ニュージーランド「超」弾丸旅行 オークランド 街歩き クイーンストリート スカイタワー シティ・アンバサダー

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クイーンストリート

軽くブランチも済んだ後、オークランド一のメイン・ストリート(と言っても全然たいしたことはありません、ただルイ・ヴィトンはあります)であるクイーン・ストリートをぶらついてみます。

ニュージーランド「超」弾丸旅行 ハーバーサイド
フェリー乗り場からプリンセス・ワァーフの先端にあるヒルトンを見たところです。抜けるような青い空、白い雲、係留されている帆船、まさに夏のイメージそのものです。それでいて湿気が全くありません。人も多くありません。のんびりしてい...

この重厚なフェリー・ビルディングを出てキュー(QUAY)ストリートを渡ると、これまた重厚なクラシック・ビルの「ブリトマート駅」があります。

そのクラシカルな外観に比して、中はこんなにモダンな作りです。
こういうタイプの建物は多かったですよ、外はクラシック中モダンってやつ。
どこもかしこもとにかくきれいで、ゴミ一つ落ちてなく、人も少なめ。
こういうところで生活している人が日本に来たら、さぞビックリしちゃうでしょうね(苦笑)。

ニュージーランドのお土産といえば、マヌカ・ハニーとこのALL BLACKS関連グッズ。

道沿いの小さなショッピング・モールも、どこかイギリスを思わせる作りです。

クリスマスは夏のニュージーランドにもやってきます。
でも、何かちょっと変な感じですね、季節が逆っていうのは。

ビルの谷間に逆バンジーがありました。

クイーン・ストリートをヴィクトリア・ストリート方向に曲がると、見えてきました。
オークランド一のシンボル「スカイタワー」です。

スカイタワー

オークランドを歩いていると、かなりな所でこの「スカイタワー」が眼に入ります。
そして、方向の目印となります。

高さ328m。
南半球で最も高いこの「スカイタワー」は、1997年に完成したオークランドのシンボルです。
夜にはイベントに合わせてライティングの色を変えて、街を彩ります。
この「スカイタワー」のある場所は、カジノ、ホテル、映画館、レストランなどが軒を連ねる一大娯楽コングロマリットの「スカイシティー」。
(この辺りだけが、オークランドで深夜まで店が開いている地域のようです)
そのエントランスにも大きなクリスマス・ツリーが飾ってありました。

お土産屋を通ってチケット売り場へ・・・というのは商売上手。
子供達はもう、売り場のキャラクター商品に目が釘付けです。
地上186mのメイン展望台と、地上220mのスカイデッキから、オークランドを一望できるのですが、どちらにあがるかで値段が違います。
これは上海の時もそうでした。

チケットを買って、エレベーターで上に。
上海のような仰々しい仕掛けはなくて、その辺とてもシンプルです。
エレベーターのドアが開くと・・・

僕のような「高いところ好き」が涎たらしそうな光景が360度広がっています。
写真真ん中の埠頭先端がヒルトンです。
ここから歩いてきたわけです。

オークランド・ブリッジもこんなに小さく・・・。

ここにもこういう仕掛けがありました(笑)。

あとここの名物が、安全装置を付けてビルの谷間に飛び降りるスカイ・ジャンプとかビルの縁の部分を歩くスカイウォーク。

あっ、この人、これからジャンプするようです。

誰かジャンプしてこないかしばらくは待ってみたのですが、残念、僕のいた時間には誰もジャンプもウォークもしていませんでした。

シティ・アンバサダー

オークランドで困ったことができた時、この赤いシャツ姿の人を見かけたら、すぐ相談に乗ってもらいましょう。
オークランド・シティー・アンバサダーと呼ばれる人たちです。

彼らは、オークランドで困っている人を助けるためにパトロールをしている市民ヴォランティア。
道案内や落書き、破壊行為、路上での違法取引防止など、街の風紀を乱す行動を監視するために存在しているんだそうです。
日本語だと「街角大使」?
調べてみると、オークランドの街角大使は、アメリカのニューヨークにある同様のシステムをお手本にしたもので、1999年に発足されたそうです。
街の治安が改善された、オークランドに好感がもてるようになったと好評で、現在ではニュージーランドの他の都市、ウェリントンやハミルトンでも市職員によるパトロールなど、形を変えて街角大使の制度が採用されているそうです。。
僕の感じでは、人が集まるクイーン・ストリート、ブリトマート駅やヴァイアダクト・ハーバーなどで、その姿を見ることができました。
とてもフレンドリーな人たちでしたよ。

