このところ銀座に出ることが多かったので、腰が悪くて最近ほとんど外出の出来ないおふくろさんのために、彼女の想い出の品を、銀座でよく買って帰ります。
「想い出の品」ですから、昔からある定番商品を、です。
最近買ったものでは、「和」では「鹿の子」ですね。
まだおふくろさんが元気で外出出来た頃には、ここの鹿の子と、「空也」の最中は本当に良く買っていました。
僕が行った時も店は年配のお客さんで結構にぎわっていました。
この店の売りは何といっても店名になっている色とりどりの鹿の子、その上品な甘さ、豆の美味しさ、彩のいれいさ、小ささが良いのだそうです。
おふくろさんは中でも「うぐいすかのこ」と「しぼり鹿の子」が好きだったので、それが入っている組み合わせのセットを・・・。
もちろん僕ら夫婦もお相伴します。
こういう夜は、昔話に花が咲きますね。
「洋」では、「WAKOチョコレートショップ」のチョコレートを。
僕もここは数ある東京のショコラティエの中でも、相当上のほうの店だと思っている店です。
(2店舗あります)
いかにもハイブローな「WAKO(和光)」らしく、店内は撮影禁止とのことです。
この日買ったのは「プロヴァンス」という商品。
オレンジ風味のミルクチョコレートと、カカオが香るブラックチョコレートの2種類に、レーズン、アーモンド、ヘーゼルナッツを飾ったものです。
本当に上品で薫り高い甘さに、ナッツの心地良い食感が重なり、これもおふくろさん、相当に気に入ってくれたようです。
今後銀座に行くときにはXXのXXをお願いね・・・などと、やはりスイーツは我が家の最高の潤滑油となっています。