48時間のバンコク滞在から今戻りました ミレニアム・ヒルトン・バンコク

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今日のホテルはトンブリ地区のチャオプラヤ河畔に建つ「ミレニアム・ヒルトン・バンコク」です。
有名な「ザ・ペニンシュラ・バンコク」から数百メートル上流に位置します。
正確には「クロンサーン」という土地で、タクシーの運転手には「パイ・クロンサーン、ロンレーム・ヒルトン」と言うとたいてい通じます。

河のほうから見上げたヒルトン。
フェンスが張ってあるところは工事中みたいです。
で、今回のバンコク旅行、実は急に決めたのでホテルにこだわっている時間が余りありませんでした。
そういう時は僕が上級メンバーになっているホテル・チェーンが大きな頼り。
ヒルトン、ハイアット、スターウッド・・・・・。
でも日本は3連休絡み、中華圏諸国は春節と意外なピークシーズン、どこも予想より値段が高いのです。
しょうがない、アワードを使う時みたいです。
で、このヒルトン(カテゴリー3)をヒルトンのポイント、25000ポイントで押さえたのです。
つまり無料宿泊です。

PM9:50
工事で長らく中断されてたとはいえ出来てまだ2年、現代的でシャープな中に、タイあるいは中華的なフレーヴァーを入れたダイナミックなデザインのロビーは、まだまだフレッシュさを保っています。
ヒルトンの上級メンバーは、ロビーにあるこのシートでウェルカム・ドリンクをいただきながら座ってチェックインが出来ます。

係りのエスコートで26階の部屋に。
室内も最近のトレンドとタイ情緒をうまく取り入れていますが、若干狭い感じは否めません。

それと先日日本で泊まった六本木のリッツカールトンなどで感じた調度品の質感やディテールの仕上げの素晴らしさなどは、あまり感じられません。
具体的に何か問題があるかといわれれば、全く問題は無いのですが、なまじ最高級なホテルを最近体験してしまったので・・・・。

ベッドはリヴァービューに配置され、その後ろにビジネス机と椅子が置いてあります。
ツーリストだけではなく、ビジネス・トラベラーもターゲットにしている客室です。

盛り沢山のウェルカム・フルーツ。
マンゴーは入っていますが、もっとタイ風の果物を盛れば更に豪華に見えたのに・・・。
贅沢言い過ぎ?

浴室はシャワーブース+バスタブ。
このバスタブがブローバス(ジャグジー機能付き)なのは得点高いです。
かなりリラックスできます。
ただバスタブがユニットバスっぽい安い作りなのは、5★を目指していないので仕方ないことでしょうか。
ここはがんばってるけど実力は4★半、まあペニンシュラの半額で泊まれるのですから良しとしますか。
バスアメニティーはいつものクラブトゥリー&イヴェリン。

部屋からの眺めです。
中央がオリエンタル・ホテル、その奥の超高層建築がステートタワー・ホテル(その屋上に世界最高層の屋外レストラン、THE DOMEがあります)、向かって右がシャングリラ・ホテルです。
これはかなりな絶景と言えるでしょう。
僕の下手な写真の100倍はきれいです。

PM10:10
このホテルにはエグゼクティブ・フロア・ラウンジがあって、僕は無料宿泊ではありますがヒルトンのメンバーシップのおかげで、ここにアクセス出来るそうなので、行ってみました。
夜は11時までオープン。
とにかく広いラウンジで、いろいろなコーナーが有ります。
この部分は、窓が円形に広がっていて(最初の写真の最上階の部分)、チャオプラヤ河が上流から下流まで180度見渡せる所です。

ドリンクをいただきます。
グヮバ・ジュースにリキュールを入れてもらいました。

PM10:50
まだまだ、夜は序の口(笑)。
外に遊びに出ることにします。
日本との温度差は30度くらい、いくら涼しい時期の夜とは言えどバンコクはバンコク、不快ではないくらいのネットリした熱気が体を包みます。
ホテルの桟橋から対岸を結ぶホテルのボートで、BTS(高架鉄道)のサパンタクシン駅までの夜風が実に心地よく感じます。
タイに来たぞと感じさせる上手い仕掛け、これから遊びに行くぞという高揚感(笑)・・・河をうまく使ったホテルの戦略です。

