バンコク48時間食べまくり セントラルエンバシー~ラチャプラソン交差点 SAVELBERG

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バンコク2日目にして最終日、「パークハイアットバンコク」の「エンバシールーム」で満足の朝食を食べた後は、またも街歩きです。
まずはエレベーターでホテル直結のショッピングモール「セントラルエンバシー」の6階へ。

取りあえずここはバンコクで一番ハイソなモールでしょう。
トイレだってこんな具合。

一般タイ人はおよそ入ってこないのでは?の雰囲気です。
レストランもいろいろ入っていて、たとえば「鼎泰豐」の隣は名前からしてイサーン料理屋ですが・・・

中はこんなにお洒落な作り。
僕がバンコクに着いてすぐにチムチュム(イサーンのハーブ鍋)を食べたイサーン料理屋とは雲泥の差です。

「ジョエル・ロブション」のパン屋もあります。

向かいはカフェ。

黒と赤のお洒落な作りです。
今度は地下1階に降りて、もうお馴染みの「EATHAI」へ・・・。

少し古くなってしまいましたが、ここが出来た時、「バンコクナビ」はこう紹介しています。

http://www.bangkoknavi.com/shop/324/

セントラル・エンバシーが力を注ぐのが、地下1階にあるフードコート【Eathai】。
提供するのはタイ料理だけというのは、タイでもかなり珍しいフードコートですが、驚くなかれ、タイ全土の郷土料理が食べられちゃうんです。
更に、バンコクの有名屋台(お金持ちが高級車で乗り付けて食べに来るほどの有名店)が集まっているんです!
通りの屋台はちょっと、、、と思っている方や、有名屋台にわざわざ出かけるのは面倒だけど味を試したい!という方にお勧めです。
屋外の屋台に比べると少しお値段が高いですが、それでも100バーツ前後で衛生的な場所で安心して料理を楽しめると思えば、悪くありません!
しかも、フードコートの隣りには、タイのあらゆる種類のお土産が集まっているのも便利で楽しいですよ。
ナビにとっては、日本から遊びに来た友達を連れていく新定番スポットになりそうです!

とありましたが、もう今やバンコクに来る観光客はほとんどここに来てるかのような人気ぶりです。

僕は今回見て歩くだけでしたが、それでも十分に楽しい・・・。
スーパーマーケット風のお土産屋のスペースはどんどん広がって、もうここでほとんどのタイ土産は手に入るかのようです。

ここで買った「ナンバーワン」ブランドのタイ・ティーは連夜僕のリラックスのための友達、濃いめに淹れて、ミルク+砂糖かコンデンスミルク(このために買ってきました)を入れ、ホットで飲んでいます。
次いで、BTSで「チッドロム」まで出て、今度は「ラチャプラソン交差点」周辺を見て回ります。

「セントラルワールドプラザ」前では、ちょうど巨大なクリスマスツリーの準備中でした。

もうそういう季節だったんですね。
実はここの6階にある、皆さんお奨めの「盛悦飯店」(Grand Sanyod)にラートナーを食べに来たのですが、どうにもお腹が空かない・・・。
無理すれば食べられそうではあったのですが、ランチには今回のバンコク滞在中一番豪華な食事を予約してあるので、そちらにお腹を取っておかなければ、なのです。

今度は「エラワン廟」側に移ります。
花輪(プアンマーライ)売りの屋台がすごく少なくなっていましたが、何か規制でもあったのでしょうか。

相変わらずの混み方。

僕はここに来ると、しばらくダンサーの歌とこの楽隊の音楽を聞いています。
僕が思う一番タイを感じる瞬間。
you tubeから似たようなシーンの映像を・・・。

ラナート(木琴)、タポン(太鼓)・・・。

祈っている人は本当に真剣で、カメラを向けちゃ悪いくらいです。

今度は「グランドハイアット」と「アナンタラ」(旧「フォーシーズンズ」)の間に建つ「マグノリア・ラチャダムリ」という60階建てのビルの1階から16階部分にオープン予定の「ウォルドルフアストリアバンコク」の工事の進捗状況を見に行きます。
このブログでも僕がバンコクに行くたびにチェックし、ここで報告しています。

だいぶ出来てきましたね。

もっと奥まで見に行きたいのですが、門番のオジさんが「絶対駄目」と・・・。
ここがメイン・エントランスのようです。
「パークハイアット」のコンシェルジュ(元「グランドハイアット」にいた人、お互いあることで何となく覚えていました)が手を尽くして何か所にも電話を入れてくれましたが、「今お見せできるモデルルームは用意出来ていない」とのこと。
僕も聞いてみるだけは聞いてみる努力をしたのですが、ウェブサイトの予約を見てみると来年の8月からの予約受けつけ。
実際にはそれより少しは早くオープンするんでしょうが、さすがに半年以上前ではショールームは無理なんでしょうね。
有難うございました<「パークハイアット」のコンシェルジュ、XXXさん。
「ウォルドルフアストリア」のウェブもだいぶ出来てきたので、別項で取り上げておきましょう。

http://waldorfastoria3.hilton.com/en/hotels/thailand/waldorf-astoria-bangkok-BKKWAWA/index.html


さぁ、この後は僕の今回のバンコク旅行の食事編のメインエヴェント、ファインダイニングでの食事です。

バンコク2日目にして最終日、この日の午後10時5分にはJAL便で羽田に向かいます。
ということで(どういう接続詞じゃ、笑)旅行最後のランチは(といっても昨日、この日だけのランチですが)、今回の食べ歩きのハイライト、タイ料理ではなくgourmet, modern French restaurant with Dutch touchを標榜する、オランダ人シェフHENK SAVELBERGのバンコク店で取りました。
シェフはオランダで4軒の★付きレストランをやっている、オランダを代表するセレブリティ・シェフ。
そのバンコク店「SAVELBERG」はウィッタユ通りにあり、僕が泊まっている「パークハイアットバンコク」から歩いて約10分という近さです。

