスについてそれぞれ国境があり、ベトナム、ラオスは日本人の国境通過は可能です。
中国でありながら、旅行ガイドなどで東南アジア圏として扱われることも多いようです。
渡航先として中国国内はもちろんのこと、日本を含めた外国からも多くの観光客がやってきます。
世界遺産に登録されている「麗江(リージャン)」、バックパッカーに大人気の「大理(ダーリ)」、シャングリラ「中甸(チョンディエン)」、中国の中の東南アジア「シーサンバンナ」、中国の奇景カッパドキア「石林(シーリン)」、2003年世界自然遺産に登録された「三江流域」など、パックツアーで良し、個人旅行で良しのところです
少数民族が多いことでも有名で全人口の3分の1が少数民族、それ以外が漢民族です。
全部で26の少数民族がすんでいて、少数民族の中ではイ族が一番多く(400万人:全人口の約1割)、続いて白族、ハニ族と続きます。
北はチベット族の住むチベット圏の高地から、南は今のタイ人の源流となるタイ族の住む地域までさまざまな地域があり、雲南を観光することで、チベットと東南アジアの雰囲気を一度に楽しむことができます。
皆さん、これで昆明あるいは雲南省についての地理的なところはお分かりでしょう。