エールフランス(AF)の機内食に注目です。
それはこのほど発表になった「有料」の機内食。
パリ発成田行きの(他にはドバイ行き、香港行き、リーブルビル行き、ロサンゼルス行き、ルアンダ行きの便とのこと)機内食サービスを拡充して、プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスで従来の無料の機内食に加えて、事前の注文に応じて伝統的なフランス料理など5種類の有料メニューを提供しようというもの。
5種類のメニューとは、伝統的なフランス料理の「トラディション」、エキゾチックなスパイスと海の幸が楽しめる「オーシャン」、オーガニック100%メニューの「ビオ」の他、本格的なイタリア料理の「イタリアン」、ヌーベル・フレンチの「ルノートルセレクション」とのこと。
値段は12ユーロから28ユーロまで。
注文は出発の90日前から前日までで、AFのウェブの「予約の変更、確認」から可能だそうです。
注目の「ルノートルセレクション」メニューの「ルノートル」とはもちろんあの「ルノートル」(LENOTRE)。
9月30日までは夏メニューは
ルッコラとトマトのクーリ
松の実を添えたズッキーニとペッパーのパテ
春野菜と一緒にレモングラスソースにハーブをまぶしたへイクのフィレ
ブドウとデイジーバターを添えたボーフォールチーズのスライス
アーモンドミルクと苺の美味しいフラーゴラ
という布陣だそうです。
10月1日からの冬のメニューでは
オリーブオイルとバルサミコ酢をかけた、みずみずしいキヌアとルッコラのサラダ
ベビーベジタブル
ジロール茸と最高のソースを添えたウィーン風チキンフィレ
ブドウとデイジーバターを添えたカマンベールチーズのスライス
オペラ
に変わるそうです。
う~~ん、なかなかに魅力的な料理名が並んでいますが、美味しいものが欲しければ金払え?(笑)で、通常の機内食がますます簡単で安易なものになりはしないでしょうか。
そしてこの動き、他社に広がりはしないでしょうか。
選択肢が広がるのは良いこととばかりは言えない気もしますが・・・。