ここでも何回か取り上げたタコライス。
もちろん沖縄発祥の料理です。
なんでも沖縄では学校給食にまで採用されているといいますから、沖縄では非常に一般的な料理。
沖縄の伝統的な(そして、値段の高い)郷土料理なんかを食べるより、ずっとチャンプルーな沖縄の風を感じられる料理と、僕は信じています(笑)。
基本的には、油を引いたフライパンで牛挽肉・ニンニク・玉葱・ピーマンなど(もちろんその店によって微妙に違います)を塩・胡椒・チリパウダーなどで味付けしながら炒めたいわゆる「タコミート」を、お皿に盛った米飯の上にタコミート、千切りのチーズ、千切りしたレタス、半月切りのトマトなどを順に載せ、潰したトマトとケチャップ、タバスコなどで作ったサルサをかけて食べる料理です。
タコミートとサルサの辛みをレタス・トマト・チーズで緩和して、米飯と一緒に食べるものと言われていますが、レタス・トマトを載せたのは地元客の要望によりサービス感覚で始められたものと聞いています。
もともとは米飯とタコミートのみで、今でもレタスなどのトッピングが別料金となる店もあるのだとか・・・。
食べ方の感覚としてはドライカレーなどに近いものがあり、実はこれも某カレーハウスのタコライスです。
強烈なタコライス・ファン同士は(笑)、チーズとレタスの順が逆になっているとか(ご飯、ミート、チーズ、レタスが正しい)、タコミートがケチャップ風味なのは許せない・・・とか喧々諤々ですが、確かに僕もご飯とミートの熱でチーズが溶けずに食感が悪くなっているのはいやです。
ここのは(どこのだよ!笑)アイスコーヒー付で600円くらい、チーズの溶けは余りよくなかったですが、まずまず好きな味のタコライスでした。
沖縄ファンの皆様、さぁこの食堂は????(笑)
この日は本当に忙しくて、写真など取ってる暇もないような、ハード・スケジュールな出張でした。
朝飯は羽田空港のここで、麻布のモンタボーのパンをかじっただけです。
バゲットにシチューが入っているシチューポットとパニーニ。
こういうのを暖めてくれたらもっと良いのに・・・作ってそう時間がたってるとは思わないけど、暖かくないパニーニってのも・・・。
そういうのを選ぶお前が悪い?
そりゃそうですけど・・・・(笑)。
ひとりになれた飛行機の中は、これで。
左の日本アジア航空の雑誌「ASIA ECHO」はこれが最終号です。
ご存知のように3月一杯で日本アジア航空(EG)はJALインターナショナルに吸収合併され、1975年から32年続いたEGの歴史にピリオドが打たれるわけです。
僕も台湾に行くとき何度となくお世話になりました。
その機内誌の最終号となれば・・・もちろん永久保存です(笑)。
右は、音楽ファン向けの本。
テッド・ジャレットというナッシュヴィルを中心に戦後の北米黒人音楽シーンに多大な影響を残したプロデューサーの自伝本です。
なかなかチャンスがなくて読めなかったのを、今日は一気に・・・。
忙しさの合間になんとか近くにあるJUSCOまで行けたので、いつも買う定番の沖縄系食い物の買出し(当然空港より激安)と、今日はここでも買物。
地元のお菓子屋「JIMMY’S」です。
ここのクッキーが素朴な味でとても美味しかったので、今日は沢山売っている生ケーキは無理として、パウンドケーキやマフィンを買ってみました。
どれも味は実に素朴、料理上手なママが作った感じの手作り感も残っているようなケーキで、とにかくどれもずっしり重く、ボリューム感もタップリ。
他所行きのお菓子じゃなくて普段のおやつ感覚でたべられるケーキで、それなりに美味しくいただけました。
あと特筆すべきは沖縄プライス、どれも東京などと比べると相当安い値段が付いていましたよ。