正面の建物は対岸にあるロイヤル・オーキッド・シェラトンです。

AM8:15
旅先の興奮からか、夜が遅かった割には早く起きてしまいました。
窓を開けての景色。
まだ少しモヤってますが、それでも充分に素敵なリヴァー・ビューです。
左から、オリエンタル、奥にステイト・タワー、左中央にシャングリラ、河のこちら側にペニンシュラと、幾多の5★ホテルを見下ろします。

僕はこのホテルに無料の特典宿泊で泊まっていますが、エグゼクティブ・フロアにアサインされたそうなので、エグゼクティブ・ラウンジにバフェ形式のそれなりに豪華な朝食も用意されています。
でも、僕は欲張りです(笑)。
それじゃガマンできません(笑)。
聞いてみるだけ聞いてみます。
「ここじゃなくて、下のFLOWというレストランで朝食取っちゃダメ?」と。
(図々しいって怒らないでください)(笑)
ラウンジの女性、PCのキーボードをカチャカチャ・・・・・
「基本的にはここでの朝食となりますが、分かりました、今回は特例として下のレストランでお食事をしてくれて結構です」と。
多分僕のヒルトンでのステイタスを見たのでしょう。
ラウンジでの朝食は、こじんまりと静かで上質な時間が流れている素敵な朝食タイムになりそうな気もしますが、ここはチャオプラヤ河畔、「リヴァーサイドでの食事」にもあこがれてしまうのです。
ご好意に甘えて、一階ロビー奥のレストラン「FLOW」に向かいます。
「FLOW」の一番の左端からはホテルのすぐ隣にある(一般の)桟橋がすぐです。
これから通勤・・という人で一杯の連絡線が見えます。
乗船賃は2バーツだそうです。

「FLOW」のラウンジ・エリア、夜には大活躍のエリアですが朝はとても静かです。
座ってしばらくはボーッと河を眺めていました。
行きかう船、刻々と変わる川の表情に、飽きることは有りません。

食事はこのエリアで。
河との境の白い霧みたいなものはスモークで、人工的に焚いているそうです。
夜はこれがカラー・ライトアップされます。

やっぱり無理を聞いてもらってよかった・・・・リヴァー・ビューでの食事の開放感は何者にも変えがたいものがあります。

広大なバフェ・テーブルは屋内に有り、より取り見取りです。
隣のファラン(西洋人)は、自分の好みに焼いてもらったオムレツと大きな塊から切り出すハムにかぶり付いていますが、僕は朝はあまりヘヴィーなものは食べたくありません。

でも、ついつい量は食べてしまいます。
和食系もありますし、こうした中華粥や中華風お惣菜もあります。
ホテルの朝食で好きなのがこのワッフル。
すでに焼いてあるのはダメです。
「クリスピーにね」と新たにオーダーして、焼きあがるの待つのです。
少し長めにワッフル・メーカーに入れておいてもらって、端とか表面がカリッとするようにお願いします。

出来たらすぐに、フルーツやプリザーブを盛り付けます。
アイスクリームの用意があるところでは、アイスクリームなんかをトッピングしても最高です。
フォークを入れるとカリッ、中はフワッ・・・今日は最高の出来です。
フルーツもワガママを聞いてもらいます(笑)。
(ワガママばっかり)
すでに切って置いてあるフルーツだけじゃなくて、その日のプレートに出ていない、たとえばこのマンゴ、フルーツの近くにいるスタッフにお願いして特別に冷蔵庫から出してきて切ってもらいます。
こういうこともお願いすれば通ることも多いのです。
もちろん追加料金などは要りません。

お金を払うとするとこの朝食、一人600バーツ以上してそれに税金とサービス料といいますから日本円にして2600円くらい。
もちろんそれが無料でいただけるのですから、ホテルの上級会員になっておくというのも「お得な」旅行をする一つの重要なコツかもしれません。

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