人気のピエール・マルコリーニの前を通ったら、並んでいる人が誰もいない。
入り口の黒服のオニーサンに聞くと、本当にカフェが空いていると・・・・。
これはチャンス!
普段なら1時間とか待つ人気だものね。
うわさのチョコレート・パフェ。
確かに濃厚なカカオの香り・・・でもしつこくない。
器も冷やされていたり、アイスクリームやムースの柔らかかさがちょうど良かったり、店員の対応も親切だったり・・・・窓際の席もあいていて、狭い空間だけどユッタリした時間をすごせた気がした。
唯一の難点は、あの値段だけか。
PMが「新しい」銀座だとすると、「古い」ほうの代表は煉瓦亭か。
今回は地下に通されたが、レトロ感とはいえないような経年劣化は否めない雰囲気。
クーラーボックスなどがむき出しでおいてあるところは、いただけない。
このカツ・サンドイッチ、昔は(子供の頃)ずいぶん感激したものだ。
もちろん、今も昔の記憶の通りの味で、うまいことはうまい。
でも、僕の舌のほうがいろんな経験を重ねすぎてしまったのだろう。
1250円という値段は良心的だと思う。
レジの前には、背中はすっかり丸くなってしまったが、昔の顔があった。