実は、シンガポールから帰ってすぐ、またバンコクに遊びに行っちゃったのです(笑)。
「遊びすぎ」なんてご批判は承知の上(笑)、奥さんの冷たい眼にも「何か良いおみやげ見つけてくるよ~」と甘い言葉で対抗します(笑)。
実はこれ、前々からの準備に偶然が重なり、急にバンコクに行くということになったという面白い体験でした。
「前々からの準備」というのは、1年間有効の特典航空券のことです。
経路とクラスは変えられませんが、日にちの変更が自由ということで、実は僕はいつもこうした無料航空券を何種類か持っています。
もちろんその有効期限までには使い切りますが、自分の都合の良い時に席が空けば、自由に日付変更して使ってしまいます。
つまり、まず前提として、JALのNRT(成田)-BKK(バンコク)の往路F、復路C(必要マイル7万マイル)の無料航空券を持っていました。
(何故往復ともFじゃないの?それは、バンコクからの帰りはたいてい深夜発の便を選ぶので、Fが付いていない便がほとんど、あるいは付いていてもいつも爆睡してしまうのでFらしいサービスを受けることが無い・・・・などの理由です)
で、ゴールデン・ウィークといえども今年のゴールデン・ウィークはとにかく長い、そのすべてが特典券利用不可のブラックアウト時期ではない。
そんなことから、こまめにHPで席の空き具合、あるいはデスクにTELして直接空き具合を聞いていたりしたら、なんと
突然のキャンセルでもあったのでしょうか、それまで空きの無かった5月1日の往路のFが1席空いたと!
しかも帰りの便はまだ余裕で席が取れると!
なんというラッキー!
もうこれは今年の夏休みに入れていたオリジナルの予約を、日付変更するしかありません。
もうお願いしている間もドキドキで予約が完了したときには、気が抜けたよう(気が小さいんです、僕)でした(笑)。
しかも、往路はなんと1A、ただし機材は744(747-400)、BKK線なので旧式の「JALスカイスリーパー」のシートのほうのFです。
その代わりと言っては変ですが、帰路の機材は最高の773(777-300ER)、それもJALご自慢の「ニュースカイスリーパーソロ」のFのC開放席がGETできたのです。
何でバンコク線にこの機材が入るのか不明ですが、とにかく「やったー!」の一言です(笑)。
無料券利用のCクラスなのに、機材の関係で席だけは、一人掛けのFシートに座れるというわけです。
もうこれは良いことずくめじゃないですか!
当日の成田空港は、ゴールデンウィークというのに(まだ本番ではないですが)、以外に空いていました。
この赤いチケットをいただくと、ますますファーストクラス気分が盛り上がってきます(笑)。
いつものようにラウンジでネットしたりマッサージを受けたり(今回は空いていました)でまったりした時間を過ごし、いざ搭乗です。
席数が少ないのに(12席)、FAの数が多いので、あまりパチパチと写真も撮れません。
JALの旧Fシートはこんな具合です。
ただ失敗したと思ったのは、先頭のこの席、前に誰もいなくて足元の広さは抜群なのですが、↑のようなシート配列なので、前の方ほど人工密集っぽいのです(笑)。
でも、もちろんあの時点でここしか空いていなかったのですから、もしかするとここは最後までブロックされていた良席なのかもしれません。
あるいはこの席の予約を持っていた人の突然キャンセルしたとか・・・。
この足元の広さを見てください、とりあえずは文句なしですよね。
ファーストクラスの楽しみの一つは豪華な機内食、でも以前より随分落ちました。
ローストビーフを切り出していた時もあったし、キャビアも当たり前に出てましたものね、以前は・・・。
FAはチーフが日本人、タイ人がちらほらという構成。
チーフはいかにも経験豊富そうなJALからの出向の人。
さすがに、すべてに卒がありません。
アミューズは小口切りのフォアグラ。
パクチーとの相性も悪くないです。
オードブルは、車海老と小野菜、オマールロブスターゼリーのタンバル仕立て マンゴークリームソース。
さすが彩りもきれい、ファーストの食事はこうでなくっちゃ
日本発のJAL便ということで、和食のコースも捨てがたかったんだけど、今日は洋食のほうに好きなものが多かったんだ。
スープは、トマトチャウダースープ。
スープに反射しているのは天井の照明です。
メインは、和牛フィレステーキ グリーンハーブバターと赤ワインのソース添え(448 kcal)、仔羊肉の香草アーモンド焼きとラベンダーと蜂蜜風味焼きのデュエット(413 kcal)、鯛と海老の香草ムースのほうれん草巻き シャブリワインクリームソース(278 kcal)からのチョイスで、僕は子羊を。
とてもうまくミディアム・レアに焼けていました。
お見事!
サラダもきれいに盛り付けられています。
手がかかっていることがよく分かります。
チーズとフルーツの後にデザート。
今日は抹茶オペラケーキとクウェッチェ種プラムとヘーゼルナッツクリームのクラフティにしてみました。
映画は吉永小百合のお涙頂戴ものを見ているうちに、爆睡。
「たっぷりの涙」を自分自身で確約しながら見始めたのですが、泣くヒマ無し。
出てきたのは涎くらい・・・・失礼いたしました!
で、バンコク到着前に第2の食事として黒豚チャーシュウ入り豚骨ラーメン。
ま、これは・・・・「ラーメン・デ・スカイ」よりは10倍美味しいけど。
アメニティーポーチはまた入れ物が変りました。
中身もだんだん貧弱になっていきます。
今回は帰りのほうも紹介しちゃいますね。
最初に書いたようにこれは777-300ER(773)。
こんなコンフィギュレーションです。
これの一番前の中央席でした。
深夜便だから、窓の外は真っ暗だし、寝るには最適かも。
本当はF開放席ではここしか空いていなかっただけなんだけど・・・。
前はこんなに広いです。
ここでも写真撮るがははばかられるような雰囲気だったので、かろうじて雰囲気を・・・。
HPに載っている席の写真は、こんな風。
もちろんフル・フラットになります。
夕食は簡単なお寿司のみ、ほとんどの人は食事なしでお休みモードです。
朝食です。
フレッシュ オレンジジュース、フルーツ、ヨーグルト コーヒーソース添え、クロック・ムシュー、ダイスポテト、アスパラガス、チェリートマト等です。
でもほとんど食べず。
着陸寸前までゆっくり寝ていました。
ファーストクラスタグで荷物はすぐ出てくるし、その日は成田エクスプレスからの乗り継ぎ時間も最高に短く、家で濃~い日本茶をしっかり飲んでから朝の仕事に入れましたよ。