宿泊はカヴァリエリ・ヒルトン

スポンサーリンク


丘の上に立つカヴァリエリ ヒルトンの正面写真。
8階建て。
部屋数は300室くらい、それでも、小規模ホテルの多いローマでは「大型」ホテルになるようです。
このホテルの評価は相当に高く、値段にも反映していて、エグゼクティブ・フロアで大体500ユーロくらいはするので、一泊75000円に税金。
ホテルの料金が高いローマにしても、これはかなりな値段です。
何度も言いますが(笑)、僕らはヒルトンの6泊無料券で泊まりました。

ピッカピカのロビー。
豪華絢爛の一歩手前って感じ?
ハスラーとかエデン等の保守系豪華ホテルに、米系大型ホテルチェーン・ヒルトンを混ぜるときっとこうなるのでしょう。
僕ら普通の日本人には、エデンとか入っちゃうと、もうどうしていいのか分からないような「クラスの違い」感じちゃいますからね。

ロビー奥のバーのインドア部分とアウトドア部分。
エレガントかつ華美です。

廊下なども豪華ですよ。
8階のエレベーターを降りたところ。


これで午後7時過ぎ、信じられない陽の長さです。
部屋の広さは50平米はないでしょうが、ベランダ部分を含めると、ローマではかなり広い部屋になるのではないでしょうか。
ベッドはやや柔らかめですがが、リネン類が気持ちよく、快眠できました。
TVはここも、流行のフラット・スクリーンTVです。
中国語チャンネルはありますが、NHKなどは入りません。
やはり、日本人客は少ないからでしょう。
事実、僕らのステイ中、誰一人として日本人と思しき人には遭遇しませんでした。


ウェルカム・アメニティーはフランボワーズなどの盛りあわせと、シャンパン。
ヒルトンは、メンバーには良くしてくれます。
ありがとうございます、ヒルトン様(笑)。

浴室はイタリアン・マーブルと金メッキ、使いすぎ(笑)。
古いホテルなので、シャワー・ブースはありませんが、バスタブが大きく、半分プラスチックのセパレーションがついているので、シャワーも大胆に使えます。
もちろんヨーロッパなので、ヴィデも鎮座ましましてるし、タオルのほかにリネンもそろっています。

トイレタリーはエルメスを使っています。
小瓶ながら、毎日山ほど補充してくれます。
ヨーロッパのホテルにしては珍しく、使い捨てスリッパ、それも高級なのがおいてありました。
ただ、最近アジアにオープンしている高級ホテル(例としてコンラッド・バンコク)などの備品の膨大な数に比べると、すべてに少なめです。
もちろん頼めば、いろいろ努力はしてくれます。
一番助かったのが「電気ポット」です。
実はこれはイタリアでは標準装備じゃないんだそうです。
お湯がほしければ、バトラーあるいはハウスキーピングに頼んでください・・というのがホテルの姿勢みたいなんです。
一般のイタリアの家庭にもないものなんだそうです。
水が硬水だから、石灰がたまってすぐに使えなくなってしまうからかな?
僕らは日本茶とか、インスタント・ヌードルを持っていったので、深夜でも「欲しい時にすぐ」沸騰したお湯がほしいわけです。
この「電気ポットがほしい」というのを説明するまでが大変でした。
ハウスキーピングのオバチャンには全然分かってもらえません。
このホテルには日本人スタッフはいませんから、英語で考えます、電気ポットってなんと言うんだろう・・・・・いろいろ説明しますが、分かってもらえません。
そこで「electric boiler」と言ったらなんとか分かってくれたらしく、バトラーさんが、うやうやしく銀のトレイにコーヒー・カップや砂糖・クリーマーなどと一緒に、運んできてくれました。
で、こうなりました。
毎日のイタリアン三昧に疲れると、これが美味しく感じられるのですよ。
涼しいほどのテラスで「赤いきつね」食べると(笑)、ある種「極楽」でした。
ホテルからの絶景

ROMA VIEWの部屋からは(多分70ユーロ増し)バチカンのサンピエトロ寺院のドゥオーモが見えちゃうのです。

拡大すると、こんなです。

テラスの椅子に座って、ローマの街を見ていると、いつまでたっても見飽きません。
夕方のローマ。

もっと夕闇が迫れば、こんなにロマンティックです。

ローマの夜明け

プール

プールの水が冷たい・・・僕ならとても泳ぐ気にならない。
でも日差しが強烈な午後には、子ども達だけではなく、大人もバシャバシャし始める。
でも、ほとんどの人はタダひたすら、日焼け。

奥のヘリポートのほうにまでサンデッキが。
プールサイドにもバーがあるが、もう一段上にはもっとエレガントなバーが。

プールを越して森の奥からホテル棟を見る。

日に焼けたくない人には、こんな素敵な屋内プールも。

さらにSPAのおくには、ジャグジー付きの温水プールとさらに奥に相当広いハマム。

ハマムとはトルコ風のサウナ。
畳50畳分くらいはありそうな広いハマムは、ホテル内には珍しいと思いました。

エグゼクティブフロア

カヴァリエリ・ヒルトンの7階と8階は特別階、いわゆるエグゼクティブ・フロアです。専用のキーがないと、エレベーターはこれらの階には泊まりません。
つまり、セキュリティーは完璧というわけです。
(僕らの滞在中に某国のプリンセスが泊まられており、そのスイートの周辺はもっと厳重に、24時間体制で不寝番役のボディーガードがいました)

当然、無料でくつろげるラウンジがあって、朝の7時から夜の11時までノンストップで飲み物や軽食が提供されます。

朝食、軽いスナック、アフタヌーンティー、イブニングカクテル・・・・。
ホテルの周囲に店がなく、もちろんコンビニのようなものがほとんどない国で、いつでも無料で軽食つきでくつろげる・・・というのは大きな利点です。
僕はヒルトンのメンバーシップの上級会員なので、このエグゼクティブフロアにもUPGRADEされたのです。

もちろん、各種新聞、雑誌、ゲーム、大型TVもそろっていて、さらにはレストランの予約や各種相談承りのコンシェルジュ機能も果たしてくれます。ただ英語が不得意な人には辛いかもしれません(これはこのホテル全体にいえます)。


エアコンの効いたインドアも良いのですが、4箇所あるアウトドアのテラス部分の居心地が最高です。
涼しい朝も、暮れなずんでいく夕方から夜も・・・シャンパン片手に最高のときを演出してくれるテラスです。

コーヒーもよりよりみどり、あらゆるものに対応してくれます。
右がカプチーノ、左がカフェ・ラテです。

タイトルとURLをコピーしました