行くのはシンガポールです

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ホテラバさんには簡単に見破られちゃいましたが、来週行こうと思っているのはシンガポールです。
チケットがJALの午後便利用で43000円と激安だったので決めました。
仕事はありません。
すべて「遊び」です(笑)。
しかも僕一人の旅行です。
だから好きなように好きなことが・・・(笑)。
でも僕の場合ゲイラン地区に行くわけではないし(笑)、まぁ最近のシンガポール・グルメを堪能したい、というのが第一の目的かもしれません。
そういう意味で、シンガポールに着いたらこの本はすぐ買いたいです。
内容はグルメ・ガイド、バンコクのプリンス・タナシーの本のシンガポール版とも言える「マカンスートラ」という本です。
特にB級グルメのガイドとしては現地の人も舌をまくほど・・・と聞いているので、ぜひぜひ・・・なのです。
で、調べてみると僕がこのブログを始めてからでシンガポールは今度で3回目。
以外に行ってますが、ほとんどがトランジットでの滞在で、滞在は24時間以内でした。
今度も実は2泊3日とは言うものの、実質40時間くらいの滞在。
僕の性分とはいえ、このウルトラ・ショート旅行好きには、自分であきれてしまいます。
つまりは、一日でも自分の自由になる休みの日があれば、もう無理やり旅行してしまうという・・・(笑)。
2007年のお正月のシンガポールで気に入ったこのチキンライス屋とか

このバクテー(肉骨茶)屋

にまた行けるでしょうか。
でも、たとえ「マカンスートラ」で高評価でも、同じところに行っていたのではシンガポールを食べきれません(笑)。
別のところを開拓しなければ・・・。
今度は最初の日のホテルがチャイナタウンにあるので、マックスウェル・フード・センターあたりの攻略が鍵かと思っています。
さて、どうなりますことやら・・・。

カトンも行ってみたい

短いシンガポールの滞在をどう過ごそうか、仕事の合間に同僚に借りた数年前の「るるぶ」なんかを見始めました(笑)。
でもなぁ、いまいち僕の求めているもの(何?)の記述は少な目です。
ロンドン・アイを抜いて世界一の観覧車になったシンガポール・フライヤーあたりは、天気がよければ乗ってみたい気はしますが・・・。
で、唯一興味を引かれたのが、カトン地区あたりに残るというペラナカン・スタイルですね。
ショップハウスのデザインのような外観も、ニョニャ料理のような料理のスタイルも・・・・。

詩人の金子光晴は、昭和初期に東南アジアを放浪旅行した記録を「マレー蘭印紀行」として著していますが、その中にカトンについて書かれた一項があります。
とても興味を引かれる文章なので、ちょっと引用してみます。

・・・・タンジョン・カトン(タンジョンは崎、カトンは亀、亀が崎とでも称ぶのだろう。)の風景は、シンガポール名所絵葉書のおさだまりだ。椰子の葉越しの月、水上家屋、カノー、誰しもすぐにセンチメンタルになれる、恋愛舞台の書割のような風景である。
カトンは、シンガポールの東郊で、海沿いの静かなバルコニーをなしている。シンガポールに立ち寄る客たちは、第一の夕の歓待を、日本庭園を模したアルカフ・ガーデンの料亭か、このカトンで受けるのである。
すず風の尾鰭のながながとなびく海浜の、ところどころにバンガローがある。籐椅子をならべ、テラスにあつまって、別荘や、閑静な住宅の西洋人たちの一家団欒のさまが、浜づたいに手にとるようにみえる。モダーンな支那富豪の邸宅がある。桟橋づたいに水に乗り出した日本料理屋の軒には、岐阜提灯にうつくしく燈が入る。ほつ、ほつという三味線の音が、水のうえをわたってきこえてくる・・・・・

ウァオ!エキゾチッ~~~ク!(笑)
僕は過去にも一度このあたりを訪れたことがありますが、もう一度詳しく見てみたいのです。
出来れば裏通りにも入って・・・。
僕の好きなこの店はまだあるでしょうか?

ドリアンパフの店です。
「プテリ・マス」という名前だったと思います。
濃厚なドリアンのクリームが一杯のシュークリームです。
あぁ、口の中につばが・・・(笑)。
最後に、ご存知とは思いますが、ペラナカンの説明を・・・。
その昔、中国からマレー半島へと新天地を求めて渡ってきた中国人たちが、現地のマレー人女性と結婚し、マレー・中国の混血文化が生まれました。
一般的にこれをペラナカンといい、より正確に言えば、中国人との混血だけではなく、インド人との混血もまた「ペラナカン」と呼ばれるそうです。
ペラナカンについて興味のある方は
http://peranakan.org.sg/index.php?option=com_frontpage&Itemid=1
を参照していただきましょう。
これはペラナカン・スタイルの歴史的な写真、僕はこういう古い写真とか大好きなんです。

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