シンガポールを歩き始めました : オーチャード通り~MRT~ラッフルズ

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ラウンジでの簡単な朝食の後、早速街に繰り出します。
ヒルトンはドアを開ければそこがシンガポール一の繁華街オーチャード通りですから、ロケーション的には本当に最高です。

冷房の効いたホテル内から通りに出ると、ここはさすが南国、曇り空で直接的な日差しはないものの、ジトっとする湿気をを含んだ熱気が襲ってきます。
でも普通に歩く程度では汗ばまないくらいなので、街路樹(?)の緑たっぷり感とあいまって、シンガポールとしては「過ごしやすい天気」に入るとも思いました。
オーチャード通りは今工事の真っ最中、いたるところ囲いだらけです。
この週末に開催予定のシンガポール・グランプリの旗も至るところでひらめいていました。

オーチャード通りを歩くこと数分、シンガポールの主要な乗り物、MRTの「オーチャード駅」に到着です。
駅は日本以上にきれい、清潔、そして分かりやすく出来ていて、最初にデポジット分も払ってしまって下車後返金してもらう料金システムさえ飲み込んでしまえば、全く簡単の一言です。

1日とか3日のMRTやバスへの乗り放題のパス(ツーリスト・パス)もありましたが、とにかく1回1回の料金がデポジットを除くと、近場なら1シンガポール・ドル(75円くらい)程度とかなり安いので、そのつど買うことにしました。
結局そのほうが僕には得でしたね。
シンガポールはタクシーも諸物価に比べると安めなので、急ぐ時、MRTでは乗換えが大変そうな時、荷物が多い時などは、すかさずタクシー・・・この辺は短期の旅行者はケース・バイ・ケースで判断すべきです。

案内表示も沢山あるし、適度に各所に人もいてまたどの人もかなり親切、乗り方は日本とほとんど同じなので、何も迷うことはありません。

「オーチャード駅」から3つ目の「シティーホール」駅で下車します。
案内通りにラッフルズ・シティー(フェアモントやスイソテルなどのホテルがあるところ)を通り抜けると・・・

もう通りの向こうにラッフルズ・シンガポール(一応これが正式名称)のアーケードが見えてきます。
あぁ、あのラッフルズの輝く「白」です。
すぐにシンガポール・スリングで有名な「ロング・バー」の看板も出てきて、「今、自分はシンガポールにいるんだなぁ」の実感がこみ上げてきます。

ここに来ると僕の気分はいつも「お上りさん」です(笑)。

「ラッフルズ・シンガポール」(何度も言いますが、これが正式名称)は、もうシンガポールのことに触れているどんなサイトにも出てくる程ポピュラーなホテル、いやそれどころかシンガポールを代表する観光名所と言い切っても間違いではないでしょう。
だから僕もいまさら書くことも何もないです。
でも、久しぶりにゆっくりとここを訪れてみると、そのコロニアルな貴婦人ぶりに改めて感動を覚えたことも確かですが・・・。

この輝くばかりの白、年配の従業員がかなりな頻度で巡回していて、その隅々まで刷毛でほこりを払っていました。

一部の隙もない完璧なコロニアル・スタイルですね。

ロビーで椅子に座ったり、写真を撮ったりしていたら、ある老夫婦に声をかけられました。
カメラのシャッターを押して欲しいと・・・。

ご主人は車椅子で多分80歳くらい?英国から来られたと・・・。
それも今から40年以上前にシンガポールに住んでいて、それ以来のシンガポールだと・・・。
まさかこんなに高層ビルがニュキニョキ伸びているなんて・・・ラッフルズは昔のまんまだ・・・とか、ややなまりの強い英語で僕にしきりに話しかけてきます。
誰かと話したくて仕方ない感じ。
40年以上前に自分が何度も利用したホテルに今いるのですから、その感激や一塩でしょう。
そしてその感激を誰かと分かち合いたかったのでしょう。
そう思って聞き取りづらい老人の英語としばらくお付き合いをしました。
別れ際に奥様が「長い時間話を聞いてもらって有難う」と声をかけてくれました。
硬い握手の後僕はホテルを出たのですが、ふと振り返ると、何とその老ご夫婦、僕に手を振ってくださっていたのです。
ほんの数秒ですが、僕は振り返らなかった、気がつかなかった。
ごめんなさい<あの時のイギリスのご夫婦。

一面の白、時々の金色、そんなインテリアの中、こんな強い色の赤の生花がとても映えていました。

正面玄関をビーチ・ロードのほうから見たところ。

本当に絵になるホテルですね。
でも僕のシンガポールの旅の本当の目的はこういうところではありません。
このラッフルズの玄関から歩くこと3分、通りにして2本先の「パーヴィス通り」こそ僕の第一の目的地なのです。

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