バンコク気まま旅  ボートで運河の奥深くに・・・・

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川沿いのヒルトンをチェックアウトして、街中のコンラッドに移動。
このチェックアウトの午後2時ごろという時間、ちょうど川沿いにいる、天気もまずまず・・・などの状況を生かして、ファラン(西洋人)向けのツアー(解説が英語オンリーということ)のようですが、あるボート・ツアーに参加しました。
出発は午後2時ジャスト、ヒルトンの向かいのリバー・シティ-のピアからで、値段は一人495バーツ也、のツアー(2時間)です
自分にとっては最高に条件の整ったツアーだったので、この話を聞いて即電話で申し込んだのです。

時間になると沢山の人がピアに集まり始めますが、それぞれ胸につけているワッペンが違います。
ツアーの催行会社が違うのでしょう、それに行き先も違いそうです。
僕らのボートは定員の約半分くらいのお客、ガイドさんは自分で織田裕二に似ているという(笑)若い男性でした。
英語はネイティブではないものの、とても分かりやすい英語でした。

適度な川風に吹かれながら、ボートはチャオプラヤ河を北上していきます。
左にワット・アルン(暁の寺)

右にワット・プラケオ(王宮)と見所が続きます。
ガイドさんの解説も分かりやすく、知識の整理になります。

チャオプラヤ河から、今度は水門を抜けて、トンブリ地区の細い水路に入っていきます。

ここはまさに生活水路、両側には家々が立ち並び、どの家にもボートが横付けできるような場所(小桟橋?)があります。

だんだん奥に入っていくと緑も濃くなっていきます。
これは各家にあるような桟橋ではなく、公共の待合桟橋ですね。
バス停みたいなものですか・・・。
ガイドが大きい声をあげます。
この辺に生息するオオトカゲです。
うまく写ってはいませんが、緑の中にうごめく大きな姿・・・やっぱりちょっとグロテスクですねぇ。
そういえば泳いでいたり、水辺にいたり、この辺りでは結構見かけました。

両側には低所得者層の家だけではなく、こんな素晴らしいタイ独特のチーク材作りの建物も並んでいます。
こんなところで生活できたら・・・・とは思うものの、蚊は多そうだし、さっきみたいなオオトカゲもいるんじゃぁ・・・・(笑)。

チャオプラヤ河本流よりも速度を落として進んでいくので、風も適度で、実に気持ちよい時間が過ぎていきます。

もう生活感丸出しの家もありますが、さすがに今の家は、どこも冷房完備のようですね。
エアコンの室外機が見えます。

もうすごく田舎に来たような気もしますが、まだボートで20~30分奥に入ってきただけです。
時々子供達が、僕らのボートに手を振ってくれます。
とっても人懐っこい笑顔を浮かべて・・・。

これは水路の交差点、四つ角です。
対向車・・・・ならぬ、対向船です。

ますます奥に入って行き、有名なタリンチャンの水上マーケット(ウィークエンドだけの開催)にも近くなってきました。

ボートはどんどんクリーク(水路)の奥深くまで進んでいきます。

クリークはどんどん細くなっていきます。

この辺はもうトンブリではなくバンコク・ノイという所になるのでしょうか、また広い水路に出ると、なまずが沢山いる場所に差しかかります。
すると、この黄色い服を着たオバちゃんが、なまずの餌としての食パンを売りに回ります。
なまず達、すごい食欲です。
あまりに水面をなまずが覆いつくすと、ちょっとグロテスクですらあります。

今度は船を乗り換えます。

フルーツのおやつを満載した船です。
これでタイのフルーツを満喫しながら、出発点のリバー・シティーまで戻るのです。

この男性の笑みを見てください。
どうしてタイの人はこんなに自然に(?)笑顔が出るのでしょう。

お客の数からして、フルーツは余るほど沢山あります。

マンゴスチンやパパイヤも良いですが、この季節、なんと言ってもマンゴ(タイ語でマムアン)が一押しでしょう。
それにこのマンゴ、色艶も最高の色をしています。

隣にココナツ・シロップのかかったもち米(sticky rice、タイ語でカオニアオ)も置いてあったので、もちろんタイの伝統的なマンゴの食べ方、「カオニアオ・マヌアン」にしていただきました。
アロ~~~~~イ・マークマーク!
激うまです。
何なの、このマンゴ。
買って帰りたいくらいの絶妙な柔らかさのマンゴ、素晴らしいお味のマンゴでした。
あまったフルーツで持ち帰れそうなもの(たとえばバナナ、これがまたすごく熟してて食べごろ、美味しいバナナでした)は、お客に配られます。
船は次第に僕らが出発したリバー・シティー近くまで戻ってきています。
左にオリエンタルのリバー・ウィングの建物が見えてくると、もうこのボートツアーも終了です。
495バーツという手ごろな値段で午後の一時を過ごせるこのツアー、僕は120%楽しめましたね。

アンティーク屋やお土産屋の並ぶリバー・シティーの一角では、なにやらアトラクションの準備中。

時間が合わずに、準備中のところだけしか見られませんでした。
それでも僕がカメラを向けると、ちょっとだけ古楽器の演奏(のまね?)もしてくれました。
ツーリストへの配慮に感謝です。

立ち並ぶお土産ブースもタイ情緒たっぷりで、こういうところはタイの人たちは上手ですね。

ドライフルーツもこうしてディスプレイされると、なんか美味しそうに・・・・(笑)。

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