LOUISIANA MUSIC FACTORY@ニューオーリンズ

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ニューオーリンズ3日目、つまり最終日が一番忙しいスケジュール。
それも本業のコンヴェンションのほうで大忙しじゃないんだから困ったもんだ(笑)!と突っ込まれる前に、「反省はしてます」と書いておきましょう(笑)。
お墓見学の後は、急いで(今日は「急いで」ばかり・・・)デュケイター通りにある、ルイジアナ音楽の専門店「LOUISIANA MUSIC FACORY」に向かいます。
僕はここをもう何年も通信販売で利用しているので、とりあえず実物の店を見てみたいということと、通販でいつも親切にしてくれるリンダさんに、日本のお土産を(安物の扇子です)・・・。
でも、残念ながらリンダさん、6時半で帰宅してしまったということで会えずじまいでした。
後で丁重なメールを彼女からもらいましたが、これはちょっと残念でした。
店内は1階と2階に別れていて、1階では、この店の名前通り、ルイジアナのあらゆる種類の音楽が一同に介されていて、実に壮観です。
コレクター向けの店らしく、ちゃんとアーティスト別、ジャンル別にCDが分けられて、見やすいです。
ただ僕のようにいつもオンラインでその全カタログを見ている人間には、店だけにある商品(オンラインから漏れたレア・アイテム・・という意味)は少なく、わざわざ時間のかけてみる必要はないとの事でした。
2階は更にコレクター向き。

ヴィニール盤や希少盤、SPまでも売っていますが、僕は時間が無いので、R&Bの7インチの箱のみ見てみます。
でも、たいした物はないなぁ(泣)。
時々オッと思っても、値段が高い。
やはり日ごろ地道にネットで世界中から探すほうが、レア・アイテムは集まりやすいようです。
店においてある地元の情報誌で、情報も集めます。
ネットに載っていない小さなイヴェントがかなり載っています。
さすが音楽の街です。
探せば探すほど、どこかで何かやっています。

7時半、時間きっかりに待ちあわせのコレクター氏が到着。
お互い顔は見たことが無いのに、一目でお互いが分かりました。
コレクターには同じ匂いがあるのでしょうか(笑)。
ま、僕はこの街では珍しいアジア顔なのですぐ分かるとしても、相手は普通の白人のオッちゃん・・・それでもすぐに「この人だ」って分かるとは!

彼はいわゆるメモラビリア(memorabilia)のコレクターで、レコードやCDよりも、こういうポスター類、雑誌、楽譜、資料など音楽周辺物のコレクターなのです。
ネット上のあるところで知り合い、今回のミーティングとなったのですが、彼にとってはコレクションの主流ではない「サザン・ソウル~サザンR&B」系のポスターを20枚ほど買わせてもらいました。
値段はmaskmanに言ったら「激安じゃん」というくらいの値段でした。
ただ、これら、実際のコンサート用に街中に張り出されたものを剥がしてきたものばかりです。
だから周囲には汚れと傷、テープの跡などがあります。
コレクターにはきれい(mint condition)なほうが良いのですが、全体にあまり影響のない周囲のテープ跡などは、臨場感のひとつとして珍重されているんです。
彼曰く
「ジェイムス・ブラウンの大判のコンサート・ポスターは、一枚800~1000ドルくらいで売れるんだ。
君の集めているタイプのポスターは人気があるとは思えないなぁ。
僕は個人的には好きだけどね」
と。
いいんです、それで。
彼が「売れる」と踏んだなら、取引価格は急騰しちゃいますからね。
趣味の世界の買い物は、こちらは興味なさそうなふりをして、興味のない人から興味のないものをなるべく安く買うところに醍醐味があるんです。
彼は忙しいらしく、すぐに立ち去り(写真も拒否されました・・・)、僕は20枚とかなり重いポスターを抱え、ニューオーリンズ最期の食事にとなる地元の名店に急ぎます。
ちょうどホテルへの帰り道にあたるのです。

最後にニューオーリンズの免税のことを・・・。
ルイジアナ州はアメリカ国内で唯一、海外からの旅行者に税金の払い戻しを行っている州なんです。
現在1,000店舗以上がタックス・フリー・ショッピングに加盟しており、加盟店での買い物にはこのサービスが適用され、税金の払い戻しを受けることができます。
手続きはとても簡単で、払い戻しの際に購入商品を見せる必要はありません。
ただ僕はニューオーリンズ出発が早朝で空港の手続きするブースがまだ開いて印買ったので、跡で郵送で手続きをしましたけど・・・。
8%分もCASHで(500ドル以下なら)戻ってくるんですから、これは利用しない手はありません。

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