もし「コンラッド・バンコク」などにお泊りなら、通りの向かい側、歩いて2~3分くらいなもの。
オランダ大使館とアメリカ大使館の間に建つORIENTAL RESIDENEというサービス・アパートメント内にあります。

とはいうものの実際は別棟で、ORIENTAL RESIDENCEの右隣に・・・。

これがエントランスです。

http://www.savelbergth.com/


入ってすぐのレセプション・カウンター。
コンテンポラリー・デザインの中にPOPなフレーバー・色合いも入ったインテリアです。

店内は髙い天井の開放的な空間で、2面の大きなガラス窓にも囲まれて、実に明るく、エレガントな中にもカジュアルなフィーリングが感じられ、ファインダイニングにありがちな堅苦しさはみじんもありません。
ただしオランダ人のメートルドテルなどは相当に重厚なベテランさん(オランダ人らしく背が高い、僕より高かったです)、彼の眼が光っているので、他のスタッフのサービスもファインダイニングを目指しているというのは分かるものでした。
ただし、ま、タイ人なので、何かと緩やかですが(差別ではありません)。
窓際、この辺がベスト・シートなのでしょうが、ランチタイムにはここは暑すぎます。
いくら冷房してもバンコクの強烈な日の光には・・・。
なので窓際でもこの辺りが一番心地良さそうです。

ウィッタタユ通りの喧噪を見下ろしながら、しっかり冷房の効いたこの席で、ランチをいただきます。
そうそう、店の一角には、古いミシュラン・ガイドを集めたコーナーが・・・。
これはインテリアとしても〇。

ヨーロッパの諸都市のばかりで、東京などのはありませんでした。
使い古された(読む古された)感も良い味を出していましたよ。
僕はEXPERIECEというコースの6品のものを、8品というコースもありましたが、こういう店はメニューにないアミューズもいろいろ出るはずなので、6品の方で充分でしょう、そう考えました。
やはり案の定、メニューにはないものがどんどん出てきます。
最初の一口は、スイカにはハムとチリ。
2皿めのアミューズにはフォアグラ、バナナ・クランチに、オランダらしくヘイゼルナッツが合わさっています。

どれも想像以上の味にはなっていましたが、ガツンと来るまでには・・・。
これは真珠を模しているようですが、実際には、蟹肉、キヌア、林檎などに生姜の泡ソースがかかったものです。

真珠のような乳白色の外側は何で出来ているのか聞き忘れました(すみません)。
アミュースはすべてメニューにもないものなので、メートルドテル自らが詳しく説明してくれるのですが、なかなか全部は覚えきれません。
パンやバターは合格点レベル。

で、ここからがメニューにある料理となります。
最初はロブスターのサラダ。
本当にきれいな一皿で、僕なら庭園風とでも名付けちゃうかもです。
野菜は薄切りにしてロブスタークリームを巻いています。
黒いものはオリーブを模したものでしょう、これも割ると中にはフォアグラが・・・。
ロブスターの質も、茹で方も文句なしです。
ソースには柚子の香りもした気がします。
次は牡蠣。

マヨネース、胡瓜、パッションフルーツで味付られていて、これまた美味しかったですね。
3皿めは平目。

これはブール・ノワゼットのソースとくれば、美味しくないわけがありません。
(ブールはバターのことで、ノワゼットはヘーゼルナッツのこと。ヘーゼルナッツ色のバターってことですね)
カリフラワーなどの付けわせも良く、コースに入ってからの3皿はすべて好みの味でした。

トリュフも少し香ってた記憶です。
次はオヒョウ(HALIBAD)。

これは意表を突く組み合わせて、ピスタチオ、アプリコット、南瓜に、オヒョウとの間を取り持つのはグリーンカレーの泡という一皿です。
個々は美味しいのですが、やや冒険し過ぎかもしれません。
最後の肉料理は雉。
「もう季節的には最後ですが、美味しいと思います」とメートルドテル。

この辺りからはシェフも顔を出してくれ、自らあまり上手ではない英語で(彼はオランダ人)説明をしてくれます。
これもブールノワゼット・ソースで、オランダらしく美味しいとは思うのですが、1つのコースに2回も同じソースを使うというのは、どうなのでしょう。

下にはオリエンタルなスパイスの効いた(五香粉?)マッシュポテト、トランペット茸などの茸、アーティチョーク、ザワークラウトなどが敷かれていて、久しぶりに雉肉を食べましたが、悪くないですね、PHEASANT。
デザートはプレ・デザートとしてバージン・モヒート(ノン・アルコールのモヒート)のかき氷。



次のルバーブを中央に置いたデザートでこのコースは締めくくりです。

ここでも赤い球体のものが、またまたこれを割るとヨーグルト・ムースが出てきます。
シェフはこの手法、好きなようですね、コース中にたびたび出てきました。
サービスは最初から最後まで良く、料理も美味しいと思ったものがほとんどだったのですが、細かく見ると、同じソースの料理があったり、やや冒険過ぎる皿もあったりで、3700バーツ++という高額の価値は果たしてあったか、やや不明です。
でも良いリラックスしたグルメ・タイムは過ごすことは出来たと思っています。
最後にこのレストラン、12月発売のミシュラン・バンコクでどのくらいの評価になるでしょうか?
1★?

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