セントメアリーズチャーチ~ホーリートリニティーカシドラル

オークランドにはいろいろなバスが走っています。
シティー・サーキットと呼ばれる観光用の無料ハイブリッド電気バスもありますし、ザ・リンクという1.6ドルで乗れるバス網も便利ですし、ちょっと遠くまで行くにはこのような市バスもあります。

そして、この他にオークランドの主要な観光スポットをめぐる、一日乗り降り自由の音声による(英語のみです)ガイド付き観光バスの「エクスプローラー」というバスがあり、僕ら観光客にはとても便利です。

ご覧の通り一日券が35ドルと随分高い料金設定ですが、観光客が行きたいところをほとんど網羅しているので、使いようによってはかなり安上がりとも言えます。
運行ルートは以下の通りです。

そのエクスプローラー・バスの中はこんな感じ。
音声ガイドはあらかじめ録音してあるテープを使っています。
僕は午後から乗ったので、バスの運転手、28ドルに負けてくれました。
チケットにも28ドルとちゃんと書いてある正式なものだったので、乗る時間の少ない客にはこの値段で販売しているのでしょう。

ケリー・タールトン辺りから見たオークランドの中心地です。
水族館、ペンギン、南極体験・・・こんなキーワードに反応する人はここで下車です。
で、僕が最初に降りたのは、ここ。
気持ち良さそうな場所でしょ?
イギリス辺りにありそうな大きな木の下のベンチです。
ここはバスを降りて右がセント・メアリーズ・チャーチという古い教会。
左は新しいホーリー・トリニティー・カシドラルという聖堂です。

まずはこの白く塗られたすべて木製の教会に入ってみます。
うわっ、荘厳な雰囲気!
壮麗なステンド・グラスも素晴らしいの一言です。
クリスチャンではない僕でも、身の引き締まる思いがします。
そして教会中に響き渡る重厚なパイプ・オルガンの音色。
そう、僕はこれを聞きにきたのです。
タクシーの中で読んだオークランドの情報誌にここのことが出ていて、毎週月曜日の午後に(まさに今)、御年84歳になるパイプ・オルガニストがもう40年以上もここでパイプ・オルガンを弾き続けていると・・・。

素晴らしい響き。
僕も椅子に座って、しばらく聞きほれてしまいました。
教会には僕の他には数人だけ。
演奏が終わると拍手したくなる習性を必死で押さえて、曲と曲の間のシ~~ンとした静寂も楽しみました。
いや~~っ、何とも得がたい体験をさせてもらいました。
パイプ・オルガンってすごい楽器なのですね(クラシックには疎い僕)。
教会を出た後は、お隣にある聖堂の方に。

ここは一転、とても現代的なデザインです。
でも素晴らしいステンド・グラスはここでも健在です。
普通の観光コースにはないところにお邪魔しましたが、とても良い体験をさせてもらったと感謝しています。
あのお爺ちゃま、いつまでもお元気でパイプオルガンを弾き続けられると良いですね。
次のバスが30分後に来るので、今度はマオリ族の展示物で有名なオークランド博物館に行ってみます。

オークランド博物館

30分毎に来るエクスプローラー・バスに乗って、今度は80ヘクタールを超す広大な公園「オークランド・ドメイン」の中でも、ひときわ目立つ白い大きなゴシック様式の建物「オークランド博物館」に来てみました。

高台の丘の上なので遠くに海も望めます。
中に入るとこんなにモダンで明るい作り。
思った以上に人がいます。
入場料は寄付だけ。
たいていの人は5ドル(日本円で300円弱)くらいは払っているようです。

ここには南太平洋関係の幅広い展示物が所狭しと並んでいますが、特に素晴らしかったのがマオリ族のマオリ・アートです。

僕はこういうことには全く疎い方なのですが、この素朴でいて繊細なアートにはため息しきりでしたね。

適切な「日本語」ガイドと時間さえあればもっともっと楽しめたのでしょうが、時間の限られた日本人観光客にはMUSTとは言えないデスティネーション、そんな(ちょっと残念な)印象の「オークランド博物館」でした。

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