ソウル第2食め、「プロカンジャンケジャン」

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カンジャンケジャン(醤油漬けの蟹)と言えば?
やっぱりソウルの新沙駅周辺でしょ。
その中でも特に美味しい!といわれている噂のお店「プロ・カンジャンケジャン」を、ソウル初日の夕食場所に選びました。
ここも明洞などにホテルを取っていると行きにくいん所なんですよね。
今回は三成洞からなので、がら空きの道をタクシーで10分位です。
どうです、このディープな店構え。
でも扱うのは蟹、値段は高い店なのでちゃんとヴァレ・パーキングの係りがいます。
チラッと見ましたけど高級車ばかり、です。
こういう店はたいてい美味しいんですよね。
店に入る前からゴクリです。

実は、ここ「プロ・カンジャンケジャン」はカンジャンケジャンを韓国の地に初めて送り出した産みの親なんだそうです。
社長さんいわく、20年ほど前はまだ蟹を醤油につけて食べる習慣は韓国にはなかったということです。
で、なんか気になるお店の名前。プロとは?もともと「モッポチッ」だったものを、プロ野球がブームだった80年代初期、たくさんのプロ野球選手がやってくるので、いっそお店の名前も変えちゃえっ、ということで「プロチッ」そして「プロ・カンジャンケジャン」にしたということらしいです。
メニューはたったのこれだけ。

さぁ、メインのカンジャンケジャンです。
なんというミソの色!!

もう恥も外聞もなく、ちゅうちゅう啜り、しゃぶり、身を突っつきます。

これはやめられません、止まりません。
醤油も思ったほどしょっぱくなく、これ以上は食べませんが、ミソの部分の芳醇さと身の部分のネットリ感・・・もう「MELLOWな味」と言うしかありません。
素晴らしい。
今度はアルビビンパ(蟹みその混ぜご飯)です。
20000ウォン(日本円で2800円くらい)もしますから超高級ビビンバ、でも食べてみる価値充分です。

カンジャンケジャンは食べやすいようにあらかじめ切って出されますが、その中で甲羅の形そのままなのがあったので

白いご飯を注文して、こうしてみました。

これがまた醤油味とご飯という日本人にはたまらない味で、試す価値充分でした。
ただ塩分接種制限のある方は要注意ですけどね。
最後に辛いタコの炒め物も。

ズッキーニとよく合って、辛い中にほのかの甘さも感じられる、最高にご飯のおかずでした。
店の作りは相当に「普通」な感じがしますが、来ている客層はお金持ち・・・あるいはソウルのリピーター観光客って感じで、そういう意味では「普通」の店ではありません。
でも蟹好きな方は、一度試す価値の充分ある店だといえます。
看板や店のメニューに日本語は「同じ店舗はございません」という言葉(単語)だけ・・・これ、なんかヘンですよね。意味あるのかなぁ。

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